-
仕事におけるENTPの強みって何?
-
ENTPの特性を活かせる適職が知りたい!
このような疑問を持つ方に向けて本記事では、「16Personalities test」の特性論をもとにENTP(討論者)の適職を解説します。
基本的な性格や強み、マッチする職場環境などを理解すれば、自分に向いている仕事・避けたほうが良い仕事がわかってくるでしょう。
-
ENTPの就職・転職に役立つ情報をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
\他のタイプもまとめてチェック!/
ENTP(討論者)の基本的な性格と特徴

ENTP(討論者)は、「外向型(E)」「直感型(N)」「思考型(T)」「知覚型(P)」の性格特性を持つアイデアマンです。
また、コミュニケーション能力が高く、周囲とは違う意見でも自分の考えをはっきり伝えられる一面もあります。
まずは、ENTPの基本的な性格と、タイプごとの特徴についてご紹介します。
ENTPは自分の意見が言えるアイデアマン
ENTPは、自分の意見をしっかり言える性格で、周囲とは反対の意見を述べることも恐れないタイプです。
別名「討論者」と呼ばれるだけあって、ENTPは賛否が分かれるテーマについて深く議論するのを好みます。頭の回転が速いうえにコミュニケーション力も高いので、議論を通じて自己表現をしたりアイデアを探求したりすることに長けています。
また、ENTPは発想力や思考力にも優れており、周囲が驚くような提案をするのも得意です。柔軟な思考から生み出されるアイデアで問題を解決に導いていけるので、ENTPは職場のアイデアマンとして活躍しやすいです。
ただしENTPは、議論の場で論戦に夢中になりすぎると、無意識に相手を傷つけるような言動を取ってしまう場合があります。気づかないうちに人間関係を悪化させる可能性があるので、特に社会的な場面では言動に注意が必要です。
なお、ENTPの日本人は全人口の約5.19%と言われており、全タイプの中でも比較的少数派の部類に入ります。
ENTP-A(自己主張型)とENTP-T(慎重型)の違い
「16Personalities test」の診断結果は、それぞれAタイプ(自己主張型)とTタイプ(慎重型)に分類されています。
ENTP-A(自己主張型)は、自分に自信があるので、確信を持って力強く行動できるのが特徴です。リーダーシップを発揮して困難な状況にも前向きに取り組めるため、周囲の人からも信頼されます。
ただし自信過剰になりやすいところがあり、周囲から「自己主張が強い」という印象を持たれる場合も少なくありません。
ENTP-T(慎重型)は、相手の考えや感情に寄り添って行動できます。真面目で努力家な一面を持っており、一度目標を設定すると達成できるまで努力を惜しみません。
その一方で、周囲の反応に過敏になりすぎる傾向が強く、他人を気にして自分らしく振る舞えず、ストレスを溜める場合もあります。
適職を探すときは、自分がどちらのタイプなのかを理解するようにしましょう。
仕事におけるENTPの強み

仕事におけるENTPの強みは以下の3つです。
- 発想力が高い
- コミュニケーション能力が高い
- 行動力が高い
ENTPは柔軟な発想力を持ち、次々に新しいアイデアを出したり問題の解決策を見出したりします。また、誰とでも円滑にコミュニケーションが取れ、アクティブに行動できるのもENTPの強みです。
ここでは、ENTPの強みを詳しく解説します。
ENTPの強み1:発想力が高い
頭の回転が速く、優れた発想力を持っているのがENTPの強みです。
ENTPは、既成概念にとらわれない柔軟な発想ができます。論理的な思考力やクリエイティブな創造力が優れているため、今まで誰も思いつかなかった斬新なアイデアを生み出すのが得意です。
発想力の高さは、ビジネスで新しいルールや案を出すときに役立ちます。また、問題解決に向けてこれまでとは違った角度からのアプローチが必要なシーンにも必要不可欠です。
このような場面で積極的に発言すると、ENTPの強みを活かして活躍できる可能性が高いです。
ENTPの強み2:コミュニケーション能力が高い
ENTPは、コミュニケーション能力が高いため、相手とスムーズに会話したり、物事を説明したりするのが得意です。
想像力豊かなENTPは、相手の様子を窺いながら「次にこの話題を出すとどうなるか」「自分がこう言うと相手はどう思うか」など常に考えて会話をしている傾向にあります。
相手を不快にさせないように空気を読みながらコミュニケーションを取れるため、ただ相手の意見を聞くだけにとどまらず、適切なタイミングで自分の意見もしっかり伝えられます。
自分の意見をわかりやすく伝えることに長けているENTPは、発言する機会が多い仕事やプレゼンをする頻度が高い仕事に就くと強みを発揮できます。
ENTPの強み3:行動力が高い
ENTPの強みは、フットワークが軽く、何かあればすぐに行動できるところです。たとえ些細な違和感でも、一度気になり出したら今すぐ行動して確認しないと気が済まない性格なので、いち早くミスに気づき、トラブルを防げます。
また、何事にも動じず、一度決めたことは必ず最後までやり通す有言実行タイプなところも、ENTPの大きな武器と言えます。
高い行動力は、特にスピードを求められる仕事で活かせる傾向です。たとえば、顧客第一の対応が求められる営業職、急なトラブルにも迅速に解決する力が必要な広報といった職業は、ENTPの行動力が高く評価される可能性が高いです。
仕事におけるENTPの弱点

仕事におけるENTPの弱点は以下の3つです。
- 自己中心的に見られがち
- 計画を細かく立てるのが苦手
- 決められた業務をこなすのが苦手
自分に合う仕事を探す際は、強みだけでなく弱みまで把握しておくことが大切です。
ここでは、ENTPの弱点と短所を克服するコツを解説します。
ENTPの弱点1:自己中心的に見られがち
ENTPは、自分の意見をストレートに伝えてしまうがゆえに、周囲から「自己中心的な人」と見られる可能性があります。
また、自分の考えに自信を持っているのが災いして、実力以上の仕事に手を出して失敗する場合もあり、自信過剰な印象も持たれやすいです。
周囲から面倒な人だと思われやすく、上手くコミュニケーションを取りづらくなるため、仕事に支障をきたす恐れがあります。
このようなENTPの弱みを克服するには、「自己中心的な振る舞いをしていないか」「見栄を張っていると受け取られかねない発言をしていないか」など自分を客観視することを心がけましょう。
ENTPの弱点2:計画を細かく立てるのが苦手
ENTPは、優れた発想力を活かして直感的に仕事を進めるのが得意な一方で、細かい部分に目を向けるのが苦手で、綿密な計画を立てられないという弱点があります。
計画を立てずに仕事を進めてしまうと、想定外のトラブルにうまく対応できず、業務やプロジェクトの遅延につながります。
この弱みをカバーするためには、無理に自分だけでなんでもしようとせずに、計画の立案が得意な人に任せるのも手です。また、自分の仕事の進め方に不安を感じた時点で周囲に相談すれば、業務の段取りについて有益なアドバイスが得られる可能性があります。
ENTPの弱点3:決められた業務をこなすのが苦手
ENTPは、新しいアイデアを生み出す能力に長けている反面、既成概念に従って業務をこなすのが苦手です。決められたルールの中でしか行動できないと、ENTPは強いストレスを感じます。
そのため、昔ながらの伝統や文化を重んじている会社やルーティンワークが多い職場は、ENTPにとって苦痛を感じやすい環境かもしれません。
もしルーティンワークをしなくてはいけない場合は、業務を効率化して少しでも早く作業を終わらせましょう。ストレスを感じる前に単純作業をやり終えることで、仕事のモチベーション低下を防げます。
ENTPの自己PR例文をご紹介

ここでは、ENTPが持つ以下2つの強みをアピールする自己PR例文をご紹介します。
- コミュニケーション力
- フットワークの軽さ
上記2つの要素は、就職・転職活動の自己PRを作るときに打ってつけです。アピールポイントとして上手く盛り込むコツも解説しているので、自己PRの書き方に悩んでいるENTPはぜひチェックしましょう。
例文1:コミュニケーション力をアピール
ENTPの強みであるコミュニケーション力は、業種問わずさまざまな仕事で求められます。
コミュニケーション力の高さを自己PR文に盛り込むときは、相手の様子を窺いながらスムーズな会話ができるという長所を活かして成果を出せたエピソードを交えるのがおすすめです。
参考
【例文】
私の強みは、コミュニケーション力があるところです。
相手の反応・表情などを確認しながら、柔軟にコミュニケーションを取ることができます。
前職の不動産の営業職では、年間を通して社内で成約率1位を維持していました。
これは、お客様の反応に合わせて話し方を変えるように心がけたことで、相手の要望を上手く聞き出し、最適な提案を出せたのが大きな要因だと考えております。
前職で培ったコミュニケーションスキルを活かして、貴社の売上アップに貢献して参ります。
例文2:フットワークの軽さをアピール
ENTPが自己PRを作る際は、フットワークの軽さに関するエピソードを盛り込むのもおすすめです。
フットワークが軽い人は、企業から「行動力や決断力が高そう」「チャレンジ精神がありそう」という印象を持たれる傾向にあります。企業が抱くポジティブなイメージを体現したエピソードを取り入れるようにしましょう。
参考
【例文】
私の強みは、フットワークが軽いところです。
前職では、食品会社の商品企画部門に在籍しており、全国各地のグルメスポットを食べ歩いたり、食品メーカーの展示会に参加したりして、ヒット商品を生み出すための情報収集を積極的に行っていました。
その結果、今後「〇〇」が流行ることを予測し、競合他社よりいち早く商品化し、会社を代表する大ヒット商品となりました。
前職で心がけたフットワークの軽さを発揮して、貴社を代表するヒット商品を生み出したいと考えております。
ENTPの世間のイメージと周囲に与える印象

ENTPはコミュニケーション力や思考力が高く、他者と議論を交わすことを好むタイプですが、周囲の人からは以下のような印象を持たれている場合が多いです。
- チーム内のENTPは革新的なアイデアを生み出せる人物だと評価されている
- リーダーとしてのENTPはカリスマのような存在だと見られる
ここでは、ENTPの世間のイメージと周囲に与える印象について解説します。
チーム内のENTPは革新的なアイデアを生み出せる人物だと評価されている
ENTPは、周りの人が思いつかないようなことを提案できる発想力があるため、周囲から「アイデアが豊富な人」だと思われている傾向です。
ENTPの柔軟な発想力は、主にチーム内で起きた問題の解決策を考える場面で活かされます。ルールや常識に縛られず、周囲と異なる視点で物事をとらえられるので、あっと驚くような策を見出し、問題解決に導きます。
その結果、チーム内ではアイデア出しをする際に頼りになる存在として、一目を置かれるケースが多いです。
リーダーとしてのENTPはカリスマのような存在だと見られる
ENTPはルールを気にせず自分の信じる道を突き進むタイプなので、リーダーになるとそのまっすぐな姿勢で周囲を魅了し、カリスマ的存在として認識されやすいです。
型破りな行動にメンバーから驚かれつつも、優れたコミュニケーション力で周囲からの支持を集め、最終的にはチームの士気を高めます。
ただし、一部の人からは「危なっかしい」「強引」と思われがちです。そのため、時には他人の意見にも耳を傾けるように心がけましょう。
ENTPと相性が良い相手の特徴

仕事においてENTPと相性が良い相手の特徴は、以下の2つです。
- ENFJ(主人公)
- ESTJ(幹部)
上記のタイプの人と一緒に働くと、ENTPはより自分の強みを発揮して活躍できるでしょう。
それぞれのタイプの特徴を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
上司:型破りな行動を認めてくれる良き理解者の「ENFJ」
ENFJ(主人公)は洞察力に優れ、他者の気持ちを深く理解して寄り添う能力に長けています。
ENFJの上司は、革新的なアイデアの提案や型破りな行動を好むENTPに対しても理解を示す傾向にあるため、ENTPにとって良き理解者となる可能性が高いです。
ENTPの豊かな発想力とENFJの優れた対人スキルが合わされば、周囲の人々を巻き込んで新しいアイデアを実現し、より大きな成果が出せるでしょう。
また、ENFJはサポート力に優れ、リーダーシップもあるのが特徴です。そのため、わが道を行くタイプのENTPが組織内で浮かないように、何かと手助けしてくれる場合が多いです。
ENFJとENTPは、同じ「外向型(E)」で他人とのコミュニケーションに積極的な一面を持っています。意思疎通が取りやすいため、一緒に働けば信頼関係が生まれ、仕事がスムーズに進みやすくなるでしょう。
同僚:計画通りに仕事を進められる「ESTJ」
ESTJ(幹部)は計画を立てるのが得意で、目標達成に必要な工程を事前に明確にしたうえで業務を始めます。
細かい計画を立てるのが苦手なENTPにとって、ESTJの同僚は自分の弱みを上手くカバーしてくれる存在です。
だからといって、一方的にENTPがESTJに助けられてばかりというわけではありません。ESTJは、クリエイティブな業務が苦手ですが、一方でENTPは優れた発想力を持っています。
そのため、「ENTPが革新的なアイデアを提案し、ESTJがそのアイデアをどう仕事に活かすのか考える」という関係が成り立ちます。
ENTPとESTJが同僚になると、お互いにないものを補いながら仕事を進められるでしょう。
また、ESTJは論理的思考力を持ちコミュニケーション力も高いです。討論を好むENTPとも同じ熱量で深く語り合えるので、ENTPにとって頼れる存在になれる可能性があります。
ENTPと相性が悪い相手の特徴

仕事においてENTPと相性が悪い相手の特徴は、以下の2つです。
- ESFJ(領事)
- ISFJ(擁護者)
ENTPと相性の悪い上司・同僚のタイプを解説するので、ベストな距離感や適切なコミュニケーションの取り方を知りたい方はぜひチェックしてみてください。
上司:新たなアイデアを取り入れることに消極的な「ESFJ」
ESFJ(領事)は、新しいチャレンジに対して消極的な傾向にあります。
革新的なアイデアを生み出し実践しようとするENTPとは対照的に、ESFJは今までのやり方に固執する一面があるため、上司・部下としての相性は良くありません。
また、リーダーとしてのESFJは、チームをまとめていくうえで協調性が大事だと考えています。そのため、自分の考えをすぐに実行したがるENTPを見たとき、「チームの輪を乱す自己中心的な存在」だと感じてしまいがちです。
ENTPも、なかなか自分の考えを理解してくれないESFJの上司に対して不満を持ってしまうことから、対立が起きやすくなってしまいます。
ESFJの上司とENTPの部下が信頼関係を築くためには、日ごろから積極的にコミュニケーションを取り、お互いの価値観を認め合うのが大切です。事前にお互いの価値観を知っておけば、ENTPの行動にESFJの上司が理解を示してくれる可能性があります。
同僚:ルールや規則に忠実な「ISFJ」
ISFJ(擁護者)は、ルールや規則に忠実に従いながら働くケースが多いです。一方で、ENTPはルールや既成概念にとらわれない柔軟な働き方を好みます。
そのためISFJとENTPが同僚になった場合、仕事の取り組み方で衝突する場合があります。
また、ISFJは他者を尊重しようとするあまり、自分の気持ちを抑えてしまいがちです。強く自己主張できない性格なのも相まって、物怖じせず自分の意見を言えるENTPに対して苦手意識を持つ傾向があります。
遠慮なく議論をしたいと考えるENTPにとっても、なかなか自分の本音を話さないISFJを苦手に感じやすいです。
まさに真逆のタイプと言えるISFJとENTPが良好な関係を築くためには、お互いを認め合うことが重要です。
ISFJは、サポート能力に長けている一面を持っているため、相手との関係次第で大きな力になります。ENTPは、一方的な発言に気を付けながらコミュニケーションを取っていくことで、ISFJと良好なビジネス関係を築きやすくなります。
ENTPがマッチする職場環境

ENTPは、発想力を活かして革新的なアイデアを生み出したり、高いコミュニケーション力で深く議論できたりする力に長けています。
このようなENTPの強みを発揮できる職場環境の特徴は、以下の通りです。
- 仕事内容が変化し続ける職場
- 風通しが良い職場
- 多様な働き方ができる職場
ENTPに合う職場環境を理解し、適職探しに役立ててください。
1:仕事内容が変化し続ける職場
ENTPは行動力が高く、新しいアイデアを考えたり前例のないことに挑戦するのが得意です。そのため、定期的にやるべき仕事が変わる、変化の多い職場に適しています。
たとえば、売上が急上昇している会社や事業を拡大している会社は、新しい業務が増えていく傾向にあるため、さまざまな仕事に関われる可能性が高いです。
また、仕事内容がめまぐるしく変わる職場は、長時間のルーティンワークが発生しにくいです。ENTPは、決められた業務をこなすことに苦手意識を感じるため、変化の多い職場環境に身を置いたほうがモチベーションを高くして働けるでしょう。
2:風通しが良い職場
ENTPは、上司・部下といった立場に関係なく、社員全員が気軽に意見を言い合える風通しの良い職場とマッチしている場合が多いです。
ENTPは、既成概念にとらわれず、新たな提案や実践的な取り組みをすることを好みます。そのため、特定の人以外の発言権がない職場や、イエスマンしかいない職場で働くとフラストレーションが溜まりやすいです。
風通しが良い職場の場合、積極的な発言や提案ができる人は、「仕事に対して前向きに取り組める人材」として会社から評価されるケースも少なくありません。ENTPの強みを活かしてキャリアアップを目指したいのであれば、フラットな職場を選んでみるのもおすすめです。
3:多様な働き方ができる職場
ENTPは、自分で働き方を選べる職場や、自分の力を自由に試せる職場に適しています。
ENTPは自立心が強いうえ、自分の思い通りに行動したいタイプです。厳しい規律がある会社で働くと、自分の思い通りに仕事ができないストレスから、早期退職につながる恐れがあります。
リモートワークやフレックスタイム制といった自分で働き方を決められる職場であれば、自分のペースで仕事が進められるでしょう。
また、多様な働き方ができる職場は、新たな価値観や取り組みに寛容な傾向があります。ENTPの革新的なアイデアにも理解を示してもらいやすいため、自分がやりたいことをやらせてもらえる可能性が高いです。
ENTPに向いてる仕事とその特徴

仕事をするうえで強みとなるENTPの性質は、以下の通りです。
- 発想が豊か
- 話上手
- フットワークが軽い
このような特徴は、下記のような仕事に活かせます。
- 自分のアイデアを形にできる仕事
- 自分から発言する場面が多い仕事
- スピードが求められる仕事
これらの要素から考えられる、ENTPに向いてる仕事の例を紹介します。
- デザイナー
- 脚本家
- 建築士
- 事業企画
- 記者
- 弁護士
- 営業職全般(新規開拓など)
- マーケター
- 広報
- キャリアアドバイザー
デザイナーや脚本家、建築士などは、ENTPが持つ論理的思考力とクリエイティブな発想力を活かせる職業です。斬新なアイデアが求められる場面も多く、既成概念にとらわれないENTPに適しています。
また、事業企画や記者、弁護士といった人との対話やプレゼンをする機会が多い仕事は、ENTPの強みである高いコミュニケーション力が大いに役立ちます。
営業職やマーケター、広報、キャリアアドバイザーなどは、スピーディーかつ臨機応変な対応が求められる機会が多いです。ENTPは、フットワークが軽く積極的に行動できるため、何事にも柔軟に対応して活躍できる可能性があります。
ENTPが避けたほうが良い仕事とその特徴

仕事をするうえで弱点になりうるENTPの苦手分野は、以下の通りです。
- 綿密な計画を立てること
- ルールに縛られること
- 一つの作業に集中すること
このような特徴を踏まえると、ENTPにとって以下の仕事は相性が悪いと言えるでしょう。
- 細かな点に注意しながら進めていく仕事
- 厳格なルールを設けている仕事
- ルーティンワークが多い仕事
これらの特徴を参考に、ENTPが避けたほうが良い仕事の例をご紹介します。
- 会計
- 品質管理
- 警察官
- 銀行員
- 看護師
- 事務職
- 工場のライン作業
- データ入力
会計や品質管理は、細かい作業が多く小さなミスも許されない業務が多いです。細部にまで注意を払って慎重に作業しなくてはいけないため、細かい部分に目を向けるのが苦手なENTPには難しいでしょう。
警察官や銀行員、看護師といったルールやマニュアルが厳格に定められている仕事は、ENTPの強みである発想力を発揮する機会がほとんどありません。
事務職や工場のライン作業、データ入力などは、ルーティン作業が多い仕事です。ENTPにとって単純作業は退屈に感じやすく、自分の思い通りに仕事が進められないことから、フラストレーションが溜まってしまうリスクがあります。
ENTPのあるある10選
ここでは、仕事や人間関係、性質面における「ENTPあるある」をいくつかご紹介します。
あるあるの言動を知っておくことで、自分についてより理解できるようになったり、周囲と良好な関係を築くためのコツを見つけられたりするメリットがあります。
自分はいくつ当てはまっているのかチェックしてみましょう。
- 一つのテーマについて熱く議論するのが好き
- 斬新なアイデアを思いつく
- 初対面の人ともスムーズに会話ができる
- なるべく退屈な時間を過ごしたくない
- いろいろな人から相談を受けやすい
- よく頭の回転の速さを褒められる
- 行動の速さに驚かれる
- 飽きっぽい
- 周りから言いすぎだと言われたことがある
- 細かい部分をスルーしがち
ENTPの成功者一覧
ENTPの成功者・有名人には、以下のような人物が挙げられます。
- トーマス・エジソン(発明家)
- トム・ハンクス(俳優)
- セリーヌ・ディオン(歌手)
- マーク・トウェイン(小説家)
- アダム・サヴェッジ(デザイナー)
- サラ・シルバーマン(コメディアン)
- アル・ヤンコビック(ミュージシャン)
- ジャック・スパロウ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」登場人物)
- ジョーカー(「バットマン」登場人物)
- エメット・ブラウン博士(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」登場人物)
- ティリオン・ラニスター(「ゲーム・オブ・スローンズ」登場人物)
ENTPに関するよくある質問

ENTPに関するよくある質問は以下の通りです。
-
ENTPはどうして頭がおかしいと言われているのですか?
-
ENTPが討論者と呼ばれる理由は?
日本人の中では少数派であるENTPは、周囲からの理解を得られず「頭がおかしい」と言われることもあります。
また、なぜENTPが「討論者」と呼ばれるのか理由が気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ENTPに関するよくある質問・疑問にお答えします。
Q:ENTPが頭おかしいと言われるのはなぜですか?
ENTPが頭おかしいと言われる理由として、誰にも予想できないような大胆な行動を取ることが挙げられます。
ENTPは、常識にとらわれない思考を持ち、一瞬のひらめきを大切にしている傾向にあります。その場の思いつきで行動する場合が多いため、周囲からは「極端すぎる」「考えが読めない」などと思われやすいです。
また、ENTPは賛否が分かれるテーマについて議論することを好みます。自分が納得するまでとことん議論したがるため、周囲が一歩引いてしまう点も、頭がおかしいと言われる要因の一つです。
Q:ENTPが「討論者」と呼ばれるのはなぜですか?
ENTPは、仕事・プライベートを問わず人と議論することを好み、物事をはっきり言う傾向があるため、「討論者」とも呼ばれています。
また、ENTPは、相手の話もしっかり聞いたうえで、自分の意見を言えます。まるで演説者のように自分の考えを主張したいのではなく、お互いに意見を出し合って結論を出そうとする点も、「討論者」と呼ばれる要因です。
ENTP(討論者)の適職と適性を知り転職に活かそう

ENTPには、発想力やコミュニケーション力、行動力があります。これらの強みを活かせる仕事の特徴は以下の通りです。
- 自分のアイデアを形にできる仕事
- 自分から発言する場面が多い仕事
- スピードが求められる仕事
一方でENTPは、自分の意見をストレートに伝えてしまう性格が災いして、一部の人から自己中心的な人だと思われる可能性があります。また、進捗管理において細かい部分まで気を配れなかったり、ルーティン業務が苦手だったりする弱みも持っています。
自分の適職を探す際は、強み・弱みを把握したうえで、なるべく自分の強みを発揮できる職場を選ぶのがおすすめです。
-
自分の特性をプラス・マイナスの両面から深く理解して、転職活動に活かしましょう!
\他のタイプもまとめてチェック!/