薬剤師の年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

薬剤師の年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ
  • 薬剤師の平均年収はどれくらいなんだろう?

  • 薬剤師はどんな人が高収入を得やすいの?

薬剤師は、主に薬局やドラックストア、病院で調剤や服薬指導、薬の管理などをおこなう薬の専門家です。

国家資格の取得が必要な専門職ですが、果たして仕事内容に見合った収入をもらえているのかどうか気になる方もいるでしょう。

この記事では、薬剤師の平均年収を男女別、年齢別、地域別でご紹介します。また、実際に高収入を実現している薬剤師の特徴や給与を上げるコツも解説します。

  • 薬剤師として着実に収入アップを目指したい方は必見です!

薬剤師の平均年収は約577万円

薬剤師の平均年収は約577万円です。

この金額は、「令和5年賃金構造基本統計調査」に記載されている「月給41.7万円」「年間賞与77万円」をもとに、「(きまって支給する現金給与額×12か月)+年間賞与その他特別給与額」で計算しています。

そして、薬剤師の生涯年収は、約2億772万円です。この数字は、6年制大学を卒業して24歳で薬剤師として就職したあと、定年の60歳までの36年間を同一企業で勤務し続けた場合を想定しています。

薬剤師のピーク時の平均年収は、55~59歳頃の約723.69万円です。多少の波はあるものの、20代から50代後半にかけて着実に収入を伸ばしていける職種と言えます。

ただし、この金額はあくまでも平均値であり、実際の年収は勤務先の業態や規模、個人の経験、専門性、役職などによって大きく変動します。薬剤師になれば必ずその収入額を得られるわけではないので、注意してください。

参考:
e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2024-11-26)
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「薬剤師」(参照 2024-11-26)

薬剤師の収入内訳

薬剤師の給与は、「基本給+諸手当+賞与」で構成されるのが一般的です。

勤務先によって異なりますが、薬剤師を含めた医療従事者は手当の総支給額が高めな傾向にあります。

薬剤師がもらえる主な手当は以下の通りです。

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・資格手当
・深夜手当
・役職手当
・残業手当
・住宅手当
・扶養手当

薬剤師の場合、国家資格を取得する必要があるため、ほとんどの医療機関や調剤薬局で資格手当が支給されます。

一般の薬剤師の資格手当は3〜6万円程度が相場です。認定薬剤師になると、認定手当(2~5万円程度)や専門分野手当(1~3万円程度)がもらえる可能性があります。

また、24時間営業のドラックストアや薬局、夜間に患者の受け入れを行う病院で働く場合、深夜手当も付与されます。

さらに、管理薬剤師に昇進すれば、役職手当として月3~6万円程度支給される場合が多いです。ただし、企業や医療施設によっては、役職手当が付与される代わりに資格手当がなくなるケースもあるので、昇進を目指す際は収入内訳がどうなるのか確認するようにしましょう。

参考:富永薬局グループ「薬剤師の手当って何がある?転職で失敗したくないあなた必見!」(参照 2024-11-26)

【年齢別】薬剤師の平均年収

薬剤師の平均年収は、年齢が上がるに連れて収入も上昇していく傾向にあります。

年齢平均年収
20~24歳349.92万円
25~29歳470.64万円
30~34歳554.07万円
35~39歳648.19万円
40~44歳624.09万円
45~49歳612.92万円
50~54歳689.97万円
55~59歳723.69万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「薬剤師」(参照 2024-11-26)

24歳の新人薬剤師の平均年収は、349.92万円です。25~29歳頃になると平均年収は470.64万円になり、5年程度で収入額が約120万円ほど増加しています。

40代では一時的に年収が若干減少するものの、55~59歳頃になると平均年収が723.69万円まで上昇する場合が多いです。

理由として、40代になるとさらなるキャリアアップを求めて同業界での転職を検討する人が多いことが考えられます。転職したての頃は前職より年収が下がってしまうケースも珍しくないものの、長年の経験で培った知識やスキルが認められ、50代後半で年収のピークに達するのです。

薬剤師は、20代から30代にかけて収入が増えていき、キャリア後期まで着実に年収アップが期待できる職種と言えます。

【性別】薬剤師の平均年収

薬剤師の平均年収を男女で比較した結果は以下の通りです。なお、平均年収は「(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他特別給与額」の式で算出しています。

性別平均年収(千円)きまって支給する現金給与額(千円)年間賞与その他特別給与額(千円)
男女計5,778.7417.5768.7
6,225.6451.0813.6
5,427.8391.2733.4

参考:e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2024-11-26)

男性薬剤師の平均年収は約622.6万円、女性薬剤師は約542.8万円で、約79.8万円の賃金差があります。日本の全給与所得者の平均年収において、男女間で253万円(男性569万円、女性316万円)の差が生じている点を踏まえると、薬剤師は性別による収入格差が比較的少ない職種と言えます。

それでも男女間で収入差が生まれやすい背景として、女性は育児や家事との両立のために時短勤務を選択したり、夜勤のない職場に転職したりする傾向が強いことが考えられます。

しかし、薬剤師は医療従事者として高い専門性が求められる職業です。働き方やキャリアプランなどが多少変わったとしても、安定した収入を得られるのは変わりないでしょう。

参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」(参照 2024-12-02)

【地域別】薬剤師の平均年収

薬剤師の平均年収は地域によって大きく異なります。東京都と政令指定都市がある道府県の平均年収は以下の通りです。

都道府県平均年収
北海道524.6万円
宮城県672.6万円
東京都588.8万円
埼玉県516.9万円
千葉県591.4万円
神奈川県598.4万円
新潟県509.6万円
静岡県552.1万円
愛知県611.6万円
京都府499.7万円
大阪府606.7万円
兵庫県595万円
岡山県604万円
広島県706万円
福岡県596.9万円
熊本県499.2万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「薬剤師」(参照 2024-11-26)

最も平均年収が高いのは広島県の706万円で、次に高い宮城県のは672.6万円です。「地方都市より大都市のほうが給与水準が高い」という職業も珍しくない中で、地方都市が上位を占める結果となっています。

広島県と宮城県の薬剤師の平均年収が高い理由として、以下が考えられます。

  • 広島県は薬局や病院数が全国平均を上回っており、薬剤師の需要が高い
  • 宮城県は仙台市以外の地域で深刻な薬剤師不足が発生しており、薬剤師確保の一環として給与を上げる傾向にある

ちなみに、東京都の平均年収は588.8万円です。広島県や宮城県と比べると、すでに薬剤師が飽和状態である点が、平均並みの年収額になっている原因と言えます。

 

薬剤師の平均年収が高いと言われる理由

薬剤師の平均年収が高いと言われる主な理由は、以下の3点です。

  • 専門性が高く人材としての価値が高いから
  • 高齢化や慢性疾患の増加などで薬剤師の需要が増加しているから
  • 深夜営業のお店や夜勤ありの医療施設では、勤務時間が長くなったり深夜手当が支給されたりするから

薬剤師は、医師が出した処方せんに基づいて調剤を行ったり、患者一人ひとりに合わせて薬の効果や飲み方などをレクチャーしたり、人命に直接関わる業務に携わる医療従事者です。

薬剤師になるためには、6年制の薬科大学の過程を修了したあと、国家試験に合格する必要があります。

重い責任を背負う点や高度な知識やスキルを求められる点などを考慮して、給与水準が高く設定されていると言えます。

また、高齢化社会や慢性疾患患者の増加により、薬剤師の需要は年々高まっているのも特徴です。

たとえばドラッグストアの場合、要指導医薬品や第1類医薬品の販売には薬剤師の配置が必須となっており、人材確保のために高収入・好待遇の求人を出す傾向にあります。薬剤師資格を持つ人材は貴重であるため、アルバイトに対しても時給2,000円以上で募集をかける企業がほとんどです。

さらに、深夜営業や24時間営業を行う薬局・ドラッグストアや夜間に患者の受け入れを行う総合病院で働く場合、夜勤が発生します。夜勤に入れば入るほど、深夜手当の支給額は増えていき、年収も上がっていきます。

 

薬剤師で年収の高い勤務先ランキング

薬剤師の年収は、勤務先によって大きく異なります。

ここでは、薬剤師の求人・転職・派遣サイト「ファルメイト」が公開している2024年11月時点の勤務先別の平均年収ランキングをご紹介します。

順位勤務先平均年収
1位製薬会社800~1,000万円
2位ドラッグストア500~1,000万円
3位調剤薬局450~800万円
4位病院400~700万円

参考:ファルメイト「病院勤務薬剤師の月収・年収事情について解説」(参照 2024-11-26)

製薬会社で働く薬剤師の年収相場は800〜1,000万円で、勤務先の中で最も高いです。製薬会社では、主にMR(医薬情報担当者)として医療従事者を相手に営業活動を行ったり、CRC(治験コーディネーター)として治験や製品発売後の市場調査といった新薬開発を成功するためのサポートを担ったりします。

薬剤師の知識やスキルにくわえて、営業活動に必要なビジネスマナーの習得やコミュニケーション力が求められることから、その分年収が高くなりやすいです。

ドラッグストアは、近年の急激な市場拡大に伴い、人手不足に陥っていると言われているため、多くの企業で好条件の求人を出しています。一般の薬剤師で500万円前後、管理薬剤師やエリアマネージャーといった役職に就けば、年収700〜1,000万円程度が相場です。

調剤薬局の薬剤師は、役職に就いているかどうかで多少変動するものの、年収相場は約400〜800万円で、ドラックストアよりやや低めの給与水準となっています。

病院で働く薬剤師の年収相場は400〜700万円程度で、勤務先の中では最も低いです。これは、医師や看護師に比べると人件費削減の対象になりやすい点や、新卒の薬剤師からの応募が多く、給与を高くしなくても人材が集まりやすい点などが考えられます。

 

薬剤師で稼げる人・稼げない人

稼げる薬剤師になるためには、主に以下の能力が必要です。

  • コミュニケーション能力
  • 学習意欲
  • 几帳面さ
  • 責任感
  • 基本的なPCスキル

上記の能力を踏まえて、薬剤師で稼げる人と稼げない人の特徴を見ていきましょう。

薬剤師で稼げる人薬剤師で稼げない人
コミュニケーション能力のある人細かい作業が苦手な人
わかりやすく説明ができる人責任感がない人
学習意欲が高い人PCスキルがない人

薬剤師は医療従事者として、患者さんや他の医療従事者と密接なコミュニケーションを取る必要があります。患者さんの気持ちを汲み取りながらわかりやすく服薬指導をしたり、患者さんの情報をスタッフ間で正確に共有したりできる人は、施設内で高い評価を得やすいです。

また、薬剤師は、調剤業務の時にミリ単位で計量したり、処方せんや薬歴から患者さんの状態を正しく理解したり、正確性が求められる業務が多い職業です。

些細な調剤ミスや情報の理解不足は、患者さんの命に関わるトラブルを起こす原因になるので、細かい作業に対して苦にならない几帳面な人や仕事に対して強い責任感を持っている人は、年収アップを目指せます。

さらに、新薬の開発や治療ガイドラインの改定などが頻繁にあるため、医療の進歩に合わせて常に知識をアップデートさせていく必要があります。そのため、学習意欲の高い人は、結果として高収入を得られる薬剤師になれるでしょう。

くわえて、薬剤師は、パソコンを使って患者さんの薬歴管理やカルテの作成などを行います。キーボードのタイピングやマウスの操作に慣れておくのはもちろんのこと、「Word」「Excel」といったOfficeソフトもある程度使えるようになれば、仕事に必要な資料や文書をスムーズに作成できます。

薬剤師で年収・給与を上げるポイント

薬剤師の平均年収は全職種の平均と比べて高めですが、さらに収入を増やすためにはどんな行動をすればいいのでしょうか?

薬剤師が年収を上げるポイントは、以下の3つです。

  • 認定薬剤師や専門薬剤師になる
  • 管理職に昇進する
  • 製薬会社やCROに転職する

薬剤師は、資格を取得して役職者や管理職の道に進んだり、年収の高い職場に転職したりすることで、年収アップが可能です。

それぞれのポイントを詳しく解説するので、自分の適性や目標に合わせてキャリアの方向性を決めていきましょう。

認定薬剤師や専門薬剤師になる

薬剤師の収入を上げる有効な方法の一つが、認定薬剤師や専門薬剤師の資格取得です。

これらの資格は、より高度なスキルや知識を習得しているという証明となり、基本給のアップや資格手当の受給につながります。

認定薬剤師とは、「自己研鑽により資質向上に努める薬剤師」に与えられる資格を指し、いくつか種類があります。

認定薬剤師の資格は数多くありますが、主な種類の例は以下の通りです。

  • 研修認定薬剤師
  • がん薬物療法認定薬剤師
  • 感染制御認定薬剤師
  • 小児薬物療法認定薬剤師

認定薬剤師になるためには、研修会への出席や一定期間内に40の研修単位の取得をしたうえで、認定薬剤師認証の研修機関に申請する必要があります。

さらに、認定薬剤師の資格を取ったあとに、特定の分野において専門性の高さを証明できる「専門薬剤師」を目指すのもおすすめです。

代表的な専門薬剤師の資格の例には以下があります。

  • 妊婦・授乳婦専門薬剤師
  • 精神科専門薬剤師
  • 感染制御専門薬剤師

専門薬剤師になるためには、専門領域別の認定薬剤師になったあと、「薬剤師として5年以上の実務経験」「研修や講習への参加」などを経て認定試験に合格しなければいけません。

認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取得すれば、専門分野での活躍の場が広がり、より高度な医療サービスの提供が可能です。

そのため、年収アップに直結するのはもちろんのこと、転職活動の時の大きなアピールポイントにもなります。

管理職に昇進する

薬剤師として年収アップを目指すためには、管理職へ昇進する方法もあります。

薬剤師から目指せる管理職は、ドラックストアの店長やエリアマネージャー、病院の薬局長などいくつかありますが、主に薬局やドラックストアでの設置が定められている「管理薬剤師」は昇進しやすい管理職の一つです。

管理薬剤師は、通常業務にくわえ、薬局全体の業務管理、スタッフの教育、医薬品の在庫管理、安全な管理体制の構築など、マネジメント業務や店舗の運営業務も担当します。

令和5年に「中央社会保険医療協議会」が公開した「第24回医療経済実態調査」によると、保険薬局に勤務する管理薬剤師の平均年収は約735万円で、薬剤師の平均年収である577万円より150万円以上も高いです。

ここまで大幅に年収が上がる理由として、コミュニケーション能力やマネジメント能力、店舗の運営能力といった薬剤師の知識以外にもいくつかスキルが求められる点が挙げられます。

管理薬剤師になるためには、以下の条件を満たすことが推奨されています。

  • 薬局で5年以上の実務経験がある
  • 認定薬剤師の資格を保持している

上記の資格はあくまで「推奨」であり、法律で定められているわけではありません。そのため、管理薬剤師にふさわしい能力や経験を持っていれば、5年未満かつ認定薬剤師の資格を持っていない人でもなれます。

管理薬剤師を目指す方法は、「今の職場で昇進する」「管理薬剤師を募集する薬局に応募する」のどちらかが一般的です。自分の現状を踏まえて、どちらのやり方が目指しやすいのか検討しましょう。

参考:厚生労働省「第24回医療経済実態調査(医療機関等調査)の報告(令和5年実施)」(参照 2024-11-26)

製薬会社やCROに転職する

製薬会社やCRO(Contract Research Organization:医薬品開発業務受託機関)への転職も、稼げる薬剤師になる手段の一つです。

特に、以下の2つの職種が、薬剤師の専門性を活かしながら高収入を期待できるポジションとして注目されています。

【製薬会社のMR(Medical Representative)】
医療情報担当者として、自社医薬品の情報を医療従事者に提供する専門職です。医師や薬剤師との商談には高度な専門知識が必要とされるため、他の勤務先より給与が高めに設定されています。さらに、営業手当や出張手当など付与される手当の種類が多い傾向にあるため、実績次第で年収1,000万円以上も可能です。
【CROでのCRA(Clinical Research Associate)】
臨床開発モニターとして、新薬の治験が適切に実施されているかを監視、管理する役割を担います。症例データの収集や進捗管理も担当し、医療機関との連携も重要な業務となります。外資系CROの場合、経験を積んで管理職に昇進できれば、年収1,000万円以上も夢ではありません。

どちらの職種も、高いコミュニケーション能力や管理能力が求められます。そのうえ、製薬会社やCROに転職する際は、薬学に関する高度なスキルや知識を持っていることを証明できないかぎり、なかなか採用されません。

まずは、ドラックストアや薬局、病院などで薬剤師として十分な実務経験を積んで、転職に成功するためのアピール材料を作っておくのがおすすめです。

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薬剤師が年収を上げるためには、資格の取得や管理職への昇進、年収相場が高い企業への転職など、長期的な準備が必要になります。

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薬剤師の平均年収は約577万円で、日本の全職種の中でも高水準と言えます。さらなる高収入を得たいのであれば、あらかじめキャリアプランを立てたうえで計画的に行動することが重要です。

薬剤師として年収アップを実現するためのポイントは、以下の3つです。

  • 認定薬剤師や専門薬剤師になる
  • 管理職に昇進する
  • 製薬会社やCROに転職する

いずれの方法も、薬剤師としての高度なスキルや知識を習得できているのが大前提になります。日々の業務で専門性を高めながら、次のステップを見据えた準備を進めていきましょう。

  • この記事を参考に、ぜひ稼げる薬剤師を目指してみてくださいね!

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著者情報

シュウジ
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兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。