コールセンターの年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

コールセンターの年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

コールセンターは、問い合わせやクレームの対応、テレアポによる営業などを通じて企業を支える重要な役割を担っています。

コールセンターの平均年収はどれくらいなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。また、コールセンターで稼げる人と稼げない人の違いや、年収を上げるための具体的な方法も気になるところです。

本記事では、コールセンターの平均年収や収入の内訳など、コールセンターの仕事に関する年収アップのポイントを詳しく解説します。

  • 収入面にまつわる情報をまとめているので、コールセンターで収入を上げたいという方はぜひご覧ください!

コールセンターの平均年収は約367万円

コールセンターの平均年収は約367万円です。

この金額は「令和5年賃金構造基本統計調査」のデータに記載されている情報をもとに「月給27.4万円×12か月+年間賞与38.4万円」で算出しました。

この数値をもとに生涯年収を単純計算すると、約1億3,946万円です。(22歳から60歳までの38年間、同一企業に勤務した場合)

コールセンターの年収は年齢とともに上昇し、50〜54歳で平均422.49万円に達したあと、徐々に減少する傾向にあります。

ちなみに、コールセンターとカスタマーサポートの仕事は混同されがちですが、実際には業務内容が異なります。具体的な年収アップの話に入る前に、それぞれの仕事内容について詳しく見ていきましょう。

【コールセンター】
既存顧客だけでなく、潜在顧客にもアプローチすることがある。業務の大部分は電話による対応。
また、インバウンド業務(別名「テレオペ」「受信業務」。問い合わせやクレームの処理がメイン)と、アウトバウンド業務(別名「テレアポ」「発信業務」。新規顧客獲得や営業・販売がメイン)を担当する場合があります。
【カスタマーサポート】
基本的に顧客からの問い合わせに対応するインバウンド業務のみを行う。電話だけでなく、メールやチャットを活用することも多い。

参考:
e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2025-03-03)
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「コールセンターオペレーター」(参照 2025-03-03)

コールセンターの収入内訳

コールセンターの収入は、「基本給(固定給)+賞与+諸手当+インセンティブ報酬」の4つで構成されるのが一般的です。

職場によっても異なりますが、コールセンターでは以下のような手当が支給されるのが一般的です。

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・役職手当
・資格手当
・通勤手当(交通費手当)
・テレワーク手当
・家族手当
・住宅手当
・時間外手当

近年はコールセンター業務を在宅で行う企業も増えており、その場合はテレワーク手当が支給される場合があります。

【インセンティブ報酬】
営業成績に応じて支給される報奨金のこと。

アウトバウンド業務(営業・販売)の場合、契約件数やアポイント獲得数に応じてインセンティブが支給されます。個人の月次目標の達成度や、電話対応スキルなども評価対象になる場合も多いです。

コールセンター業務で大幅に収入アップを狙うには、継続的に成果を上げてインセンティブ報酬をもらうことがカギです。

そのため、コールセンターの給与の内訳は、スキル・業務内容に大きく左右されます。稼いでいる人ほど、収入においてインセンティブ報酬が占めている割合が大きくなります。

さらに、SV(スーパーバイザー)以上の管理職になると、基本給アップだけでなく役職手当が付くので、安定した収入を得やすいです。

【雇用形態別】コールセンターの平均年収

コールセンターの年収は雇用形態によって大きく異なります。

ここでは、「正社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」の平均年収をまとめました。

なお、非正規雇用の平均年収は、「求人ボックス給料ナビ」に記載されている派遣社員の平均時給1,406円、アルバイト・パートの平均時給1,191円を参考に「(時給×1日の労働時間8時間)×1年間の勤務日数240日」として算出しています。

雇用形態平均年収
正社員約391万円
派遣社員約270万円
アルバイト・パート約229万円

参考:求人ボックス給料ナビ「コールセンターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」(参照 2025-03-03)

正社員の平均年収は約391万円で、国内全体の給与所得者の平均年収である約460万円と比べると低めです。

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【正社員の場合】
賞与や昇給制度、福利厚生が整っている傾向にあり、長く働くことで収入の増加が見込めます。特に管理職に昇進すると、さらなる年収アップが期待できるのが特徴です。

【派遣社員の場合】
平均年収は約270万円です。正社員に比べて年収は低いものの、派遣社員から正社員登用の道もあるため、経験を積めば収入アップできる可能性はあります。

【アルバイト・パートの場合】
平均年収は約229万円です。アルバイト・パートは基本的にシフト制での勤務のため、勤務日数や時間によっても収入が大きく変動します。長時間働ける環境であれば、派遣社員と同程度の収入を得られるでしょう。

非正規雇用であっても、インセンティブ制度によって成績に応じて報酬が加算されるケースも珍しくないので、平均を大きく超える年収を得ることも可能です。

参考:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」(参照 2025-03-03)

【年齢別】コールセンターの平均年収

コールセンターの平均年収を年齢別で比較した表は、以下の通りです。

年齢平均年収
20~24歳282.6万円
25~29歳315.28万円
30~34歳344.78万円
35~39歳352.47万円
40~44歳389.16万円
45~49歳389.95万円
50~54歳422.49万円
55~59歳390.09万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「コールセンターオペレーター」(参照 2025-03-03)

コールセンターの平均年収は、年齢を重ねるにつれて増加していく傾向にあります。

20~24歳は、まだ経験が浅いため平均年収は282.6万円と低めです。しかし、スキル向上に伴い、30代になると344.78万円まで上昇し、40代後半は管理職に昇進する人が増えるので389.95万円とさらに高くなります。

平均年収は50~54歳でピークを迎え、このときの平均年収は422.49万円です。しかし、55歳以降はやや減少し、55~59歳では390.09万円と下がっていることがわかります。

55歳以降は年収が減少する傾向にあるので、将来を見据えて長期的なキャリアプランを考えながら働くことが重要です。

【性別】コールセンターの平均年収

コールセンターの平均年収を男女で比較した結果は以下の通りです。

なお、平均年収は「(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他特別給与額」の式で算出しています。

性別平均年収(千円)きまって支給する現金給与額(千円)年間賞与その他特別給与額(千円)
男女計3669.9273.8384.3
4363.4318.7539.0
3397.8256.2323.4

参考:e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2025-03-03)

コールセンターの平均年収を性別で比較すると、男性の平均年収は約436.3万円、女性の平均年収は約339.8万円です。これは、男性の方が管理職への昇進率が高いことや、フルタイム勤務の人の割合が大きいことが影響していると考えられます。

一方で、女性は家庭の事情でキャリアが途切れてしまったり、パートや時短勤務を選ぶケースが多かったりするので、結果として年収が低くなりやすい傾向があります。

しかし、近年では女性の管理職への昇進機会も増えており、キャリアアップを目指せば年収400万円以上を狙うのも十分可能です。

【地域別】コールセンターの平均年収

コールセンターの平均年収は、各地域の経済状況や企業規模、求人ニーズによって大きな差があります。

東京都と政令指定都市がある道府県でのコールセンターの平均年収は以下の通りです。

都道府県平均年収
北海道317万円
宮城県356万円
東京都429.3万円
埼玉県363.3万円
千葉県321.5万円
神奈川県430.6万円
新潟県328.2万円
静岡県405.1万円
愛知県368万円
京都府354.9万円
大阪府371.1万円
兵庫県381.3万円
岡山県349.9万円
広島県314.4万円
福岡県361.6万円
熊本県322.1万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「コールセンターオペレーター」(参照 2025-03-03)

上記のエリアの中でもっとも平均年収が高いのは神奈川県の430.6万円で、もっとも平均年収が低いのは広島県の314.4万円という結果が出ています。これら2エリアの年収差は、約116万円にも及びます。

東京都や神奈川県をはじめとする首都圏は、給与水準が高い大企業のコールセンターの求人が多く、給与が高めに設定されている傾向が強いです。一方、北海省や広島県、熊本県などの地方都市では、そもそも地域の時給水準が低いこともあり、収入が抑えられがちです。

コールセンターの仕事で大幅な年収アップを狙うなら、平均年収が高いエリアを選ぶのも一つの手です。

  • 地方のコールセンターで高収入を目指すなら、インセンティブ制度や昇給制度が充実した企業を選ぶのが重要と言えます。

コールセンターの平均年収が低いと言われる理由

コールセンターは、業務の負担に対して十分な報酬が得られていないと感じる人が多いのが現状です。主な理由は以下の3つです。

  • 給与額のわりに責任が重い業務が多いから
  • インバウンド業務の場合、会社から評価されにくいから
  • 非正規労働者の比率が大きいから

給与額のわりに責任が重い業務が多いから

コールセンターの業務は、クレーム対応・正確な商品知識の習得・マニュアルの遵守などを求められるので、精神的に負担の大きい仕事です。

特に、クレーム対応は対人業務ならではのストレスを抱えることになり、時には理不尽に怒鳴られたり責められたりする場面もあります。そして、業務を行うために覚えなければならない点が多く、取り扱う商品知識だけでなく、トラブルの種類や解決法までもマスターしておく必要がある仕事です。

しかし、給与水準は対人業務が少ない一般事務と大きく変わらず、ストレスの大きさや責任の重さに見合った報酬が得られないと感じるオペレーターが多いと言われています。

インバウンド業務の場合、会社から評価されにくいから

顧客からの商品・サービスに関する問い合わせや、クレーム対応を行うインバウンド業務の場合、営業職のように直接的に利益を生み出す業務ではないので、会社からあまり評価されないケースがある点も事実です。

コスト削減の対象になりやすい部署でもあるため、昇給額や賞与が低めで給与水準が抑えられがちなケースも珍しくありません。

非正規労働者の比率が大きいから

コールセンターは非正規雇用者の割合が大きい点も特徴の一つです。

非正規雇用者の場合、基本的に役職に就くことはなく、さらに時短勤務やシフト制勤務で働く人が多いので、派遣社員の年収は約270万円、アルバイト・パートは約229万円と平均年収が低めです。

そのため、非正規雇用者が多いと、コールセンター全体の平均年収が一般的な正社員の水準よりも大幅に低くなってしまうのです。

コールセンターで稼げる人・稼げない人

コールセンターで稼げる人と、稼げない人の特徴をまとめました。

コールセンターで稼げる人コールセンターで稼げない人
コミュニケーション能力が高い人気持ちの切り替えが苦手な人
臨機応変な対応ができる人忍耐力がない人
目標達成意欲が強い人自主性やリーダーシップがない人

コールセンターで稼げる人

コールセンターで稼ぐには、臨機応変に顧客の要望を的確にくみ取り、適切な対応ができることが重要となります。

受信(インバウンド)業務ではスムーズな問題解決を目指して応答率や完結率を向上させ、発信(アウトバウンド)業務では相手のニーズを把握して、テレアポ数や成約数を伸ばすと評価や報酬につながりやすいです。

そのため、コミュニケーション能力は必須で、さらに英語や中国語のスキルなどがあると、外資系やグローバル案件でも高収入を狙えるでしょう。

また、コールセンターの仕事で収入を伸ばすには、積極的にテレアポをして、インセンティブ報酬を得ることも必要不可欠です。目標達成意欲が強く、自主性がある点も重要となります。

コールセンターで稼げない人

気持ちの切り替えが苦手な人や忍耐力のない人は、コールセンターの業務で避けては通れない「クレーム対応」でストレスを引きずりやすく、業務効率やモチベーションの低下につながりやすくなります。

コールセンターでは、顧客の話が分かりにくい場面や理不尽に怒鳴られたりする場面でも、冷静さを保って粘り強く対応できるかどうかが評価されるため、ストレス耐性がない人は収入が伸び悩むかもしれません。

さらに、リーダーシップがない人も高収入を得にくい傾向があります。コールセンターでは、SV(スーパーバイザー)やマネージャーに昇進すると、給与が大幅に上がる場合が多いため、指導スキルや管理スキルを身につけることが大切です。昇進の機会を逃してしまうと、どうしても収入の伸びも限られてしまいます。

コールセンターで年収・給与を上げるポイント

コールセンターの平均年収は、業界や業務内容によって大きく異なります。

コールセンターで年収を上げるポイントは、下記の通りです。

  • 給与が高い業界で転職・就職をする
  • アウトバウンド業務でインセンティブを獲得する
  • SVやマネージャーといった管理者に昇進する

給与を上げるためには、働く環境を見直したり、自身のスキルを高めたりできるように意識しなければなりません。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

給与が高い業界で転職・就職をする

コールセンターの給与は、所属する業界によって大きく異なります。

たとえば、日用品を扱う一般消費財業界や小売業界のコールセンターは給与が低めですが、外資系企業やIT業界、金融業界では高度な専門知識を求められるため、平均年収が高めに設定される傾向が強いです。

これらの業界に転職を目指す場合、採用を有利に進められる資格を取得するのがおすすめです。具体的には、以下のような資格が役立ちます。

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外資系企業:「TOEIC」「英検」などの語学系資格
IT業界:「ITパスポート」「基本情報技術者試験」などのIT関連資格
金融業界:「証券外務員一種・二種」などの金融系資格

外資系企業では多言語対応が求められるので、特に英語や中国語のスキルが必須とも言われています。語学スキルがあると、給与の交渉時に優遇されやすくなります。

また、下記のように、コールセンター業務そのもののキャリアアップとして役立つ資格もあります。

icon参考

「コンタクトセンター検定」:コールセンター業務の専門知識を証明できる資格
「CSスペシャリスト検定」:顧客対応スキルを証明できる資格
「MOS検定」:Microsoft Officeのスキルを証明し、事務系業務にも応用できる資格

こうした資格を取得してスキルを証明することで、より給与の高い業界への転職がスムーズになり、年収アップのチャンスが広がるでしょう。

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アウトバウンド業務でインセンティブを獲得する

アウトバウンド業務とは、コールセンターから顧客に電話をかける業務を指します。主に商品やサービスの案内、セールス、新規顧客の獲得などを行います。対して、インバウンド業務は顧客からの問い合わせや注文を受ける業務です。

アウトバウンド業務は、インバウンド業務に比べて給与水準が高く設定されています。特に営業・販売を伴う業務は、成果に応じたインセンティブ制度が導入されている場合がほとんどです。

インセンティブ制度は、たとえば契約が1件成立するごとに報酬が支給されるといった形で、成果を出せば出すほど収入が増える仕組みになっています。そのため、積極的に顧客にアプローチして成果を出せる人にとっては、大幅な収入アップを狙いやすいのです。

トークスキルや交渉力を磨けば成約率を上げ、効率良く収入を伸ばせるので、コールセンター業務で高収入を目指すならアウトバウンド業務は有力な選択肢となるでしょう。

  • ただし、アウトバウンド業務は顧客が突然電話を受けることになるため、むげに断られるケースも非常に多く、営業スキルだけでなく精神的なタフさも求められます。

SVやマネージャーといった管理者に昇進する

コールセンターで年収を上げる方法として、SV(スーパーバイザー)やマネージャーへの昇進もあります。
コールセンターでは以下のような流れで昇格するのが一般的です。

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一般オペレーター

リーダー

スーパーバイザー(SV)

マネージャー

部門長(センター長)

まずはオペレーターとして経験を積んでリーダーに昇格しましょう。リーダーは後輩オペレーターの簡単なサポートをしたり、自分たちでの解決が難しい場合にSVに相談をしたりする役割を担います。

スーパーバイザー(SV)とは?
オペレーターの教育や研修、オペレーターの個人目標の設定、進捗管理、業務管理といったマネジメントを担当する管理職です。

顧客への応対品質の向上や業務改善、難しい問い合わせがあったときにオペレーターに代わって対応することもあり、現場の監督業務を担います。

SVの上位職であるマネージャーは、SVのサポートだけでなくコールセンター全体の管理を担当し、収支計画の策定や人材の配置、他の部門との調整などを行うポジションです。

昇格をするごとに給料が高くなる傾向にあります。企業や雇用形態にもよりますが、オペレーターとSV以上の管理職では年収に200万円以上の差がつくケースも少なくありません。

管理職へ昇進するためには、オペレーターとして業務成果を上げるだけでなく、業務改善やチームマネジメントへの意欲を見せる必要もあります。

資格取得も有効な手段の一つです。特に、コンタクトセンター検定や、CSスペシャリスト検定は、コールセンター内での昇進に役立つ資格として知られています。これらの資格はレベル別に分かれているので、より高度な試験に合格しましょう。

  • マネジメント経験はどの業界でも重視されるので、管理職になってマネジメント経験を積むことができれば、より年収が高い業界や企業への転職にも有利に働きます!

年収の高いコールセンターを探すなら?

コールセンターの求人を探す際、転職サービスを活用すると年収の高い職場を見つけやすくなります。ここでは、コールセンター専門の求人サイトを3つ紹介します。

ウィルオブコールワーク国内最大級のコールセンター求人に特化したサイトです。未経験者向けの研修も充実しており、さらに仕事開始後も、担当のコーディネーターがサポートしてくれるサービスもあります。
コールナビ自分に合った職種・業務内容を選んで求人を検索しやすいコールセンター特化の求人サイトです。営業・カスタマーサポート・管理者など幅広い選択肢を提供しています。また、無料で利用できるエージェントサービスもあり、自分の希望に合った求人を紹介してくれます。
コールセンター転職ナビキャリアアドバイザーが希望に合った求人を紹介してくれるコールセンター特化の求人サイトです。無料で気軽に利用できます。入社前に職場見学をさせてもらえるのもポイントです。

コールセンターの仕事は業界、業務内容、給与システムなどによって年収が大きく変わります。

これらのサイトを活用して、自分の希望に合ったコールセンターの高収入求人を効率よく探しましょう。

コールセンター以外だと未経験でも年収1,000万円を目指せるナイト系もおすすめ!

コールセンターで年収を上げるためには、成果を出してインセンティブを得るだけでなく、資格を取得したり、管理職への昇進が必須です。

特に管理職にならないと年収600~700万円ほどを安定して得ることが難しく、高収入を得るには長期的に取り組む必要があります。

もし「今すぐ収入を上げたい」「効率よく稼ぎたい」という場合は、ナイト系の仕事がおすすめです。
ナイト系は成果がダイレクトに収入に反映されるため、頑張れば頑張るほど給与に反映されやすい仕事です。

コールセンターとの共通点も多く、コールセンターで培った対応力を活かして働けます。

  • 学歴・資格・経験が不問の求人がほとんどで、応募条件は18歳以上(高校生不可)のみの場合も多く挑戦しやすい業界なので、高収入を目指したい方はぜひ一度ナイト系の求人情報をチェックしてみてください。

コールセンターで稼ぐには資格の取得やアウトバウンド業務での成果、昇進が重要!

コールセンターの平均年収は、他の職種を含めた日本の平均年収と比べて低い傾向があります。

しかし、働く業界や企業、担当業務によっては高収入を得ることも可能です。コールセンターで年収を上げるためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 給与が高い業界で転職・就職をする
  • アウトバウンド業務でインセンティブを獲得する
  • SVやマネージャーといった管理者に昇進する

専門知識が必要な業界のコールセンターの給料は高めに設定されている傾向にあります。

まずはオペレーターとしての経験を積んで、より給料が高い企業に転職するのも手です。現場経験を積むだけでなく、さらに資格を取得すれば、専門知識を活かせるIT・金融系企業や語学力が求められる外資系企業への就職・転職が有利になります。

また、営業・販売を行うアウトバウンド業務は、成果に応じたインセンティブが支給されるため、頑張った分だけ収入を増やせるので、積極的に挑戦しましょう。

そして、基本給が上がったり役職手当をもらえたりするSVやマネージャーに昇進するのも、年収アップのチャンスとなります。

  • コールセンターで稼ぐなら、これらのポイントを意識しながら、計画的にスキルを磨いていきましょう!

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著者情報

シュウジ
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兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。