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保健師の平均年収ってどのぐらい?
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保健師が年収を上げる方法が知りたい
保健師は、対象者の健康管理や病気予防を行う、社会に貢献できるやりがいのある仕事です。
専門性が高く「保健師免許」と「看護師免許」の2つの国家資格が必要となる職業なので、年収がいくらぐらいなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、保健師の平均年収や収入の内訳、年齢や地域による年収の違いなどを詳しく解説します。
また、稼げる保健師になるための方法や年収アップの具体的なポイントについても取り上げるので、保健師になりたい方や、保健師としてもっと収入を上げたい方はぜひ参考にしてみてください。
保健師の平均年収は約451万円
保健師の全国平均年収は約451万円です。この金額は、月給31.3万円、年間賞与76万円をもとに算出しています。
大学卒業後の22歳から定年を迎える60歳まで、保健師として同じ企業に勤め続けた場合の単純計算だと、生涯年収は約1億7,138万円に達します。
年収のピークは55~59歳で、この時期の平均年収は620.48万円です。
ただし、保健師は雇用主の種類や職場によって業務内容が大きく変動します。これらの数値はあくまで保健師全体の平均値であることに注意しましょう。
ちなみに、保健師の代表的な区分は以下となります。
【保健師の区分と主な業務内容】
行政保健師 | 公務員として、自治体の保健所や保険センター、行政関係の施設などで、地域住民の健康管理、健康相談を行う。 【主な業務内容】 ・感染症や成人病、生活習慣病の予防や啓蒙活動 ・高齢者や障がい者の生活支援 ・産後女性への保健指導 ・新生児がいる家庭への訪問 ・乳幼児健診各種予防接種のサポート ・DVや虐待への介入 |
産業保健師 | 民間企業に所属し、社員や社員の家族の健康管理、健康相談を行う。 【主な業務内容】 ・社員の健康状態の把握 ・社員のカウンセリング ・健康診断やストレスチェックの実施 ・うつ病などのメンタルケア対策 |
学校保健師 | 私立の小学校・中学校・高校・大学・専門学校に勤務し、学生や教職員の健康管理、健康相談を行う。 【主な業務内容】 ・生徒・教員の健康維持促進、管理 ・体調不良者の看護、ケガ人の応急処置 ・生徒のメンタルヘルス支援 |
病院保健師 | 病院やクリニック、訪問看護ステーションなどに勤務し、患者や病院職員の健康管理、健康相談、場合によっては看護業務も行う。 【主な業務内容】 ・患者への病気予防のアドバイス ・退院後の生活指導 ・予防接種のサポート健康診断の実施 ・職員の健康管理感染症対策 |
参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「保健師」(参照 2024-8-31)
保健師の収入内訳
保健師の収入は基本給に加えて、賞与やさまざまな手当から成り立っています。
主な手当には時間外手当や通勤手当、住宅手当、家族手当、役職手当、さらに特殊勤務手当などが含まれます。
特殊勤務手当とは、危険な場所や環境下といった、心身への負担が大きい業務に従事する公務員に支給される手当です。
行政保健師として働く場合、HIVや結核といった感染症患者や精神病患者と接する業務もあり、このような際には特殊勤務手当が発生します。保健師の特殊勤務手当は約16,000円が相場です。
また、病院や介護施設などで働く看護師の場合は夜勤が発生することも多く、その場合は夜勤手当が支給されます。
ちなみに、公務員の行政保健師の場合、賞与は条例により夏と冬の年2回支給となり、基本給の約4.45ヶ月分が支給されます。民間で働く場合は勤め先の企業によって支給の有無や金額、回数が異なるので、注意しましょう。
このように、保健師の収入内訳は職務内容や役職、勤務先によっても大きく異なります。
【年齢別】保健師の平均年収
保健師の平均年収を年齢別で見てみると、年齢と年収が比例しにくい職業であることがわかります。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
20~24歳 | 359.67万円 |
25~29歳 | 426.78万円 |
30~34歳 | 397.2万円 |
35~39歳 | 475.56万円 |
40~44歳 | 516.84万円 |
45~49歳 | 461.17万円 |
50~54歳 | 468.78万円 |
55~59歳 | 620.48万円 |
参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「保健師」(参照 2024-8-31)
30~34歳、45~49歳の段階で平均年収が下がる理由としては、保健師という職業の男女比率が「1:9」である点が挙げられます。
実は、保健師はもともと「保健婦」と呼ばれており、かつては女性限定の職種でした。平成5年の法改正で男性も保健師になれるようになりましたが、こういった経緯により年配の層を中心に女性の割合が圧倒的に高い職業です。
女性が多いため、結婚や出産・育児、親の介護といった家庭の事情によってフルタイムで働けない女性が増える年齢層は、平均年収が下がってしまうという現象が起きているのです。
とは言え、定年間近の55~59歳では年収のピークを迎えるので、仕事に専念して勤続年数が増えれば年収はしっかりと増えます。
ライフスタイルに合わせながら働き方を柔軟に変えていけば、男女を問わず年収を増やすことは可能です。
ちなみに男性の保健師は20代後半の割合が大きいというデータが出ています。今後男性の保健師が増えていけば、年齢別の平均年収の比率も変わっていく可能性が高いです。
参考:保健師の活動基盤に関する基礎調査 報告書「保健師の活動基盤に関する基礎調査 報告書」(参照 2024-8-31)
【性別】保健師の平均年収
保健師の平均年収を性別で比較すると、男性のほうがやや高いことがわかります。
なお、平均年収は「きまって支給する現金給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で算出しています。
性別 | 平均年収(千円) | きまって支給する現金給与額 (千円) | 年間賞与その他特別給与額 (千円) |
---|---|---|---|
男女計 | 4510.5 | 312.9 | 755.7 |
男 | 5158 | 359.6 | 842.8 |
女 | 4463.3 | 309.5 | 749.3 |
参考:e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2024-8-31)
男性の年収が高い理由としては、男性のほうが女性よりも結婚や出産・育児、親の介護といったライフステージによる収入の変動を受けにくい点が考えられます。
女性の場合は家庭の事情などによる休業や勤務時間の変動があるため、フルタイムで働けない女性が多い年齢層が、女性全体の平均年収を押し下げているのです。
しかし、保健師が男性優位な職種かと言うとそうではなく、むしろ男女の平均年収の差は、他の職種と比べるとかなり小さいです。
保健師の仕事は男女で勤務内容が変わったり、体力の有無で特定の業務が困難になったりするケースが少なく、性別に関係なく収入を得られる職業と言えます。
【地域別】保健師の平均年収
保健師の平均年収を地域別で比較すると、首都圏をはじめとする大都市圏では年収が高めの傾向にあるものの、近隣の地域でも平均年収に大きく差があります。
都道府県 | 平均年収 |
---|---|
北海道 | 597.9万円 |
宮城県 | 357.5万円 |
東京都 | 553.5万円 |
埼玉県 | 435万円 |
千葉県 | 511.2万円 |
神奈川県 | 379万円 |
新潟県 | 449.7万円 |
静岡県 | 466.9万円 |
愛知県 | 435万円 |
京都府 | 546.5万円 |
大阪府 | 630.5万円 |
兵庫県 | 442.9万円 |
岡山県 | 453.4万円 |
広島県 | 400.6万円 |
福岡県 | 436.6万円 |
熊本県 | 403.9万円 |
参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「保健師」(参照 2024-8-31)
上記のデータでは、最も平均年収が高いのが大阪府の約630万円、最も平均年収が低いのが宮城県の約357万円でした。
保健師は自治体(市区町村の保健所など)で働くケースが多く、公務員の割合が非常に高い職業です。そのため、平均給与はその地方の財政規模や公務員の給与水準にも強く影響されます。
また、傾向としては給与水準が高い大企業や大病院が多い地域や、人口が多く保健師の需要が高いエリアのほうが高年収になりやすいです。
参考:保健師の活動基盤に関する基礎調査 報告書「保健師の活動基盤に関する基礎調査 報告書」(参照 2024-8-31)
保健師の平均年収が低いと言われる理由
保健師の平均年収は約451万円で、日本全国の平均年収の458万円と比べると、ほぼ同等です。
しかし、「保健師は年収が低い」と言われることもあります。
保健師の平均年収が低いとされる理由には、下記のような要因があると考えられます。
- 昇給に時間がかかるケースが多いから
- 他の医療職と比べて夜勤がなく、夜勤手当がもらえない分給与が低いから
- 民間企業の場合は適切な評価制度が定まっていないケースがあるから
- 専門性の高さの割に見合った給与がもらえていると感じられるケースが少ないから
まず、保健師は、昇給までに時間がかかるケースが多いです。
公務員である行政保健師の場合、勤続年数に応じて決められたルール内で昇給・昇格がされますが、職位に就くまでには5~8年ほどかかる傾向にあります。
組織体制上、公務員は給与が段階的に上がる仕組みとなっているため、長期的な勤続を求められることが一般的です。若手は他業界・他職種の職業と比べて昇給がゆるやかなので、どうしても「稼ぎにくい」と感じやすい環境と言えます。
一方、民間企業の保健師の場合は、資格手当などの支給はあっても保健師としての役職制度が整っていない中小企業も多く、基本給の定期昇給程度しか昇給が望めないというケースもあるようです。
また、保健師は看護師などの他の医療職と比較して夜勤が少なく、夜勤手当で稼ぎづらいのも収入が低い要因です。
さらに、保健師は「看護師免許」と「保健師免許」の2つの国家資格が必要で専門性が非常に高い職種であるにもかかわらず、そのスキルや知識に見合った給与を得ていると感じられるケースが少ないと感じる人もいます。
実際、職場によっては、危険な感染症対策や地域住民の健康管理といった高度な業務を担当するにもかかわらず、それが昇給や手当の増額に結びつかないことも少なくありません。
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これらの要因が重なり、保健師の平均年収は、専門性の高さに対して相対的に低いと感じやすい現状があると言えるでしょう。
保健師で稼げる人・稼げない人
保健師として活躍して稼ぐためには以下のようなスキルが必須です。
- コミュニケーション能力
- 観察力
- 適応力
- 忍耐力
また、これらのスキルを考慮しながら、保健師として稼げる人・稼げない人の特徴を挙げてみました。
保健師で稼げる人 | 保健師で稼げない人 |
---|---|
コミュニケーション能力のある人 | 協調性がない人 |
優れた観察力を持つ人 | 相手目線に立った対応ができない人 |
ストレス耐性のある人 | 学習意欲が低い人 |
保健師は相談相手とコミュニケーションをとって信頼関係を築きながら、健康管理をしたり、病気の予防や改善に向けたアドバイスをしたりする仕事です。
対象者の年齢や性別に応じて専門用語を使わずにわかりやすく物事を説明することも求められ、高いコミュニケーション能力が必要不可欠です。また、相手の些細な変化や体調の異常に気づける観察力も重要で、これらの能力が保健師としての成果に大きく直結します。
さらに、医療・福祉関係者や行政機関の担当者などと連携しながら業務を行うので、協調性がある保健師は重宝されるでしょう。
保健師の仕事はマニュアル通りではなく、その人に合った適切なケアをする必要もあります。そのため、保健師として稼ぐには、柔軟な対応ができる適応力や、根気強く仕事を続けられる忍耐力、多くの人を相手にする環境ゆえにストレス耐性も欠かせません。
一方で、保健師として稼げない人は、協調性に欠けている人や、相手の目線に立って対応ができない人、学習意欲が低い人などが挙げられます。
保健師は多くの同僚や他職種の人と連携しながら働くため、協調性が求められます。そして、専門知識がない人に寄り添いながら説明・アドバイスをするといった業務が多く、高圧的だったり、忙しいからと雑な対応をしてしまったりする保健師は、保健指導の効果が低下しかねません。
さらに、医療や保険分野は日々進歩しているため、常に新しい知識や技術を学ぶ必要があります。保健師になったあとも勉強を続けられる向上心がないと、保健師として稼ぎ続けるのは難しいです。
保健師で年収・給与を上げるポイント
ここからは、保健師として年収・給与を上げるポイントについて解説をしていきます。
保健師で年収・給与を上げるポイントは以下の3つです。
- 勤続年数を伸ばして役職に就く
- 自分の職場で役立つ資格を取得する
- 産業保健師に転職する
保健師は独立開業権こそないものの、スキルを伸ばすことでさまざまな働き方ができるようになります。
公務員として働くか、民間企業で働くかでも業務内容や労働環境が大きく変わるので、自分にとって働きやすい選択をとりながら年収を上げていきましょう。
勤続年数を伸ばして役職に就く
保健師で年収を上げる方法の1つが、勤続年数を伸ばして役職に就くことです。
特に公務員である「行政保健師」にとって、この方法は非常に有効です。行政保健師の職場では、職位のルールが細かく設定されており、特別な試験を受けたり目立った功績がなかったりしても、一定の勤続年数を経ると昇進できる仕組みが整っている傾向にあります。
一般的には自治体の保健所などで保健師として経験を積んでいけば、「係長」「課長補佐」「課長」「部長」といった管理職へと昇進していくことが可能です。
職位が上がると、基本給のアップや役職手当の支給が可能となり、着実に収入が増えていきます。
とは言え、行政の場合は各自治体で決められた昇給・昇格ルールがあります。そのため、役職が上がって年収が目に見えて高くなるまでには、最低でも5年、場合によっては7~8年程度と、ある程度の時間を要する点も理解しておく必要があるでしょう。
昇進のタイミングは決まっているので、長期的な視点で計画的にキャリアを積んでいく点が重要です。
一方、産業保健師などの民間で働く保健師の場合は、本社の産業保健師長や健康管理室長といった管理職になることで、年収がアップします。
公務員と比べると、民間の職場は実務経験だけでなく、個人のスキルや適性なども役職に就けるかどうかに関わってくる傾向が強いです。
職場で役立つスキル・資格を取得する
保健師として働きながらスキルアップすることで評価につなげ、年収を上げる方法もあります。
保健師の仕事に直結する能力を磨くのであれば、具体的には以下がおすすめです。
- 医療・保険の専門知識
- マネジメントスキル
- IT・デジタルスキル
- 語学力
近年は、健康診断の状況を一元管理するシステムや、健康診断の結果と労務データを組み合わせて分析するシステムなどが開発されていて保健師の仕事もどんどんデジタル化しています。これらを操作して業務で活用できる保健師は重宝されます。
また、語学力があれば、給与水準が高い外資系企業の保健師になることも可能です。さらに、近年は訪日外国人が増えているため、観光地に近いエリアでは英語を話せる保健師を高水準の給与で募集しているケースもあります。
そして、年収を上げるには、医療・保険の専門知識の習得も必要不可欠です。関連資格を取得すると業務の幅を広げたり、資格手当を支給されたりして、収入アップにつなげられます。
保健師は職場によって業務内容が大きく異なるので、自分の職場やこれから目指したい分野に特化した資格を取得してキャリアアップしていきましょう。
【保健師におすすめの資格例】
行政保健師に役立つ資格 | ・ケアマネージャー(介護支援専門員) ・産業カウンセラー第一種衛生管理者 ・健康運動指導士・健康運動実践指導者 |
学校保健師に役立つ資格 | ・養護教諭二種免許 ・第一種衛生管理者 ・思春期保健相談士 |
産業保健師に役立つ資格 | ・産業カウンセラー ・第一種衛生管理者 ・労働衛生コンサルタント ・健康運動指導士・健康運動実践指導者 |
病院保健師に役立つ資格 | ・人間ドックアドバイザー ・認定看護師 ・認定看護管理者 ・第一種衛生管理者 ・ケアマネージャー(介護支援専門員) ・健康運動指導士・健康運動実践指導者 ・家族心理士・家族相談士 |
これらの資格の取得により自身の専門性をさらに深め、職場での評価を高められれば昇給やキャリアアップのチャンスが得られます。
保健師としての幅広いフィールドで活躍するためにも、自分の職場に合った資格を見極め、積極的にスキルを磨いていくことが重要です。
産業保健師に転職する
保健師は前述のように大きく4つの区分に分類されますが、その中でも高収入を得やすい傾向にあるのが産業保健師です。
公務員である行政保健師は、自治体によって給与額のテーブルが定められてしまっていますが、民間企業で働く場合は企業の業績や個人の能力次第で昇給・昇格しやすいので、若手のうちから大幅な年収アップを狙いやすいです。
特に産業保健師が勤める企業は大企業がメインとなるため、給与水準が高く、福利厚生も充実している傾向にあります。実際、医療に関する専門知識や複数の資格を持つ保健師に対しては、年収1,000万円以上の報酬を提示する企業も見られます。
また、大企業の産業保健師は新卒からの就職が難しく、保健師としての経験をしっかり積んだあとに転職するのが一般的です。経験を積んでからの転職となると、企業で求められるスキルを備えた即戦力として扱われるため、年収を大幅に上げられるケースが多いです。
産業保健師は給与が高い外資系企業を選ぶことも可能なので、保健師としてのスキルや語学力を磨いてから、年収の高い企業に転職するのもありでしょう。
とは言え、産業保健師は勤める企業によって給与水準が大きく変わり、ベンチャー企業や中小企業で働く場合と大手企業で働く場合では、年収差が数百万円に及ぶ可能性もあります。
そして、給与額だけを見て就職先を決めても、自分に合わない職場であれば長続きせず、キャリアアップができないといったリスクも発生します。
行政保健師や学校保健師は、職場自体が安定していて退職金が多かったり、比較的残業が少なくワークライフバランスをとりやすい環境だったりする場合が多いです。病院で働く病院保健師の場合は、夜勤手当や看護業務などの手当で稼ぐという手もあります。
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それぞれの職場の業務内容や労働環境も比較しながら、自分にとって無理のない働き方でキャリアアップを目指していきましょう!
年収の高い保健師の求人を探すなら?
ここまで、保健師として年収アップをする方法について見てきました。
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専門的な知識がいる仕事なので、短期間で大幅な収入アップを期待するのは難しい場合が多いです。
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保健師とはまったく異なる分野ですが、短期間で高収入を得たい方は、ナイト系の仕事も検討してみてください。
保健師で稼ぐには役職持ちになることや転職、資格の取得が重要!
保健師で年収・給与を上げるためのポイントについて解説をしてきました。
保健師として年収を上げるには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 勤続年数を伸ばして役職に就く
- 職場で役立つスキル・資格を取得する
- 産業保健師に転職する
保健師として稼ぐには、専門知識や最新の知識を勉強しながらコツコツと資格を取得したり、スキルを伸ばしたりするのが鉄則です。
それだけでは思うように年収が上がらない場合は、思い切って転職をすることで、大幅な年収アップを実現しやすくなります。
保健師の仕事はライフステージに合わせて働き方も変えやすい環境が整っている傾向にあるため、長く働ける環境の良い職場を探すのもおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、保健師として年収をアップさせていってください。