トリマーの年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

トリマーの年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

トリマーは、犬・猫などのペットのシャンプーやカット、爪切りなどを行う専門職です。

毛をカットすることを意味するトリミングから、トリマーと言われています。

動物好きな人に人気の仕事ですが、実際の年収や将来性が気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、トリマーの平均年収や年齢・性別・地域ごとの収入の違い、年収1,000万円を稼げる可能性などを詳しく解説します。

  • 年収アップのコツや注意点、独立・副業といったキャリア戦略も紹介するので、トリマーとして収入を伸ばしたい方はぜひご覧ください。

トリマーの平均年収は約396万円

トリマーの平均年収は、約396万円です。

この金額は「令和6年賃金構造基本統計調査」の「その他のサービス職業従事者」に記載されている月給28.9万円、年間賞与49.2万円から算出しています。

この年収をもとに、大学を卒業した22歳から定年の60歳までの38年間を同一企業で勤務し続けた場合、トリマーの生涯年収は約1億5,048万円になります。

また、トリマーは50~54歳で年収のピークを迎えるとされており、この年代の平均年収は約467.3万円です。

日本の給与所得者全体の平均年収は約460万円なので、トリマーの年収は全国平均よりもやや低めと言えるでしょう。

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2025-07-25)

職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「トリマー」(参照 2025-07-25)

国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査 概要」(参照 2025-07-25)

トリマーの収入内訳

トリマーの収入は、基本的に「基本給+賞与+諸手当」で構成されます。

賞与は大型チェーン店や人気サロンで支給される傾向が強く、経営状況によって支給されないケースもあります。

また、諸手当は、資格手当・通勤手当・残業手当・役職手当・通勤手当などが一般的です。

資格手当は、トリマーの資格や愛玩動物飼養管理士の保有者に対して、月3,000〜5,000円が支給されるのが相場です。さらに、指名数や売上に応じて歩合をもらえるインセンティブ制度を導入している店舗もあるので、トリマーは努力や成果が収入に直結しやすい仕事と言えるでしょう。

  • 勤務先や雇用形態、働き方によって収入の差が出やすいため、自分に合った職場を見極めることが大切です。

【年齢別】トリマーの平均年収

トリマーの平均年収を年齢別でまとめると以下のとおりです。

年齢平均年収
20~24歳307.25万円
25~29歳366.95万円
30~34歳380.09万円
35~39歳411.97万円
40~44歳421.11万円
45~49歳463.69万円
50~54歳467.26万円
55~59歳424.72万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「トリマー」(参照 2025-07-25)

トリマーの平均年収は、ピークである50~54歳頃まで、右肩上がりに徐々に上昇していく傾向です。

20代は経験やスキルが浅いため年収も低めですが、勤続年数を重ねると、収入がアップしていきます。

これは、年齢とともに技術力や顧客対応力が高まって、役職に就いたり、指名客が増えたりすることで、収入に反映されていくと考えられます。

【性別】トリマーの平均年収

トリマーの平均年収は、女性よりも男性の方が高い傾向にあります。

以下の表では「(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他特別給与額」で男女別の平均年収を算出しました。

性別平均年収(千円)きまって支給する現金給与額(千円)年間賞与その他特別給与額(千円)
男女計3,959.6289.0491.6
4,413.2318.1596.0
3,367.0251.0355.0

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2025-07-25)

男性トリマーの平均年収は441.3万円、女性トリマーの平均年収は336.7万円と、およそ100万円以上の差が出ています。

これは、主に勤務形態やキャリアの継続年数、就いている役職などが影響していると考えられます。特に女性は、結婚や出産などのライフイベントにより勤務形態や労働時間が変化しやすく、年収が低めになってしまう要因になるようです。

【地域別】トリマーの平均年収

トリマーの平均年収は地域によっても異なります。

以下の表では、東京都と政令指定都市がある道府県におけるトリマーの平均年収を比較しています。

都道府県平均年収
北海道321.8万円
宮城県425.6万円
東京都423.7万円
埼玉県436.6万円
千葉県417.4万円
神奈川県392.3万円
新潟県328.9万円
静岡県358.1万円
愛知県429.3万円
京都府408.1万円
大阪府414.5万円
兵庫県405.4万円
岡山県349.5万円
広島県445.4万円
福岡県359.7万円
熊本県355.4万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「トリマー」(参照 2025-07-25)

トリマーの平均年収が最も高い地域は、445.4万円の広島県、次いで436.6万円の埼玉県、429.3万円の愛知県でした。

一方、最も低かったのは321.8万円の北海道で、最も高い広島県との差額は123.6万円です。

都市部では富裕層の割合が高く、1件あたりの施術単価が上がりやすいため、トリマーの収入も高くなる傾向があります。また、来客数が多く、営業時間が長い店舗も充実しており、インセンティブなどで稼ぎやすいのも要因として考えられます。

  • 収入を重視するなら、勤務地選びも大きなポイントになるでしょう。

トリマーが年収1,000万円を目指すのは難しい

トリマーとして年収1,000万円を目指すのは、非常に難しいと言えます。

厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、月収90万円以上(年収1,000万円超)のトリマーは、全体のわずか約0.035%しか存在しません。 

これは、自分でペットサロンを経営し、なおかつそれが成功しているごく一部の経営者に限られると言ってもいいでしょう。

雇われトリマーは、顧客数や単価に限界があり、達成はかなりハードルが高いのが実情です。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「トリマー」(参照 2025-07-28)

トリマーで稼げる人の特徴

トリマーは専門性の高い仕事ですが、雇われトリマーのままでは年収アップに限界があるのが現実です。

そこで本項では、「独立開業で成功し、高収入を得ている人」に共通する特徴を紹介します。

  • トリミングのスキルをアップデートできる人
  • 自己ブランディングが上手い人
  • 店舗経営に必要なスキルを持っている人

それぞれのポイントを詳しく解説します。

①トリミングのスキルをアップデートできる人

稼げるトリマーになるには、顧客から信頼を得て、リピート率を高めることが重要です。そのために、常に新たな知識や高い技術を学び続ける姿勢が欠かせません。

たとえば、顧客の要望をくみ取りながら、犬種・猫種に合ったカットスタイルに対応できたり、ペットの皮膚・被毛の状態に応じて的確なケアができたりすると、トリマーとして大きな強みになります。

さらに、飼い主へ的確にアドバイスができるような飼育管理やしつけに関する知識があれば、信頼度が増します。

こうした継続的なスキルアップが、顧客満足度を上げ、収入アップにつながるカギと言えるでしょう。

②自己ブランディングが上手い人

自己ブランディングに長けたトリマーは、自身の知名度を高め、新規顧客やリピーターの獲得につなげやすくなります。

たとえば、施術例をSNSで発信したり、トリマーコンテストでの受賞歴を公表したりすることで、自分自身を“ブランド”として確立できるでしょう。知名度が高まれば、集客力や施術の単価を上げやすくなり、結果的に収入アップにもつながります。

最近では、SNSや口コミで集客している店舗も多く、ネット上での発信力も重要です。

③店舗経営に必要なスキルを持っている人

独立開業して成功しているトリマーは、開業に向けて以下のようなスキルを磨いている人が多いです。

  • 「動物取扱責任者」の知識
  • 経営戦略スキル
  • マーケティングスキル
  • コミュニケーションスキル
  • スタッフ管理スキル

まず、トリミングサロンを開業するには、6ヶ月以上の実務経験を積み、「動物取扱責任者」の資格を取得しておくことが必須です。

また、経営戦略やマーケティングスキルなど、経営者としてのスキルも求められます。競合となる他のトリミングサロンに負けない戦略を立てるには、市場や業界の変化にも柔軟に対応しなくてはいけません。

開業は顧客ゼロからのスタートとなるため、顧客を獲得するには信頼関係を築いていく必要があります。さらに、継続的に顧客を獲得するには、「また利用したい」と思われることが大切なので、コミュニケーションスキルも鍛えておきましょう。

トリマーで稼げない人の特徴

トリマーとして年収アップを目指すには、日々のスキル向上や、将来的な独立開業といった長期的なキャリア形成が欠かせません。

ここでは、年収アップが難しい傾向にある人の特徴を解説します。

  • スキル不足を改善する意欲がない人
  • 体力や集中力が続かない人
  • 人を育てることが苦手な人

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

①スキル不足を改善する意欲がない人

トリマーはペットのトリミングを行う技術職であり、経験を積みながらスキルを磨くことが不可欠です。顧客を満足させられるスキルがないと、顧客からの信頼を得られず、指名やリピートにもつながりません。

そのため、スキルアップに対する意欲が乏しい人は、昇給やキャリアアップが難しくなります。

技術習得には多くの時間がかかるので、地道な努力を続けられることが、高収入への第一歩になります。

②体力や集中力がない人

トリミングの作業は長時間立ったまま行うため、体力が必要な職業です。

力を使う作業も多く、動き回るペットの保定やシャンプーなども重労働です。特に、大型犬を抱えて移動させる、暴れる犬の爪切りをするといった場面では、かなりの体力と技術が求められます。

また、飼い主の要望を実現するには、高い集中力も必須です。体力や集中力がない人は、業務の経験を積み重ねることが難しく、スキルが上がりづらいという理由から収入が低くなりやすいです。

③人を育てることが苦手な人

店舗開業して年収アップを狙うには、経営者として人材育成スキルが欠かせません。

スタッフの教育に目を向けずにいると、人が定着せずに経営が回らなくなり、最悪の場合は廃業につながるリスクもあります。

継続的な教育や職場内での人間関係づくりが、安定した店舗経営において重要です。

  • 人を育成することに苦手意識がある方も、まずは信頼されるリーダーを目指し、スタッフの声にも耳を傾けるところから始めましょう。

トリマーで年収・給与を上げるポイント

トリマーは、働き方やキャリアの築き方次第で収入アップのチャンスがある職業です。

以下の4つのポイントを押さえると、将来的に年収アップにつながる可能性があります。

  • インセンティブや資格手当を支給する職場で働く
  • トリミングの経験を重ねてスキルを磨く
  • 副業する
  • 独立開業する

それぞれのポイントについて詳しく解説します。自分に合った方法で収入アップを目指しましょう。

①インセンティブや資格手当を支給する職場で働く

トリマーの給与は、スキルや実績によって大きく変わります。店舗によっては、指名数や個人売上に応じたインセンティブ制度があり、実力に見合った収入が得られます。

さらに、保有資格やスキルに応じて給与がアップするお店も珍しくはありません。トリマー専門の資格や愛玩動物飼養管理士を取得すると、資格手当が支給されるケースもあります。

自分のスキルに応じた給与を得られる職場を選べば、日々の努力が収入に直結しやすく、高収入を目指すモチベーションにもつながります。

②トリミングの経験を重ねてスキルを磨く

高い技術を身につければ、指名やリピーターも増え、収入アップにも直結します。

たとえば、トリミングの経験を積むことで、対応できる犬種・猫種などが増え、業務の幅も広がります。

トリマー関連の資格を取得しておけば、自身の技術力を客観的に証明できるので、高収入の求人にも挑戦しやすくなるでしょう。

また、トリマーとしてのスキルが認められれば、役職に就いたり、フリーランスやサロンオーナーとして独立したりする道も開けてきます。

③副業する

副業OKの職場であれば、トリマーの経験を活かして収入源を増やすこともできます。おすすめの副業は以下のとおりです。

  • ペットシッター
  • ドッグトレーナー
  • フリーランストリマー
  • エステのセラピスト
  • インフルエンサー・ブロガー

空き時間を活用して少しずつ実績を積めば、本業とあわせて安定した収入アップを目指せます。

また、ペット業界への知見や技術を活かせる副業であれば、将来的な独立準備につながる場合もあります。

④独立開業する

独立開業は、トリマーとして収入を大幅に上げられる選択肢です。

独立開業の方法は、主に「フリーランスのトリマーになる」か「トリミングサロンを開業する」の2種類があります。

【フリーランスのメリット】
●開業の初期費用を抑えやすい
●出張・訪問型もあり、働く場所や時間の自由度が高い
●複数の会社と契約し、仕事を掛け持ちすることができる
【サロン開業のメリット】
●理想の店舗づくりができる
●ペットホテルや物販などとの組み合わせで収益を拡大できる
●店舗を増やせば、さらに収入を上げられる可能性がある

希望の働き方やスキル、資金などに合わせて最適な開業スタイルを選びましょう。

トリマーで年収アップを目指す際の注意点

トリマーとして年収アップを目指すには、日々の努力やスキル向上だけでは不十分なケースもあります。

年収アップを目指すうえで、特に注意したいのは次の3つです。

  • 応募する前に賞与や昇給制度の有無を確認する
  • 副業OKかどうか確認する
  • 独立開業のリスクを理解する

ここでは、これらの注意点について具体的に解説します。

①応募する前に賞与や昇給制度の有無を確認する

トリマーとして転職・就職を考える際は、賞与や昇給制度の有無を必ず確認しましょう。店舗によっては賞与が出なかったり、昇給の基準が曖昧になっていたりするなど、個人が頑張っても給与に反映されにくい場合があります。

長く安心して働くためには、「賞与の支給実績はあるか」「どのような基準で昇給するのか」といった点を入社前に把握しておくのがおすすめです。

  • 待遇が明確な職場を選ぶことで、モチベーションを保ちながら成長していけるでしょう。

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②副業OKかどうか確認する

収入アップに向けて副業を検討する際は、まず本業先の就業規則を確認し、副業が認められているかをチェックしましょう。規定がない場合でも、トラブルを防ぐために店長やオーナーに事前に相談し、了承を得ることも重要です。

また、副業が認められても、副業中に本業先の店舗情報や顧客の話題は出さないように注意しましょう。さらに、本業に支障が出ないように、無理のない範囲で働くことも大切です。

本業での信頼関係を損なわないように心がけながら、収入やスキルアップを図りましょう。

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③独立開業のリスクを理解する

独立してフリーランスやサロン経営者になる前に、リスクもしっかり理解しておきましょう。

フリーランスとサロン開業をする際のデメリットは、以下のとおりです。

【フリーランスのデメリット】
●働き方によっては施術場所の確保が必要
●安定した顧客の確保が困難
【サロン開業のデメリット】
●店舗型は家賃や人件費がかかる
●自宅サロン型は近隣からの理解が必要
●出張型はトリミングカーの購入費用がかかる

「軌道に乗るまで収入の安定が難しい」「開業準備に時間や資金がかかる」「経営知識が必須」といった点は、独立開業ならではのリスクです。

準備不足のまま独立開業してしまうと、失敗する可能性もあるため、事前準備は念入りに行いましょう。

トリマーで求人を探すのにおすすめなエージェント

トリマーの求人を探すなら、ペット業界に特化したエージェントを活用するのが効率的です。希望条件に合った職場を見つけやすい転職サービスを3つご紹介します。

トリマーエージェントトリマー業界最大級の非公開求人を保有する専門エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが応募から内定まで丁寧にサポートしてくれます。
アニジョブペット保険で有名なアニコムグループが運営する動物関連職専門の求人サイトです。正社員から契約社員・新卒まで幅広く掲載されており、初めての転職にも適しています。
ミライエトリマーをはじめ獣医師や動物看護師も扱う動物関連の職種特化型の求人サイトです。条件に合う職場をエージェントがマッチングしてくれるので、効率的に探せます。

転職に不安がある方も、まずはエージェントに相談してみましょう。

履歴書の添削や面接対策だけでなく、非公開求人の紹介といった手厚い支援が受けられ、希望や経験に合った職場を見つける助けになってくれます。

トリマーと似た稼げる仕事3選

就職や転職が思うように進まないときは、トリマーに近い別の仕事に目を向けてみるのも一つの方法です。

ここでは、トリマーの経験やスキルを活かしやすく、なおかつ収入アップも目指せる仕事を3つご紹介します。

  • ペット保険会社の営業職
  • ドッグトレーナー
  • 愛玩動物看護師

①ペット保険会社の営業職

ペット保険会社の営業職は、動物病院やペットショップを訪問し、保険の提案や既存顧客のフォローを行う仕事です。動物に関する知識や接客スキルを活かせるため、トリマー経験者にもおすすめです。

営業成績に応じてインセンティブが得られるほか、企業によっては年収500万円以上を目指せるので、場合によってはトリマーよりも稼げる可能性があります。柔軟な働き方や未経験からのチャレンジが可能な企業もあり、キャリアチェンジ先として注目されています。

②ドッグトレーナー

ドッグトレーナーは、犬のしつけや訓練を行う専門職で、犬種ごとの特性や行動学の知識を活かせる仕事です。飼い主と犬の関係構築をサポートする重要な役割も担います。

ドッグトレーナーとして経験を積んでいけば、ゆくゆくは独立することも可能です。独立後は平均年収300〜800万円ほどで、成功すれば1,000万円超も狙えます。価格設定や働き方の自由度が高く、軌道に乗ればやりがいと収入の両立が目指せる点も魅力です。

③愛玩動物看護師

愛玩動物看護師は、動物病院で獣医師の診療補助や入院動物のケアを行う専門職です。トリミング業務を兼ねる場面も多く、トリマーの経験が活かせます。

愛玩動物看護師になるためには、愛玩動物看護師を養成する大学、または指定の養成所で3年以上就学した後、愛玩動物看護師国家試験に合格する必要があります。

愛玩動物看護師としてスキルや経験を積んで管理職を目指せば、年収400万円以上も可能です。スペシャリストとして、より専門的なスキルや関連した資格を取得するなど、専門性を高めることができれば、さらに収入アップが狙えます。

動物医療を支える責任ある仕事で、安定した職場で長く働きたい方におすすめの職業です。

トリマーで稼ぐにはスキルアップや独立開業することが重要!

トリマーの平均年収は約369万円で、日本全体の平均年収の約460万円には届いておらず、やや低めの水準と言えます。

しかし、工夫次第で年収アップを目指すことは十分可能です。以下のような取り組みが、収入を増やすポイントです。

  • インセンティブや資格手当を支給する職場で働く
  • トリミングの経験を重ねてスキルを磨く
  • 副業する
  • 独立開業する

特に独立後は、自身や店舗の知名度を上げることで、顧客数や単価アップも狙えます。

  • 安定した収入を得るために、スキルの向上と戦略的な行動をしていきましょう。

著者情報

シュウジ
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兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。