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今の部署、正直ちょっと合ってない気がする…部署異動したほうがいいのかな
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新人のうちから部署異動を希望したら、評価が下がりそうで不安
部署の雰囲気や求められる役割がどうしても自分に合わない場合、新人であっても異動を考えるのは自然なことです。
無理を続けて心や体をすり減らすより、環境を変える選択も立派な解決策のひとつといえます。
とはいえ、「まだ早い」「甘えていると思われそう」と感じて、なかなか言い出せないのは無理もありません。
本記事では、部署異動したい新人に向けて、印象を下げにくい伝え方や手順を解説します。
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今とは異なる部署で心機一転頑張りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
新人が「部署異動したい」と思うのはわがままじゃない!その理由とデータ

入社して半年〜2年ほど経つと、配属された部署の仕事内容や人間関係に違和感を覚え、「このままでいいのかな…」と悩み始める新人は多くいます。
それでも、「わがままだと思われたくない」「根性がないと思われそう」と不安になり、誰にも相談できずに抱え込んでしまう人も少なくありません。
しかし、今の部署で活躍できないのは「個人の能力不足」ではなく「業務内容とのミスマッチ」が原因の場合もあります。向き・不向きは誰にでもありますし、新人が部署異動を希望するのはわがままではありません。
自分に合った環境を希望するのは自然なことで、前向きなキャリア選択の第一歩と言えます。
実は多い!新人の約4割が「異動したい」と考えている
パーソル総合研究所の調査によると、新入社員や20代の若手社員のうち、約40%が部署異動を希望しているという結果が出ています。
一般社員層において、異動意向があるのは35.8%です。特に、若い世代ほどその割合は高く、20代男性では40.1%、20代女性では47.5%が異動の意向を示しています。
異動希望は、従業員が持つ当然の権利です。新人は「部署異動を希望すると迷惑をかけるかも」「周囲からの印象が悪くなるのでは」と心配するかもしれませんが、社歴を問わず異動願いを出すこと自体は何も悪くありません。
参考:パーソル総合研究所「一般社員層(非管理職層)における異動配置に関する定量調査」(参照 2025-12-21)
会社の責任でもある「ミスマッチ」
新人は、仕事内容を十分に理解できていない状態のまま、配属先が決まることもあります。そのため、実際に業務をこなしてみてから「想像と違う」「自分の得意分野ではない」といったミスマッチが生じやすいです。
また、向き不向きの仕事は誰にでもあり、自分の努力だけではどうにもならないほど適応できないケースもあります。
厚生労働省も、職場での不適切なコミュニケーションや過度な業務負担は、ストレスの大きな要因となり適応が困難になるケースが多いという見解を示しています。
このような状況の場合、部署異動はミスマッチを解消する手段の一つとして効果的です。
参考:厚生労働省「職場における心の健康づくり」(参照 2025-12-25)
異動はキャリアを前向きに考えるチャンス
部署異動の大きなメリットは、転職せずに働く環境やキャリアの方向性を変えられる点です。 転職をすることなく、新しい仕事にチャレンジできるのは大きなメリットと言えます。
自分の強みを活かしやすい部署に異動できれば、今抱えている悩みやストレスが軽減し、自然と仕事のモチベーションアップにもつながるでしょう。
また、部署異動は今後のキャリア形成においても有効です。別の部署を経験することで、会社全体の業務や流れについてより深く理解できるようになります。
仕事への深い理解は人事評価に良い影響を与えやすいため、キャリアアップのチャンスが掴めるでしょう。
【事前準備】部署異動したい新人がまず行うべき4つのこと

新人が部署異動を成功させるには、いきなり異動を希望するのではなく、まずは準備から始めるのが大切です。
部署異動の希望は全従業員が持つ権利であるものの、準備不足の状態で異動を希望すると、上司からの理解が得られず断られやすくなります。
「現部署で何をすべきか」「異動先ではどのようなスキルが求められるのか」などを前もって把握し準備しておくのが、スムーズな部署異動を実現させるカギです。
ここでは、部署異動したい新人にやってほしい4つの事前準備について解説します。一つずつ確実にクリアして部署異動を成功させましょう。
①会社の異動ルールや社内公募制度を確認する
部署異動したい新人が最初にやるべき準備は、ルールの確認です。
新人の場合、異動を希望できる時期や条件にルールが設けられているケースがあります。
- 入社後〇ヶ月以上経過しないと異動を希望できない
- 研修期間中は異動できない
「知らずに動いてしまったせいで話が進まなかった…」というケースも少なくありません。
遠回りしないためにも、就業規則や人事制度は一度しっかり目を通しておきましょう。
あわせて確認したいのが「社内公募制度」の有無です。
- 社内公募制度とは
- 人材を求めている部署に対し、社員が自ら応募できる制度のこと。
会社が社内公募制度を導入していれば、新人でもスムーズに部署異動しやすくなります。よく調べたうえで、制度の活用を検討してみましょう。
②なぜ異動したいのか理由を深掘りして言語化する
部署異動を希望する際は、異動したい具体的な理由を言語化することが基本です。伝える直前に考えるだけでは明確な言語化は難しいので、準備期間中から時間をかけて理由を深掘りしておきましょう。
注意したいのは、「今の部署がつらい」「合わない」という理由だけを伝えてしまうことです。これだけだと、どうしても説得力が弱くなってしまいます。
大切なのは、異動が会社にとってもプラスになると伝えることです。
【例】
「最近〇〇の資格を取得したので、会社で力を入れている〇〇事業に貢献できます」
自分のスキルや実績、将来像などをもとに内容を整理し、説得力のある理由を伝えられるようにしましょう。
③異動したい部署の業務・必須スキルを徹底リサーチ
異動を成功させるためには、「なぜその部署でなければならないのか」「異動した部署でどんな業務をやりたいのか」を明確にする必要があります。
そのために、希望する部署について次の点を調べておくのがおすすめです。
- 業務内容
- 活躍している人の特徴
- 求められるスキルや知識
リサーチを重ねる中で今の自分に足りないスキル・知識を把握できれば、習得に向けて早めに取り組めます。
異動先で必要なスキルや知識を事前に身につけることで、即戦力と判断されて希望が通りやすくなります。
④今の部署で実績を作る
部署異動を希望する際は、現在所属する部署で実績を出すのが不可欠です。
特に入社間もない新人が部署異動を希望すると、「まだ配属されたばかりなのに見切りを付けるの早くない?」「すぐ諦める人なのかな?」と周囲から不信感を持たれる可能性があります。
今の部署で仕事に真摯に取り組み、成果を追い求める姿勢を示すことで、異動を希望する部署に受け入れてもらいやすくなります。
逆に、実績がないまま部署異動を希望しても、前向きに検討してもらえないでしょう。
どの部署でも実績を作って会社からの信頼を獲得することは、部署異動の希望が通るのはもちろん、今後のキャリアアップにもつながります。
【例文あり】新人でも前向きに評価される異動希望の伝え方

ここからは、新人でも前向きに評価される異動希望の伝え方を例文付きで紹介します。
今の部署に不満がある場合でも、適切な言葉・表現に言い換えて異動希望を伝えると、前向きなキャリア選択として会社に認められやすいです。
①人間関係の不満を「業務への影響」に変換して伝える
部署異動したい原因が人間関係の問題だったとしても、感情的に伝えてしまうのは避けたいところです。 冷静で誠実な姿勢を意識するだけで、受け取られ方は大きく変わります。
特定の人への不満や、ただの愚痴になってしまうと、どうしてもネガティブな印象が強くなりがちです。その結果、「本人の問題」と受け取られて、異動が通りにくくなるケースもあります。
ポイントは、具体的な状況と、それが業務にどう影響しているかを整理し、前向きな表現に置き換えることです。
【例文】
在籍している動画編集部は、一人で完結できる業務が多いので、業務の進捗状況や新たな発見などを部署内で共有することを意識して取り組みました。その結果、以前より部署内のコミュニケーションが活発になったと実感しています。
このコミュニケーション能力を活かし、チーム一丸でプロジェクトに取り組める環境であれば今より会社に貢献できると考え、動画企画部への異動を希望いたします。
②「合わない」ではなく「強みを活かしたい」と伝える
合わない業務を無理に続けるよりも、自分の強みや興味を活かせる業務に挑戦したほうが、仕事のモチベーションが高まります。これは、キャリアの成功と仕事へのやりがいを得るきっかけにつながります。
ただし、「今の仕事が合いません」とそのまま伝えてしまうと、どうしてもマイナスな印象になりやすいのが現実です。
そこで、「異動先で何ができるか」「どう会社に貢献したいか」を具体的に示しましょう。
【例文】
在籍している営業部では、今まで顧客のニーズを把握し、営業戦略を練ることで、多くの新規契約を獲得してきました。営業の現場で培ったマーケティングスキルを活かして、マーケティング部への異動を希望いたします。
③体調不良や過重労働を理由にする場合の注意点
残業が多すぎる、負担が大きすぎるといった状況は、体調不良や燃え尽き症候群(バーンアウト)につながりやすくなります。そのため「バランスの取れた働き方がしたい」という異動理由は正当だと言えます。
もし、すでに心や体に不調が出ている場合は、我慢せず早めに相談しましょう。医師の診断書があれば、状況を客観的に伝えやすくなります。
直属の上司に相談しづらい場合は、社内のメンター制度や労働組合、外部の労働相談窓口など、第三者の力を借りるのも一つの方法です。
- メンター制度とは
- 経験豊富な先輩社員が経験の浅い社員をサポートする制度を指します。
【例文】
現部署では月に100時間を超える残業が常態化しており、医師からこのままでは休養が必要であると診断されました。
健康な心身で集中して業務に取り組むためにも、現部署で培ったスケジュール管理や業務効率化のスキルを活かせる部署への異動を希望いたします。直近で「採用コンサルタント資格」を取得したことから、人事部であればより会社に貢献できると考えています。
④【重要】ネガティブな本音をポジティブな手前に変換する
異動を成功させるうえでとても大事なのが、ネガティブな本音を、そのまま出さないことです。 正直な気持ちが「今の仕事がつらい」「やりがいを感じない」だったとしても、そのまま伝えてしまうと、どうしても印象は悪くなってしまいます。
そこで意識したいのが、「不満」→「これからどう成長したいか」という形に変換することです。
自分のためだけでなく、「会社にとってもプラスになる」という視点を入れられると、上司や人事にも納得してもらいやすくなります。
また、新人のうちは「自分の適性や強みを見つける途中」であるのが普通です。
異動を、キャリア形成のチャンスとして前向きに捉えている姿勢を見せるのも効果的です。
| 理由 | 言い換え例 |
|---|---|
| 今の部署の仕事にやりがいを感じない | 自分が得意とする「俯瞰力」を活かせる環境で、さらなるスキルアップを目指したい |
| 部署の職場環境に不満がある | これまでの知見を異動先に共有し、会社の発展に貢献できる人材に成長したい |
⑤異動願い・面談でキャリアプランを明確に伝える
異動先で達成したい目標を具体的に書き出してみると、説得力のある異動理由が思いつきます。
もし「異動先での目標がまったく思い浮かばない」と感じた場合は、まだ異動理由が自分の中で固まりきっていないサインかもしれません。
異動の希望を伝える際は、書き出した内容をもとに自身のキャリアプランを明確に伝えましょう。
参考
【キャリアプラン例】
・異動先の〇〇のプロジェクトで、自分の△△の能力を活かしたい
・将来〇〇の分野に特化したいと考えており、異動先での専門的な経験が必要
キャリアプランを具体的に伝えるのに必要な目標設定の詳しい方法は、こちらの記事で解説しています。
【実践編】新入社員が部署異動を成功させる4ステップ

ここでは、新人が部署異動するための具体的な手順を解説します。
このままミスマッチが起きている現状を放置すると、「もっと早く行動すればよかった」と後悔するかもしれません。そうならないためにも、正しい手順を踏んで異動を成功させましょう。
STEP1:信頼できる上司や先輩に相談する
まずは、上司や先輩に相談を持ち掛けてみましょう。自分よりも職場経験が豊富な相手に相談することで、過去の事例を知れたり異動のタイミングについてアドバイスがもらえたりする可能性があります。
相談する際は、感情的にならず、現状や課題を冷静かつ誠実に伝えることが大切です。
愚痴や不満をそのまま口にしてしまうと、「今の部署が嫌だから異動したいだけ」という印象を与えかねず、結果的に信頼を損なう恐れがあります。
もしも直属の上司や先輩に話しづらい場合は、以下の方法で部署異動の希望を伝えるのも一つの手です。
- 人事部に相談する
- メンター制度や社内相談窓口を利用する
新人が部署異動する際は、いかに周囲を納得させて円満に進めていけるかどうかが重要です。
STEP2:年度末や人事考課など、最適なタイミングを見極める
部署異動の希望を伝えるのに最適な時期は、会社が組織全体を見直す年度替わりや人事考課のタイミングです。
ただし、人員配置がすでに動き始めたあとに希望を伝えると、上司や人事部に余計な負担をかけてしまうことがあります。実務上は、年度替わりや人事考課が始まる1か月ほど前に相談するのが理想的です。
異動が認められるかどうかは、内容だけでなく「いつ伝えるか」によっても左右されます。最適なタイミングを見極めることが重要です。
また、部署異動を伝えないほうがいいタイミングも併せて知っておくのが大切です。タイミングを間違えてしまうと、「なんでこの時期に言ってくるの?」と上司が不信感を持つ可能性もあります。
円満に部署異動を成功させたいのであれば、以下の時期に伝えるのは避けましょう。
- 繁忙期
- 重要なプロジェクトの途中
- 研修期間中
STEP3:異動願いには「会社へのメリット」を具体的に示す
部署異動を希望する際は、口頭での相談に加えて、「異動希望届」「異動願い」といった書面でも示すのが一般的です。
異動願には、「希望部署」「希望時期」「異動を希望する理由」に加えて、部署異動によって会社にどのようなメリットがあるのかを具体的に記載しましょう。
多くの会社では、将来的に会社の成長や安定につながると判断できれば、異動を前向きに検討する傾向があります。
- 即戦力化
- 人材の定着
- 生産性の向上
部署異動を通して、会社にどう貢献していきたいのか説明できるように準備しておきましょう。
また、自分のキャリアビジョンと異動先の業務に整合性があることを示せば、部署異動を希望する理由の説得力が増します。
STEP4:異動決定後は、活かせるスキルを身につけ意欲を示す
部署異動が認められたあとは、異動先の部署で即戦力になれるように知識やスキルを習得する努力をしましょう。
資格取得や自己学習は、スキルアップにつながるだけでなく、異動に対する前向きな姿勢を示す材料にもなります。
また、社内研修や勉強会といったスキルアップを支援する制度を設けている会社も珍しくありません。コストをかけずに必要な専門知識を学べる他、「異動先の部署でいち早く活躍したい」という熱意も示せます。
今の部署で真面目に働くのは大前提として、異動先の部署で貢献できるように予め準備を進めておきましょう。
部署異動したいのにできなかった時の対処法

準備を整えて正しい手順を踏んだとしても、異動希望が通らないケースもあります。そんなとき、「自分がダメだったのかな…」と落ち込む必要はありません。
では異動が実現しなかった場合、どのように受け止め対処すればいいのでしょうか。
ここでは、部署異動したいのにできなかった時の対処法を解説します。
次のチャンスに備え「異動できなかった原因」を改善する
部署異動したいのにできなかった時は、その原因を客観的に把握するのが大切です。
たとえば、適性や熱意が認められても希望先の部署に空きのポストがない場合は、なかなか異動が受け入れられません。また、会社の方針や組織的な理由で異動希望が通らない事例も多いです。
こうした理由は、個人の能力とは別問題であるため、今回の結果を必要以上にネガティブに捉えず、「次につなげる材料」として考えましょう。
なお、次のチャンスに備え、現部署で目立つ成果や実績を残すのも効果的です。会社から評価される人材になれば、部署異動を含め自分の希望が通りやすくなります。
社内公募制度など異動の可能性を探る
部署異動をする手段は、上司や人事部に口頭や書面で伝えるだけとは限りません。
会社によっては、社内公募制度を採用している場合があります。
他にも、従業員の異動希望を積極的に受け入れるための制度が設けられている場合があり、このような制度の有無を確認し、制度があれば積極的に活用しましょう。
同時に、希望する異動先で必要となるスキルを自主的に学習して、アピールポイントを増やしておくのも重要です。
どうしても辛いなら「転職」も視野に入れる
異動希望が通らず辛い思いをしている場合は、転職を検討してみるのも一つの手です。
我慢し続けながら次の人事異動を待つより、環境を変えたほうが前向きに働けるケースもあります。
特に、次のような状況に当てはまるなら、転職を視野に入れてもいいでしょう。
- 今の部署が自分の適性と合っていなくてストレスが大きい
- やりたい業務が明確に決まっている
とはいえ、転職は今後のキャリアを大きく左右する決断となるため、焦らず慎重に検討しても問題ありません。
自分のスキルや経験をもとに新たなキャリアの可能性を見出したいのであれば、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
部署異動したい新人が知るべき注意点とリスク回避策

大前提として、部署異動の権利は社歴を問わず全従業員が持っています。
とはいえ、新人が異動希望を出すことで、「現部署での評価が下がってしまう」「会社に居づらくなる」といったリスクがあるのもまた事実です。
ここでは、注意点とリスク回避策を解説します。
感情的に不平・不満や「退職」をほのめかさない
異動の相談をする際、感情的に訴えたり不平不満を言ったりすると、上司や人事にネガティブな印象を与えてしまいます。結果的に、部署異動の道を閉ざしてしまいかねません。
たとえ現部署への不満や人間関係が原因でストレスを抱えていたとしても、相談相手に気を遣わせるような発言や個人を批判するような表現は避けましょう。
また、退職をほのめかすような発言をするのも好ましくありません。
むやみに退職をほのめかすと、会社への脅しと受け取られて、上司からの信頼を失う可能性があります。「自分の思い通りにならなかったらすぐ退職をほのめかす人」というレッテルを貼られると、今まで以上に部署に居づらくなるでしょう。
今の仕事をおろそかにせず、最後まで責任を果たす
部署異動したいからといって、現部署での業務を怠ったり、仕事に非協力的な態度を取ったりするのは逆効果です。周囲からの信頼を下げる行為は、会社にもその評判が伝わり、異動の希望が通りにくくなります。
異動を検討している最中はもちろん、異動が決定したあとも、目の前の業務に真面目に取り組むのが大切です。
後任への引き継ぎを丁寧に行い、最後まで責任を果たすことで、異動先の部署にも「責任感が強い人」という印象を持ってもらえます。
また、仕事ぶりが評価されていれば異動後も前の部署の人たちと良好な関係を維持できるので、必要な場面で協力し合いながら仕事を進められるでしょう。
異動の相談は直属の上司から行うのが原則
部署異動について「誰に」「いつ」相談するのかによって、結果が変わる場合があります。相談するタイミングや相談相手は、慎重に選定しましょう。
異動の相談は、まず直属の上司に行うのが原則です。先に上司より上の立場の人や人事部に相談すると、その上司との信頼関係にひびが入る可能性があります。
直属の上司を飛び越えて重要な相談をする行為は、「上司の立場を軽視している」と示しているようなものです。上司からマイナスイメージを持たれてしまうと、部署内外でその評判が伝わり、部署異動に支障をきたしてしまうかもしれません。
ただし、どうしても直属の上司と話しづらい事情がある場合は、無理をする必要はありません。
その場合は、信頼できる先輩や人事など、話しやすい相手に相談して問題ありません。
【Q&A】部署異動したい新人によくある質問
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「部署異動を希望して、上司と気まずくなったらどうしよう」
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「異動希望が通らない場合、評価への影響は?」
部署異動したい新人は、このような疑問や悩みを抱えやすいです。ここでは、部署異動したい新人によくある質問をQ&A形式でまとめました。
入社半年や1年での異動希望は早すぎる?
入社半年から1年での異動希望が早すぎるかどうかは、企業の状況やその理由によって判断が分かれます。
明らかなパワハラや過剰労働がある環境では、異動希望が理解してもらいやすいです。一方で、「労働環境に大きな問題がない」「まだ研修期間中である」場合は、まだ早すぎると判断されることもあります。
一般的には、研修を終えて基本的な仕事を一通りこなせるようになったタイミングであれば、新人が異動の相談をしてもおかしくないと言われています。目安として、入社半年から1年程度経ったタイミングくらいです。
異動の相談をしたあと、上司と気まずくならないか?
同僚・上司に挨拶なく部署異動した場合や、異動理由がネガティブな場合は、その後気まずい雰囲気になる可能性があります。一度気まずくなってしまうと、仕事に支障が出てしまいがちです。
上司と気まずくならないためにも、異動理由を伝える際は「他部署で経験を積みたい」「さらなるスキルアップを目指したい」などポジティブな内容でまとめましょう。
また、部署異動が決まった際は、今までお世話になった上司や先輩、同僚、部下に感謝の気持ちを伝えることも欠かせません。異動したあとも良い関係を築きやすくなり、いざという時に助けてもらえるかもしれません。
もし希望が通らなかったら、評価は下がる?
異動希望が通らなかった場合、その後の評価に影響が出る可能性は否定できません。ただし、「異動希望を出したから」という理由だけで評価が下がるケースはほとんどないでしょう。
部署異動を希望した際は、異動を希望する理由や伝え方、その後の仕事への姿勢によって評価が左右されます。
異動希望が通らなくても、スキル不足やタイミングなどといった原因を客観的に把握し、自分に足りない部分を補う努力を続けるのが重要です。
正しい手順で伝えれば新人でも部署異動は可能!

部署異動は、正しい手順で誠意を持って伝えれば、新人であっても通る可能性があります。
また、新人が「この部署は合わないかも」と感じるのは、決して珍しいことではありません。
配属の仕方や説明不足など、会社側の事情が影響しているケースも多いのが実情です。
そもそも、部署異動を希望することはすべての社員に認められた正当な権利です。
自分の強みを活かせない環境や過度なストレスがかかる環境であれば、部署を異動したほうが自分にとってプラスに働くケースも珍しくありません。
まずは、現部署で成果を出しながら、「なぜ異動したいのか」「異動後はどのような業務にかかわりたいのか」などを明確にしましょう。
本記事では部署異動したい新人に向けて、事前準備や正しい伝え方なども紹介しています。
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異動後に役立つ知識やスキルなども身につける努力をして、理想のキャリア実現を目指しましょう!

