車関係の仕事で高収入を稼げるのは?平均年収や必要な資格を解説

車関係の仕事で高収入を稼げるのは?平均年収や必要な資格を解説
  • 車を運転することが好きだから車関係の仕事に就きたい

  • 車関係で稼げる仕事ってあるのかな?

せっかく働くなら、自分の趣味や特技を活かして高収入を稼ぎたいですよね。車関係の仕事も、高収入を稼げるチャンスはたくさんあります。

トヨタ自動車の社長・豊田章男氏によると、自動車産業はコロナ禍において27万人の雇用増を達成しているだけでなく、自動車・備品産業の賃上げ率は2009年以降で約2.2%年となり、全業種の平均を上回っています。

参考:ベストカーweb「「なぜ日本人の給料が上がらないのか」について自工会の豊田章男会長がマスコミへ注文した内容がド正論だった…」(参照 2023-1-26)

そのため、自動車産業はコロナ禍においても働きやすく、高収入を稼げる仕事に就くチャンスを掴みやすいのが特徴です。

今回の記事では、「車関係で高収入が稼げる仕事」をご紹介します!仕事内容や平均年収、必要な資格をしっかり理解しておけば、車関係の仕事で夢の高収入に一歩近づけますよ。

車関係で高収入を儲けられる仕事一覧

数ある車関係の仕事の中でも、特に高収入を稼ぎやすい仕事は以下です。

高収入を手に入れるためには自分自身で努力して実績を積むことが大切ですが、ゼロからのスタートでも頑張り次第で高収入を稼げるチャンスを掴めるでしょう。

カーディーラー営業

カーディーラー営業

カーディーラー営業は、新車・中古車販売店で自動車の販売と点検整備をはじめとしたアフターサービスを行うことが主な仕事内容です。ディーラーは、自動車メーカーと特約店契約を結ぶ正規ディーラーと、複数のメーカーを扱うサブディーラーが存在しています。

お客さんが車の購入を検討している場合、車を利用する目的や使用頻度、予算などをヒアリングしたうえで最適な車の紹介を行うことが重要です。そのため、車の知識を豊富に有していることが仕事に大きく役立つでしょう。

また、ディーラーの仕事はメーカーの営業と同じと思っている方もいるかもしれませんが、メーカーは新車の開発や生産を行い、契約を結んでいるディーラーに棚卸しをするのが仕事です。ディーラーはメーカーから車を仕入れて販売する、いわば販売代理店のような役割を果たしています。

平均年収

カーディーラー営業の平均年収は約400万円です。年代や性別によって年収が変わってきますが、20代の男性平均年収は368万円程度、30代の男性平均年収は516万円程度となり、年齢や経験、スキルの有無によって年収は大きくアップするでしょう。

一般的にカーディーラー営業の給料は「基本給+歩合制」のため、契約数を獲得するほど年収アップが期待できます。さらに、昇給やボーナスによって年収を上げることもできますから、優秀な営業成績を残せれば新人でも高収入を稼げるチャンスを掴めるのです。

必要な資格

カーディーラー営業の仕事に就くにあたり必要なのは、普通自動車運転免許です。購入・買い替えの際に自動車を運転して移動することがあるので、運転できることが必須条件となります。

また、車種や車の構造など最低限の車の専門知識が必要です。車に関して幅広い知識を持っておくと仕事において有利に働き、契約獲得数を伸ばしやすくなります。車に関して専門的な知識を持ち、顧客のニーズに合った案内ができるスキルは、年収アップにも大きく役立つでしょう。

きつい点

  • 複数のノルマを課されている
  • 公私が分けづらい
  • クレームを受けやすい

1.複数のノルマを課されている
カーディーラー営業の場合、車の販売数にくわえ、車検や点検、自動車保険やJAF(ロードサービス)の加入など様々なノルマが課せられています。
ノルマの重圧はもちろん、車だけでなく保険に関する知識など、幅広い知識が要されます。

  • ノルマのためにお客さんに値引きやオプション追加を求められ、自腹を切ったなんて声も…。

2.公私が分けづらい
カーディーラー営業の場合、シフト制のため土日祝日に休みがとれるわけではありません。また、お店の定休日と違い、営業それぞれのシフトはお客さんには確認できないため、休みと知らず電話やメールがくることもあり、公私が分けづらくなりがちです。先ほどお伝えしたようにノルマが複数あるため休み返上で働いているケースもあるようです。

3.クレームを受けやすい
車はなかでも高額な買い物なので、お客さんもかなり慎重になっている分、クレームを受けやすいといえます。
販売した新車に初期不良があったなどディーラー営業側の不備ではなくても、窓口を担っているためクレームを受けることもあります。

  • 納車前日に小さな傷を見つけてしまった、なかったはずの傷を指摘された、なんてことも…

向いている人

  • 努力家
  • メンタルが強い人
  • 車が好きな人

1.努力家
カーディーラー営業の場合、単純に車を販売すればノルマ達成というわけではありません。
車検や点検、自動車保険やJAF(ロードサービス)の加入など様々なノルマが課せられているため、車以外の営業知識を身に着ける必要があります。
勉強量も多く、常に知識を更新し続ける必要のある仕事のため、努力家な人に向いているといえます。

2.メンタルが強い人
カーディーラー営業には複数のノルマが設けられていたり、お客さんのクレームを受けやすい立場だったりと、常に心労が絶えない一面も。
「車に傷があった」「初期不良が発生した」「納車が遅れた」といった不測の事態に直面したり、時に自分には非がないことでもクレームを受けることも多々あるため、引きずらず気持ちを切り替えられるメンタリティをもった人は向いているといえます。

3.車が好きな人
常に新車が登場し続けるため、自社・他社ブランド含め、継続的に勉強し知識を増やしていく必要があります。
車種の細かい違いや、各部品の性能や機能、カスタマイズ性など、知識が多ければ多いほどお客さんへ提供できる情報も増えます。旧車含めれば情報量は膨大なので、根っからの車好きや車に興味のある人ほど向いているといえます。

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自動車メーカー勤務

自動車メーカー勤務

自動車メーカーは、自動車を企画・開発・生産するのが主な仕事です。自動車メーカーの職種は大きく分けて「事務系総合職」と「技術系総合職」の2つがあります。

事務系総合職では、商品の企画や営業、生産管理といったマーケティング部分での仕事がメインとなります。ニーズに合った企画立案力や交渉力が求められるでしょう。

一方の技術系総合職では、研究開発や生産技術、製造・品質管理といった専門知識を要する仕事がメインとなります。そのため、自動車工業を学んでいる理系出身であれば有利に就職活動ができるでしょう。

平均年収

自動車メーカーに勤務する社員の平均年収は600万円~800万円程度です。企業の規模や年齢、勤続年数によっても年収は変わるので、より高い収入を得たい方は知名度のある大手企業を狙うと良いでしょう。

いきなり大手企業は難しいという方は、中小企業で経験を積んでから大手企業への転職を狙うのも手です。

必要な資格

自動車メーカーへの就職において、必要な資格はありません。しかし、自動車に関する専門的な知識を持っておくと仕事で活躍できるチャンスを掴めますから、しっかり勉強しておくと良いでしょう。また、普通自動車運転免許も取得しておくと有利です。

きつい点

  • 長期的な仕事を担う
  • 海外への赴任

1.長期的な仕事を担う
新車の開発が決まってから完成し販売に至るまで数年以上かかるため、多方面と協力しながら一丸となって長期的に取り組んでいく必要があります。
そのためすぐには成果が見えづらいという点できついと感じる人もいます。

2.海外への赴任
職種によっては海外の関係者とやり取りする機会が多かったり、海外に赴任するケースもあります。
赴任となった場合、スキルアップや国内では得られない経験もできますが、一方で食をはじめとした生活習慣に苦しんだり、病気にかかった場合のリスクなどきつい要素もあります。

向いている人

  • マネージメント力のある人
  • 語学力のある人

1.マネージメント力のある人
自動車業界の中でもメーカーは企画・開発・生産などの業務を担います。
長期的にプロジェクトを進行していくこととなるため、人やタスク管理をはじめとしたマネージメント力がより求められます。

2.語学力のある人
先述した通り、海外の関係者とのやり取りが発生したり、海外に赴任するケースもあるため語学力は必須です。
そのため語学力は必要不可欠となります。また文化や思想が異なるということに配慮し、円滑にコミュニケーションが取れるような人が求められます。

自動車整備士

車関係で高収入を儲けられる仕事一覧

自動車整備士は、整備工場やディーラーなどで車の修理や整備、点検、組み立てなどを行うのが主な仕事です。簡単な自動車の整備のみであれば無資格でも従事可能ですが、幅広い業務に携わるためには自動車整備士の資格を取得しなければなりません。

中には高度な技術や専門知識を必要とする業務もあるため、自動車の構造・装置について深く学び、知識を蓄えておくことが重要といえるでしょう。

平均年収

自動車整備士の平均年収は企業の規模によって異なりますが、自動車メーカーや従業員1,000人以上の大手整備工場であれば平均年収500万円以上となる場合が多いです。安定して高収入を稼ぎたい方は大手整備工場の自動車整備士を選ぶと良いでしょう。

いきなり大手を狙うのは難しいという方は、町の自動車整備として経験を積みながらスキルアップをすれば、中途採用で大手企業に転職できるチャンスを掴めるかもしれませんよ。

必要な資格

自動車整備士になるには、自動車整備士の資格が必要です。1級・2級・3級・特殊整備士の4つがあり、より難しい資格を取得するほど携われる業務の幅が広がります。また、特殊整備士は特定のパーツを専門的に整備できるようになるため、さらに従事可能な業務が増えるでしょう。

限られた業務に携われるほど年収も上がりますから、資格取得次第で収入を上げるチャンスを掴めます。高収入を稼ぎたいのであれば、1級自動車整備士や特殊整備士の資格取得に向けて実務経験を積んでおくことをおすすめします。

icon参考

1級自動車整備士…整備にくわえ、現場の安全を管理する立場やアドバイザーといった役割も担えるようになります。

2級自動車整備士…一般的な整備、点検、修理が可能になります。

3級自動車整備士…部分的な交換や分解整備が行えます。(自動車の走る・曲がる・止まるといった保安基準に関わる対応は行えない)

特殊整備士…自動車整備士のように取得していないと整備ができないといった資格ではないため必須の資格ではありません。
ただ、専門性が深められるとともに、整備工場に一定の人数の保有者がいると「優良自動車整備事業者」の認定を受けられる企業側のメリットがあるため、転職で有利に働いたり、すでに勤務している場合には評価に繋がる可能性があります。

きつい点

  • 危険が伴う
  • 過酷な労働環境
  • 体力を要する

1.危険が伴う
自動車を取り扱うため危険度もその分高く、分解や運搬の過程で不慮の事故に遭うケースも見られます。
厚労省のデータによると、自動車整備では労働災害のうち、休業4日以上の死傷者数は年間500~700人ほど年に発生しており、危険が伴う仕事であることがうかがえます。

  • 「挟まれたり巻き込まれるケース」「墜落・転落」といった事故が特に多いようです。

参照:厚生労働省「自動車整備業におけるリスクアセスメントマニュアル」(2024-03-26)

2.過酷な労働環境
自動車整備士の労働環境は夏は蒸し暑く冬は寒い思いをするため過酷です。
夏場は車から排出されるガスで熱くなるうえ、油から皮膚を守るため、厚手かつ長袖のツナギを着用することとなります。冬場もガスが充満する工場内の換気のため風通しを良くしているため、手のかじかみ対策でグローブを着用するほどです。

  • なかには空調設備がない現場もあるため、求人選びの際は注意が必要です。

3.体力を要する
自動車整備士は、人手不足により残業も多い傾向にあります。さらに仕事では重量のあるエンジンやタイヤなどの部品を持ち上げる場面もあるため、体力や腕力がないと厳しい仕事です。
また疲労の蓄積で腰や膝を痛めてしまうといったケースもあるため、単純に体力や腕力だけでは乗り切れない厳しい面もあります。

向いている人

  • 汚れに耐性がある人
  • 勉強熱心な人
  • 手先が器用な人

1.汚れに耐性がある人
整備を行う際に水や油、泥などがあるため、服だけでなく顔や身体も汚れてしまいます。
基本的に素手で行うため単純に潔癖な場合はもちろんのこと、潔癖症ではなくても手荒れをはじめとした肌トラブルにも繋がりやすいため、アレルギーを持っていたり皮膚が弱い場合も要注意といえます。

2.勉強熱心な人
自動車整備士としてやっていくには「自動車整備士」の資格取得は必須です。
また実際に業務をこなしていくうえでも車に関する知識の更新は必要になってくるうえ、車は進化し続けていくため、知識を更新し続けられる勉強熱心な人に向いているといえます。

3.手先が器用な人
小さい部品も扱うこともあり、細かい分解作業を行うこともあります。
そういったとき手先が器用であることも重要です。もちろん、勤続年数を重ねることで不器用を克服する場合もありますが、器用であれば習得期間もおさえられ有利に働きます。

自動車組立工

自動車組立工

自動車組立工は、自動車の部品や車体を組み付けて、製品にするのが主な仕事です。組立作業だけでなく、検査や調整も行います。組み付ける部品は非常に多く、車種によって組み付けていく部品が異なるため、正確かつ効率的に作業を行うことが重要です。

平均年収

自動車組立工の平均年収は、年代や勤続年数などによって異なりますが、525万円程度です。企業規模が大きいほど収入は高くなる傾向にあり、従業員が1,000人以上いる大手企業だと年収が550万円を超えることもあります。

そのため、収入アップを目指したい方は大手企業を狙うと高収入を稼げるチャンスを掴めるでしょう。

必要な資格

自動車組立工は、特別な資格は必要ありません。しかし、部品の組み付けは非常に繊細で複雑なので、手先の器用さや効率的に作業遂行する持続力などが必要です。また、スムーズに組み付けを行うためにも、自動車の構造や工具に関する知識も持っておくことをおすすめします。

きつい点

  • 危険が伴う
  • 肉体的な負荷が大きい
  • 自分のペースで働けない

1.危険が伴う
自動車組立はライン作業のほとんどが機械を使用しているため操作ミスや故障により事故に巻き込まれるケースもあります。
さらに時に高所での作業や、化学物質や重量物を取り扱う場面もあるため危険と隣り合わせです。実際、厚労省のデータによると、自動車整備では労働災害のうち、休業4日以上の死傷者数は年間900〜1,800人ほど発生しています。

  • なかでも「挟まれたり巻き込まれるケース」が特に多いようです。

参照:厚労省「第2章 自動車製造業等における構内請負及び労働災害の状況」(2-24-3-26)

2.肉体的な負荷が大きい
ライン作業がメインのため基本的には長時間の立ち続けることになります。
また、組み立て時は低い姿勢での作業、さらにエンジンやボディなどの重量物を運搬する場合もあり、思っている以上に重労働です。
足腰や肩など身体への負担も多く、身体を痛めてしまうなんてことも。それにくわえ、勤務時間が不規則なため、夜勤から昼勤の切り替えによって体内時計が崩れて体調を崩すといったケースもあります。

3.自分のペースで働けない
前述のとおり、自動車組立は基本的にライン作業を行います。そのためベルトコンベアの速度に合わせて作業を行う必要があるため自分のペースで働きづらいです。
もし作業が遅れてしまったりミスをしてしまうと、最悪の場合はラインが止まってしまったり全体に迷惑をかけてしまうことになるため、責任感が強ければ強いほどプレッシャーを感じてしまう仕事といえます。

向いている人

  • 体力がある人
  • マニュアルを順守できる人
  • 単純作業に抵抗がない人

1.体力がある人
自動車組立は体力を要するため、まず体力がないとやっていけません。また夜勤も発生するため、生活リズムが不規則でも適応できるタフも必須となります。
労災のリスクもある仕事になりますので、どちらも満たしているようなタフな人に向いている仕事といえます。

2.マニュアルを順守できる人
単純作業がメインのため現場はマニュアルに基づいて進行しています。
そのためマニュアルを読むのが苦手だったり順守できないと、作業遅延や事故のリスクも上がり危険です。
当たり前のようではありますが、マニュアルをしっかり読んで順守できる人が向いているといえます。

3.単純作業に抵抗がない人
ライン作業がメインとなりますので、基本的にはミスや滞りなく単純作業を繰り返していく必要があります。
単純作業が苦手だったり集中力が続かない場合、ラインを止める原因になったり、事故につながるリスクもあるため、単純作業が行える人に最適な仕事といえます。

送迎ドライバー

送迎ドライバー

タクシーや介護タクシーに代表される送迎ドライバーは、車を運転してお客さんの送迎を行うのが主な仕事です。タクシーというと街中を走行しながらお客さんを乗せるイメージがあると思いますが、中には営業所で待機して送迎の要請が入ったら指定場所に向かって送迎を行うハイヤー運転手も存在します。

また、副業に最適なナイト系の送迎ドライバーも必見。キャストの送迎がメインの仕事で、短時間からの勤務もOKなのでスキマ時間を使って稼げるのが魅力です。本業の収入以外にも収入源が欲しい方は、ナイト系の送迎ドライバーをチェックしてみてください。

平均年収

送迎ドライバーの平均年収は、ハイヤー運転手であれば年代や勤続年数によって異なりますが500万円程度です。ナイト系の送迎ドライバーはエリアやお店次第ではあるものの、東京エリアであれば平均年収は300万円~480万円程度です。

ナイト系の送迎ドライバーは、この仕事だけで500万円超えはなかなか難しいのが現状ではありますが、高時給・高日給・高月給の求人かつガソリン代を支給してくれるような条件の良い求人を探せば、高収入への近道になります。

また、シフトの自由度が高いので、本業として専念するよりも副業として本業の収入に上乗せする形でナイト系の送迎ドライバーを始めれば、結果的に収入アップにつながりますよ。

必要な資格

送迎ドライバーに必要なのは、普通自動車免許です。

そして、場合によっては普通第2種免許が必要な場合もあります。緑のナンバープレートがついているタクシーやハイヤーなどの商用車を使って送迎をする場合は、「お客さんを乗せて運転するための免許」である2種免許が必須となります。

(2種免許の取得が必要かどうかは、必ず求人応募時に確認しておきましょう。)

送迎ドライバーはお客さんを乗せて運転するため、安全に運転することが何よりも大切になります。また、土地勘があるとスムーズに送迎できるので、即戦力として働けること間違いなしです。

特にナイト系の送迎ドライバーなら、学歴や職歴を不問としている求人も多いため、異業種からでもチャレンジしやすいのが魅力といえます。

きつい点

  • 神経をつかう
  • 受動喫煙の恐れ

1.神経をつかう
送迎ドライバーの中でも利用者層が高齢者の場合、体調面でナイーブな人も少なくありません。
自分の運転のせいで体調を崩してしまった、なんてこともあり、普通に人を乗せる以上に神経を使います。
また、複数人を乗せて送迎する場合もあるため、人の命を乗せているという責任がさらに重くのしかかり給与が見合わない、といった意見もみられます。

2.受動喫煙の恐れ
ナイト系ドライバーの場合、利用者がキャストになるため人によっては車内で喫煙する人もいます。
そういったとき受動喫煙を避けられないところがきつい点といえます。
特に車は建物に比べても狭い密閉空間なので、呼吸器官が弱かったり病気を抱えている場合には、体調にも関わってくるため、転職を検討する際は注意が必要です。

向いている人

  • 運転スキルがある人
  • コミュニケーションが取れる人
  • 気づかいができる人

1.運転スキルがある人
どの送迎ドライバーにも共通していえるのは、運転スキルは最も重視されます。
利用者を時間厳守で安全かつスムーズに送り届ける必要があるため、道路交通法を順守の上、渋滞情報などを適宜おさえて送り届けられる運転スキルは最低限必須になってきます。

2.コミュニケーションが取れる人
送迎ドライバーの場合、送迎中、利用者と会話することもあるほか、送り届けたあと家族に報告やお知らせをする場面もあるため、受け答えにくわえ説明能力も必要になります。
また送迎ドライバー・ナイト系ドライバーにかかわらず乗車・降車時に挨拶を行うのは必須となりますので、人並みにコミュニケーションが取れる人に向いているといえます。

3.気づかいができる人
送迎ドライバーの場合、利用者が乗車・降車時の介助が必要だったり、会話が難しい場合も想定されます。
そういった時、体調や気分など機微な変化に気づけたり、配慮できる人は重宝されます。
また、ナイト系ドライバーでも利用者が快適に過ごせるよう、車を清潔に保ったり、車内での飲食による臭い対策に気を遣う必要があります。

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好きなことを仕事にするのが成功の秘訣!

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せっかくなら高収入を稼げる仕事に就きたいという方が多いと思いますが、そのためには仕事に対して幅広い知識と熱意を持つことが非常に大切です。

好きなことを仕事にすれば、それだけ自分の知識やスキルを活かしやすく、熱意を持って仕事に臨めるでしょう。時にはつらい・苦しいと感じることもあるかもしれませんが、その分楽しさや達成感を感じやすく、仕事で成功しやすくなります。

仕事でやりがいを感じたい・成功したいという方は、ぜひ好きなことを仕事にしてみてくださいね!

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著者情報

シュウジ
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兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。