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16Personalities testでESTJって診断されたけど、一体どんな特徴があるの?
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ESTJの自分にぴったりの適職ってなんだろう
この記事では、特性論ベースの性格診断テスト「16Personalities test」でESTJ(幹部)と診断された方に向けて、基本的な性格や特徴、仕事における強み、向いてる職業・避けるべき職業などを詳しく解説します。
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ESTJの適職を理解して、キャリア形成にお役立てください!
ESTJ(幹部)の基本的な性格と特徴
ESTJは、几帳面な性格で組織の秩序を大切にする特徴があります。
ESTJタイプの日本人は全人口の約3.39%とされており、日本国内にはESTJの特性を持つ人はそれほど多くありません。しかし、仕事に対する真面目さと優れた組織力を持つと言われるESTJは、さまざまな職種において貴重な存在として重宝される傾向にあります。
ここではまず、ESTJの基本的な性格と特徴について解説します。
ESTJは真面目で秩序を重んじる
ESTJは、責任感が強く真面目な性格です。仕事においては手抜きや狡猾(こうかつ)なやり方を嫌い、ひたむきに業務に取り組もうとする努力家な一面があります。
論理的な考え方と冷静な判断力を兼ね備えていることから、物事を計画的に進めるのが得意なタイプです。
また、秩序やルールに重きを置いて守り抜こうとするのもESTJの特徴です。外向的な性格を活かしてチームの団結力を高めるイベントには積極的に参加し、周囲への気配りも欠かしません。
ルールに基づいて複数人と行動するのを好む傾向がある一方で、周囲にも秩序を重んじるように求めてしまう場合が多く、少しでも規律を乱そうとする人に対しては厳しい態度を取ることもあります。
ESTJはこのような性格・特徴を持つことから、どんな状況でも周囲をまとめながら物事の良し悪しを判断できる能力に優れているので、チームを牽引する力に長けていると言えます。
ESTJ-A(リーダー型)とESTJ-T(分析型)の違い
16Personalitiesの診断結果は、AタイプとTタイプがあります。ESTJにも厳密には「ESTJ-A」と「ESTJ-T」と2通りのタイプが存在するのです。
ESTJ-Aは「リーダー型」、ESTJ-Tは「分析型」と呼ばれ、2タイプの大きな違いは「神経性の高さ」にあります。
神経性とは、簡単に言うと「細かいことを気にするような気質」を指し、Aタイプは神経性が低い、Tタイプは神経性が高いと言われています。
たとえば神経性が低いESTJ-Aは、ストレスや心配事を抱え込むことが少ない傾向にあるので、常に安定感を求められるリーダーの素質に優れているのが特徴です。
対して神経性が高いESTJ-Tは、心配性な一面があり、情報を冷静に確かめる分析力の高さに定評があります。
基本的な性格・特徴は共通していても、ESTJ-AとESTJ-Tとでは仕事のやり方や強みが微妙に異なるのです。
適職を考える際は、自分がAタイプかTタイプかもよく考慮し、特徴や強みを最大限に活かせる仕事を選びましょう。
仕事におけるESTJの強み
仕事におけるESTJの強みは、次の3つです。
- リーダーシップがある
- 論理的な思考に長けている
- 計画通りに作業を進めるのが得意
仕事における強みとは、これまでの経験で身についた能力や、仕事で成果を出すためのスキルを指します。
強みを正確に把握すると適職が見つかりやすくなるので、ESTJの方は自分に以下のような強みがないか自己分析してみてください。
ESTJの強み1:リーダーシップがある
ESTJは責任感と決断力、そしてリーダーシップがあるのが強みです。
トラブルに直面しても、ESTJは他者を鼓舞しながら協力を促すのが得意なため、自然とチームをまとめて正しい方向へと導きます。また、優れたコミュニケーション能力を駆使してわかりやすい指示が出せるという特徴も、リーダー向きと言われる理由の一つです。
仕事においてリーダーシップを活かしたいなら、できるだけ早く実績を上げて管理職を目指しましょう。
また、個人プレーの仕事よりもチームプレーの仕事のほうがリーダーシップを発揮しやすいので、周囲と協力しながら進められる仕事を選ぶのも大切です。
ESTJの強み2:論理的な思考に長けている
論理的な思考をするのが得意で、問題を現実的かつ多角的に分析できるのもESTJの長所です。
ESTJは、直感や感覚で物事を決めるのではなく、きちんと道筋を立てて考えた論理に基づいて決断を下します。論理的思考力があれば合理的な意思決定が行えるため、多くの場合において仕事がスムーズに進むでしょう。
さらに、前例のないトラブルにも落ち着いて対処でき、状況の悪化やトラブルの拡大を防げます。
論理的思考力は、プレゼンテーションや商談、部下の指導といった相手に説明や提案を行う場面で活かせる場合が多いです。他にも、問題解決策を立てたり、文章を作ったりする際にも、論理的な思考は役立ちます。
ESTJの強み3:計画的通りに作業を進めるのが得意
事前に計画を立て、その通りに行動して作業を完遂できる点も、ESTJの良さの一つです。
ESTJはゴールに向けていきなり作業を始めるのではなく、ゴールするために必要なステップを明確にしてから仕事を始めます。計画性のある人は期日や目標達成日を厳守し、約束を守ろうと努力するため、職場の人や取引先の人などから厚く信頼されやすいです。
計画性があればあらゆる仕事に活かせますが、特にたくさんの工程を経て業務を遂行させる必要がある場面や、先を見据えた行動が求められる場面で役立ちます。
複雑な課題も計画さえ組めれば、ESTJの強みを活かして上手く対応しやすいので、挑戦するチャンスが巡ってきた時は自ら率先して挑んでいきましょう。
仕事におけるESTJの弱点
仕事におけるESTJの弱みは、次の3つです。
- 柔軟性に欠ける
- クリエイティビティに欠ける
- 共感力が低い
適職を考える際は、自分の強みだけでなく弱みまで把握して、自己理解を深めていくことが重要です。
自分の弱みを把握しておけば、それをカバーする対処法を事前に講じられ、仕事で失敗するリスクを減らせます。
ここからは、ESTJの弱みをそれぞれ解説していくので、ぜひ参考にしてください。
ESTJの弱点1:柔軟性に欠ける
ESTJは規律や秩序を重んじるからこそ、柔軟性に欠ける一面があります。
新しいアイデアや提案を受け入れるのが苦手で、自分のやり方を変えたがらないため、一緒に働く人から「頑固」「融通が利かない」と思われやすいでしょう。
また、綿密に計画を立てるのが得意な一方、その計画が崩れた際に求められる臨機応変な対応はあまり得意ではなく、急な予定変更にストレスを感じやすいです。
柔軟性に欠ける弱みを克服するためには、他人の意見にも耳を傾けることが大切です。自分の考えにこだわりすぎず、仲間の意見も尊重するように意識してみてください。
ESTJの弱点2:クリエイティビティに欠ける
ESTJは根拠に基づいた論理的な考え方をするため、クリエイティブな業務は苦手です。
クリエイティブな発想をするには独創力や美的センスなどが求められますが、論理的思考を持つ人は固定概念が抜け出せず、思うような成果が上げにくいという性質があります。
そもそもクリエイティブな仕事はルールに縛られず、思い付きやひらめきから新しいものを生み出していくため、ルールを重んじるESTJの性格に合わない業務が多いです。
ただし、アートディレクターや広告プランナーといったクライアントと打合せをしたり、顧客の意図や求めている内容をスタッフに共有したりするまとめ役を担える仕事であれば、高い論理性を持つESTJの特性を活かせる可能性があります。
ESTJの弱点3: 共感力が低い
ESTJは、効率化を図ることが最も重要だと考える傾向があり、他人への共感力が低いと思われがちです。
「人の気持ち」よりも「問題解決」に意識が向いてしまい、悪気なく相手を傷つける発言をしたり、一方的に自分の意見を押し付けたりする傾向があります。
周囲に自分と同等の価値観を持たせようとするあまり、気づかないうちに人間関係に亀裂が生じるケースもあり得ます。
相手の意見を聞き入れたり、相手を信頼していることを示すためにあえて判断を任せてみたりすれば、ESTJの弱点をカバーできるでしょう。
ESTJの自己PR例文をご紹介
ESTJの適職を探している方の中には、現在就職活動をしている方やこれから転職しようと考えている方もいるでしょう。
ここでは、就職・転職活動で使えるESTJの強みを活かした自己PR例文を紹介します。
「自己PRの書き方・答え方がわからない」というESTJの方は、ぜひ次の例文を参考にしてみてください。
例文1:リーダシップと責任感をアピール
リーダーシップがあるESTJは強い責任感を持っているので、この2つの要素を上手く絡めれば上手く自己PRを作成できます。
【例文】
私の強みは、責任感が高くリーダーシップがあるところです。
前職の法人営業職では、営業部全体の売り上げが低迷したことから、部署内の士気も大きく下がった時期があります。
そこで、現状を打破するために営業部内でチーム対抗の売上イベントを提案し、イベント責任者として企画・運営などを行いました。
これにより、メンバーのモチベーションアップに成功し、売上の大幅ダウンを防いで会社の業績に貢献できました。
貴社でもこの強みを活かして実績を残していきたいと思います。
例文2:計画性と効率性の高さをアピール
高い計画性を持つESTJの特性を活かして、仕事が効率よくできることをアピールしてみるのもおすすめです。
【例文】
私は、高い計画性を活かして効率よく業務を進められるのが強みです。
前職の事務職では、各部署と連携を取りながら複数の業務を担当していたため、常に優先順位を意識してスケジュールを立てながら仕事に取り組んでいました。
その結果、今まで納期遅れや業務が滞るようなことは一度もなく、突発的な業務が入ってきた際にも落ち着いて対応できました。
もし貴社で採用された際は、1日でも早く業務を覚えて、計画的に効率よく業務に取り組みたいと考えています。
ESTJの世間のイメージと周囲に与える印象
ESTJはたくさんの強みを持っている一方、気を付けたほうが良い弱みも持っており、周囲の人にどのようなイメージを与えているのか気になる方もいるでしょう。
また、世間一般的なイメージと自分の印象にギャップがあるなら、それも把握しておきたいところです。
ここでは、ESTJの世間のイメージと周囲に与える印象を解説します。
チーム内のESTJは責任感のあるサポーター
「リーダーシップ」「論理的思考」「努力家」といった特徴を持つESTJは、チームに一人いれば多くの人から頼られ、「責任感のあるサポーター」というイメージを周囲に持たれやすいです。
実際にリーダーになる、ならないにかかわらず、ESTJは仕事に対して強い責任感を持っています。そのため、チームに亀裂が生じそうな時やトラブルが発生した時には、進んで周囲をサポートして仕事を円滑に進められるように行動する人という印象を周りに与えます。
リーダーとしてのESTJは明確なビジョンを持った指導者
ESTJがリーダーになった場合、周囲からチームを成功に導くうえで明確なビジョンを持った指導者に見られます。
リーダーとしてのESTJは、目標達成するまでの工程やその先のビジョンを明確にしており、論理的な思考を活かしてその内容を周囲にわかりやすく伝えるのが得意とされています。
今チームがやるべき取り組みや今後の目標をいかにチームに落とし込めるかどうかは、リーダー職に就くうえで重要なポイントです。チーム全員が同じ方向に取り組めるようにまとめていくESTJの姿に、尊敬の念を抱く部下も少なくありません。
ESTJと相性が良い相手の特徴
16Personalitiesにおける、ESTJと相性の良いタイプは以下の通りです。
- INTJ(建築家)
- INTP(論理学者)
- ENTP(討論者)
ここでは、上司・同僚にわけて、それぞれ相性が良い人の特徴を解説していくので、気になった方はぜひご覧ください。
上司:論理的なコミュニケーションを好む「INTJ」「INTP」
ビジネスにおけるESTJは、論理的思考力に基づいた働き方を得意としており、論理的な会話を好む「INTJ」「INTP」の上司との相性が良いと言われています。
完璧主義な一面がある「INTJ(建築家)」は、独立心と論理性を持ち合わせており、結果を重視しがちです。INTJの上司は、感情論を省き、論理的な考えや根拠をもとに要点のみを明確に話せる部下を好む傾向にあります。
常に新しい知識を習得し続けたいと考える「INTP(論理学者)」は、独自の視点で物事を深く掘り下げ、論理的に問題解決することが得意です。INTPの上司は、私情を含んだ確証のない話ばかりされるより、具体的な事実や理由を示したうえで端的に話してもらえるほうが会話しやすいと感じています。
論理的なコミュニケーションを求める「INTJ」「INTP」は、論理的思考力に長けたESTJの部下を高く評価するパターンがほとんどです。
また、どちらのタイプも内向的で自分から発言することに苦手意識を持っているので、外向的かつリーダーシップもあるESTJの部下を頼りにしている場合が多いです。
このような理由を踏まえて、「INTJ」「INTP」の上司の下で働くと、ESTJはビジネスマンとして理想のキャリアを築けるでしょう。
同僚:サポートスキルに長けていてESTJと協力し合える「INTJ」「INTP」「ENTP」
ESTJは、仕事に関する目標への達成志向が高く、リーダーシップもあることから、自分より優れている、もしくは同等のスキルを持っている同僚に信頼を寄せる場合が多いです。
「INTJ(建築家)」は、戦略的に物事を考えながら業務に取り組むスキルに長けています。たとえ突発的に業務を丸投げされたとしても、INTJの特性を活かして上手く裁けてしまうのです。リーダーとして複数のタスクを抱えがちなESTJにとって、INTJの同僚は頼りになる存在と言えます。
「INTP(論理学者)」は、分析力や想像力に優れている傾向にあり、自力で答えを導き出すのが得意です。また、高い適応能力も持ち合わせているので、臨機応変な対応を苦手とするESTJをINTPの同僚が上手くフォローするパタ-ンも少なくありません。
「ENTP(討論者)」は、頭の回転が早く、新たなアイデアを提案するのが得意です。ESTJより外向型かつ機転がきくのも相まって、主にコミュニケーション能力が求められる場面で活躍しやすいのが特徴です。
ESTJも高いコミュニケーション能力を持っているものの、もしもプレゼンテーションや商談などで行き詰った時は、ENTPの同僚に相談すれば有益なアドバイスをもらえる可能性があります。
このように、自分にはないスキルや特性を持っていたり、特定のスキルが自分より高かったりする「INTJ」「INTP」「ENTP」の同僚ができれば、お互いに切磋琢磨し合って仕事に取り組めるので、毎日モチベーション高く働けるでしょう。
ESTJと相性が悪い相手の特徴
16Personalitiesにおける、ESTJと相性の悪いタイプは以下の通りです。
- ESFP(エンターテイナー)
- ISTJ(管理者)
計画通りに物事を進めていきたいESTJは、その考え方に合わないタイプの人と一緒に仕事をすると、強いストレスを感じやすいです。
ESTJと相性が悪い人の特徴を、上司・同僚にわけてそれぞれ解説します。
上司:計画性がなく周りに流されがちな「ESFP」
目標志向で効率的な仕事を意識するESTJは、計画を立てて行動するのに苦手意識を持つESFPの上司との相性が悪いです。
「ESFP(エンターテイナー)」は、明るい性格で楽しいことを強く好む傾向にあります。自分の感情を表現する能力に優れているので、どんな相手でも柔軟にコミュニケーションが取れるのが特徴です。
ESFPの上司は、チームを明るい雰囲気に保てるという長所がある一方で、何事にもその場しのぎで行動してしまう癖があるがゆえに計画性に欠けているという短所もあります。順序立てて業務に取り組みたいESTJにとって、上司の計画性のなさに不満を抱いてしまうでしょう。
また、楽しく仕事をしたいと考えるESFPは人との対立を避けたがる一面もあり、たとえ自分に決定権を持っていたとしても周囲の意見に流されてしまいがちです。仕事への責任感が強いESTJは、そんな上司の姿に頼りないと感じてしまうかもしれません。
自分と真逆の特性を持つESFPの下で働く場合、言葉遣いや態度に気を付けつつ自分から仕事の提案を積極的に行うのがおすすめです。
同僚:仕事に対して消極的な「ISTJ」
ESTJは、目標を達成するためにチーム一丸となって取り組む点を重視しがちです。そのため、積極性に欠ける傾向があるISTJの仕事への取り組み方に不満を抱く可能性があります。
「ISTJ(管理者)」は、冷静に目の前の業務に向き合える誠実さが特徴です。あまり目立つタイプではないものの、スケジュール通りに仕事を進められる強みを持っていることから、安心して仕事を任せられる存在と言えます。
ただし、ISTJは自分の力量以上のスキルを求められてしまうと、一気にモチベーションが下がってしまうという弱みもあります。責任感が強く常に仕事に全力投球したいESTJにとって、ISTJの態度は「仕事に対して向上心がない」と感じてしまいがちです。
ISTJの同僚とスムーズに仕事を進めていくためには、責任の重い業務をたくさん任せすぎたり過度なプレッシャーをかけたりしないように、相手の様子を観察することが大切です。
また、ISTJは内向的でコミュニケーションに苦手意識を持つ一面もあります。普段から積極的に話しかけて信頼関係を築いておきましょう。
ESTJがマッチする職場環境
自分にとって快適で成長が見込める職場環境で働けることは、仕事の満足度や人生の充実度を高めます。
そのため、適職を探す際は「職種」だけでなく「職場環境」にも注目しましょう。ここでは、ESTJの性格や特徴にマッチしやすい職場環境を2つ紹介します。
就職・転職活動の会社選びの参考にしてください。
1:ルールが明確な職場
ESTJは、人事の評価基準や仕事のやり方、その他社内ルールなどが明確化されている職場が適しています。規律を重んじる性格のため、ルールが確立されていない会社で働くと自分の特性を良い方向に発揮するのは難しいです。
たとえば、業務マニュアルが用意されていたり、人事評価のポイントや給与テーブルが定められていたり、しっかりとした規則が設けられている職場であれば、ESTJはルールに沿って目標をクリアしようと努力できます。
2:目標志向で成果が重視される職場
仕事に対して責任感を持って真面目に取り組む傾向があるESTJは、年功序列の職場より成果主義の職場のほうが活躍しやすいです。
成果よりも「上司の機嫌を取れるか」「何年この職場で勤続年数を重ねたか」などを重視する会社もあります。
ESTJは、目標志向が高く、ひたむきに成果を追い求めようとします。そのため、成果次第で昇給・昇格が目指せる職場環境で働くことで、自分の能力が正当に評価されやすくなり、早期のキャリアアップも期待できるでしょう。
ESTJに向いてる仕事とその特徴
ESTJの強みとして、主に「リーダーシップがある」「論理的思考力に長けている」「計画通りに作業を進められる」などが挙げられます。
これらの強みを活かせる仕事の特徴は、下記の通りです。
- 高いマネジメント能力や決断力が求められる仕事
- チームで協力して成果を追い求める仕事
- 複雑なタスクに対して根気強く取り組む仕事
以下は、上記の特徴から考えられる、ESTJの適職例です。
- プロジェクトマネージャー
- コーチ
- 経営者
- 営業職
- システムエンジニア
- 銀行員
人や物を管理するのが得意でチームで取り組むことを好むESTJは、プロジェクトマネージャーやコーチ、経営者などに適性があります。
成果主義の営業職とも相性が良く、社交性や達成志向の高さを活かして活躍できるでしょう。
さらに、ESTJが得意なロジカルな思考はIT業界でも重宝されるスキルのため、システムエンジニアも適職と言えます。
また、主に銀行の窓口業務を担当したり融資業務や投資商品の販売を行ったりする銀行員は、厳格なルールの下根気強く取り組む姿勢が必要な業務が多く、ESTJの特性を活かせる可能性が高いです。
ESTJが避けたほうが良い仕事とその特徴
ESTJの弱みとして、柔軟性や創造性の欠如、共感力の低さなどが挙げられます。
ESTJが避けたほうが良い仕事の特徴は、下記の通りです。
- 自由な発想やクリエイティビティが求められる仕事
- ルールがない、もしくは頻繁に変わる仕事
- 一人の単純作業が続く仕事
以下は、ESTJが避けたほうが良い職業例です。なお、ESTJの弱みがネックになる可能性が高い職業を選定しています。
- データ入力スタッフ
- 保育士
- 芸術家・アーティスト
一人で淡々と入力作業を繰り返すデータ入力は、ESTJの長所である論理的思考力やコミュニケーション能力を活かす機会がほとんどないため不向きと言えます。
また、感情的な人や予測不能な出来事に対して苦手意識が強いESTJは、突発的な行動が多い子供を相手にする保育士も難しい仕事の一つかもしれません。
この他、作家、写真家、デザイナーといった芸術家やアーティスト業全般は、クリエイティブな発想を求められるため、ESTJにとって大変な仕事です。
ESTJのあるある14選
仕事や人間関係、性質面での「ESTJあるある」は以下の通りです。
・計画を立てずに行動することは滅多にない
・カレンダーや予定表を定期的に確認する
・気持ちや考えはストレートに相手に伝える
・無駄な時間や非効率なプロセスが大嫌い
・他人にも自分にもストイック
・プレゼンテーションや討論では敵なし
・曖昧な状態のまま物事が進んでいくと強い不安や不満を感じる
・規則を守らない人を見るとイライラする
・いろんな人から頼られたり相談されたりする
・仕事だけでなく家族内や仲間内でもリーダーシップをとりがち
・部下からは厳しくて怖い人だと思われがち
・決断前には熟考するが、一度決めるとスピーディーに動く
・新しいものを受け入れるのが苦手で、つい批判的な態度を取る
・信頼している人にも弱みは見せたくない
ESTJの成功者一覧
ESTJの成功者には、以下のような人がいます。
・ソニア・ソトマイヨール(合衆国最高裁判所の陪席判事)
・ジョン・ロックフェラー(実業家)
・ジュディ・シェインドリン(元検察官、マンハッタンの家庭裁判所判事、テレビタレント)
・エラ・ベイカー(公民権および人権活動家)
・フランク・シナトラ(歌手)
・ジェームズ・モンロー(元アメリカ合衆国大統領)
・ローラ・リニー(女優)
・リンドン・ジョンソン(元アメリカ合衆国大統領)
・ボロミア(ロード・オブ・ザ・リング登場人物)
・ドワイト・シュルート(ザ・オフィス登場人物)
・アナ・ルシア・コルテス(ロスト登場人物)
・バイオレット・クローリー(ダウントン・アビー登場人物)
・ロッブ・スターク(ゲーム・オブ・スローンズ登場人物)
ESTJに関するよくある質問
ESTJには、以下のような質問がよく寄せられます。
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ESTJは他人に厳しいですか?
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ESTJは怒りっぽいですか?
「他人に厳しい」「怒りっぽい」といったネガティブな評価をひとまとめにして「ESTJは嫌われやすい」と言われることもあります。
ここでは、多くの長所を持つESTJが嫌われやすいと言われている理由を解説します。
ESTJが嫌われやすいと言われるのはなぜ?
ESTJが嫌われやすいと言われる主な原因として、責任感の強さゆえに、周囲にも自分と同等の価値観や対価を求めがちなところが挙げられます。
周囲を引っ張って正しい方向に導こうとする姿勢は褒められるべき点ではあるものの、ESTJ特有の頑固さは周囲を委縮させる要因になります。
また、現実主義で論理的な思考を持つESTJは、「正論ばかりでプライドが高そう」「言っていることは間違っていないけど圧がすごくて会話しにくい」という理由で嫌われる場合も多いです。
時には、相手の意思を尊重してみたり、理想主義な人の意見を聞いてみたりすれば、周囲から孤立するような事態は避けられるでしょう。
ESTJ(幹部)の適職と適性を知り転職に活かそう
最後にもう一度、ESTJが持つ特徴をおさらいします。
- リーダーシップがある
- 論理的な思考に長けている
- 勤勉で努力家である
このような特徴を活かせるESTJの適職は、以下の通りです。
- プロジェクトマネージャー
- コーチ
- 経営者
- 営業職
- システムエンジニア
- 銀行員
ただし、紹介した適職はあくまで一例なので、ESTJの特徴を踏まえた上で自身でも探してみてください。
ESTJの性格や特徴を深く理解すれば、自分に合った適職が見つかりやすくなります。
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自分の強みやそれを活かせる職業を知り、就職・転職活動に活かしていきましょう!