バス運転手の年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

バス運転手の年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

「バス運転士」とも呼ばれるバス運転手は、運行時刻と安全性を守りながらバス車両を運転して、乗客を目的地まで運ぶ職業です。

人々の生活や旅行の足となるバスを運行させるという社会貢献度が高い仕事を担っていますが、果たして年収はどれくらいなのでしょうか。

本記事では、バス運転手の平均年収を年齢・性別・地域別に解説します。
併せて、稼げる人と稼げない人の違い、バス運転手として給与を上げるポイント、高収入求人の探し方についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

これからバス運転手を目指す方だけでなく、現役バス運転手で今より収入を増やしたい方にも役立つ情報をお伝えします。

バス運転手の平均年収は約453万円

バス運転手の全国平均年収は約453万円です。
この数字は「令和5年賃金構造基本統計調査」に掲載されている月給32.6万円、年間賞与62.5万円というデータをもとに算出しています。

大学卒業後の22歳でバス運転手になり、定年の60歳まで同一企業で38年間勤務したと仮定して単純計算すると、生涯年収は約1億7,214万円です。

また、バス運転手の年収は50~54歳で最も高くなり、この年齢層の平均年収は502.82万円に達します。
ちなみに、月収別の人数割合では、22~23.9万円の人が最も多いです。

ただし、バスには「路線バス」「高速バス」「観光バス」「送迎バス」と大きく4つの種類があり、上記で紹介した年収は種類を問わず全バス運転手の平均値となっています。

正確には、乗るバスの種類によってバス運転手の年収は異なります
基本的にバス運転手は走行距離の長さに応じて収入が増えるので、短距離運行で一定の経験を積んだ後は、長距離運行に転身すると年収アップを狙いやすいです。

乗るバスの種類でバス運転手の年収や働き方にばらつきが出ることから、就労する際は各種類の特徴を把握しておきましょう。

参照元:
e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2024-07-10)
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「路線バス運転手」(参照 2024-07-10)

バス運転手の収入内訳

バス運転手の収入は基本的に「基本給+賞与+諸手当」で構成されます。
バスには先述の通り4つの種類がありますが、収入内訳は基本的に変わりません。

諸手当は、他職種でも一般的な「時間外手当」「家族手当」「住宅手当」などのほか、「無事故手当」「優良運転手当」といったバス運転手ならではの手当も多いです。

一方で、「夜間手当」「遠征手当」「宿泊手当」のように、バスの運行スケジュールによって支給される手当もあります。

また、昇進して役職を得ると、プラスで「役職手当」も支給されます。
バス運転手は収入内訳こそ他職種とあまり変わらないものの、手当が充実しているのが特徴です。

努力や工夫で獲得できる手当を増やせば、大幅な年収アップも不可能ではありません。

【年齢別】バス運転手の平均年収

バス運転手の平均年収は年齢を重ねるごとに高くなる傾向はありますが、年齢による年収差はあまりないのが特徴です。

年齢

平均年収

20~24歳

412.3万円

25~29歳

439.15万円

30~34歳

417.11万円

35~39歳

456.01万円

40~44歳

471.45万円

45~49歳

500.52万円

50~54歳

502.82万円

55~59歳

498.77万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「路線バス運転手」(参照 2024-07-10)

入社直後の20~24歳の時点で平均年収が400万円を超えているため、バス運転手はキャリアが短くても比較的稼ぎやすい職業と言えます。

最初から給与水準が高い分、平均年収データでの大きな昇給はありませんが、30代後半から年収のピークを迎える50代前半まで年収が上がり続けているのもポイントです。

バス運転手は安全意識や乗客への対応力、運転技術など、経験を積むことで培われるスキルが多く求められます。

そのため、50代後半になっても年収が大きく下がらずに、定年を迎えるまで比較的安定して稼げる傾向にあるのも特徴です。

【性別】バス運転手の平均年収

バス運転手の平均年収は、男女で開きがあります。
下記の表は「(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他特別給与額」の式で算出した、男女別の平均年収です。

性別

平均年収

(千円)

きまって支給する現金給与額

(千円)

年間賞与その他特別給与額

(千円)

男女計

4,531.9

325.6

624.7

4,561.1

327.5

631.1

3,523.7

259.7

407.3

参考:e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2024-07-10)

男性の平均年収は456.1万円、女性の平均年収は352.3万円となっており、男女間で平均年収に103.8万円の収入差があります。

女性のバス運転手の年収が低い理由は、「長距離バスなどの運転手が体力勝負な仕事でもある」「家事・育児などの都合で長距離運行や夜間運行を避ける傾向にある」「男性と比べて管理職に就く人が少ない」などが挙げられます。

とは言え、全給与所得者の平均年収は男性が563万円、女性が314万円なので、バス運転手の男女間賃金格差は全職種の中では小さいです。

【地域別】バス運転手の平均年収

バス運転手の平均年収は、地域の経済状況や企業の規模、バスに対する需要の高さなどに応じても異なります。
東京都と政令指定都市のある道府県の平均年収を比べてみると、以下の通りです。

都道府県

平均年収

北海道

340.7万円

宮城県

388.6万円

東京都

570.7万円

埼玉県

488.5万円

千葉県

477.5万円

神奈川県

495.1万円

新潟県

354.7万円

静岡県

349.9万円

愛知県

392.5万円

京都府

492.2万円

大阪府

408.9万円

兵庫県

535.2万円

岡山県

405.2万円

広島県

437.6万円

福岡県

436.4万円

熊本県

289.5万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「路線バス運転手」(参照 2024-07-10)

バス運転手の平均年収が最も高い地域は東京都の570.7万円、最も低い地域は熊本県の289.5万円で、2つの都県の間には281.2万円もの年収差が生じています。

都市部は人口が集中しているうえ、マイカーを持たない人も多く、地方よりもバスの需要が高いです。

また、給与水準が高い大手企業が集まっていることもあり、自然と運転手の報酬も高くなることが大きな要因と考えられます。

バス運転手として年収アップを狙うなら、就職する地域にも注目しましょう。

バス運転手の平均年収が低いと言われる理由

バス運転手の平均年収は453万円ですが、これは他職種を含めた日本全体の平均年収は458万円とほぼ変わりません。
それにもかかわらず「バス運転手は年収が低い」という印象を持つ人も多くいます。

バス運転手の平均年収が低いと言われる理由は、主に以下の3つです。

  • バスの維持費などの運営コストによって賃金が制限されるから
  • 乗客が少ない地域は賃金が上がりづらいから
  • 価格競争の激化で従業員の賃金切り詰めが発生したから

大型バスの維持費や燃料費、自動車リース料、保険料といった運営コストはかなりかかります。

近年は燃料費の価格がどんどん高騰しており、バス事業が事業維持のために支払うコストは年々大きくなっているのが現状です。

少し古いデータですが、 2010年度の乗合バス事業の収支状況をまとめたデータでは、黒字事業者は全体の26.8%のみで、73.2%の企業は赤字となっています。
そのため、企業規模が小さい会社を筆頭に、バス事業の維持費を捻出するべく運転手の給与に制限がかけられてしまいがちなのです。

また、運行ルートや時刻表が厳密に決められているバス運転手は、タクシー運転手のように個人の努力で乗客を増やして売上を上げることができません

いくら個人の能力が優秀であっても、乗客が少ない赤字地域や運行路線を担当するだけでは、なかなか収入アップにつながりにくいのが現実です。

さらに、2000年に道路運送法が改正されたことをきっかけに、バス業界へ新規参入する企業が増加し、各社の価格競争が激化しました。

利益を度外視して運賃を安くする企業が増えた結果、しわ寄せとして従業員の給与が上がりにくくなってしまった点も、バス運転手の年収が低いと言われる原因と考えられます。

このようにバス運転手の年収が低いと言われている理由は、バス業界が置かれている背景と密接にかかわっているのです。

参考:国土交通省「コラム1 バス事業者の経営状態、経費構成等」(参照 2024-07-10)

バス運転手で稼げる人・稼げない人

バス運転手として稼ぐのに欠かせないスキルや資質は以下の通りです。

  • 運転スキル
  • トラブル対応能力
  • 忍耐力
  • 体力

上記をもとに、バス運転手で稼げる人・稼げない人の特徴をご紹介します。

バス運転手で稼げる人

バス運転手で稼げない人

時間や交通ルールを守れる

ストレス耐性が低い人

体調管理能力が高い人

利用者のことを考えるのが苦手な人

長時間勤務に適応できる人

責任感に欠ける人

時刻表通りに安全にバスを運行するのがバス運転手の仕事なので、高い運転スキルや安全意識、タイムマネジメントといった要素を常に意識して実践できる人は、稼げる可能性が高いです。

また、バス業界は地域の重要なインフラになっているにもかかわらず、慢性的に人手不足です。
突発的に休んでしまうと企業は急いで代わりの運転手を探さなくてはならず、周りに多大な影響が出てしまいます。

そのため、バス運転手が高収入を得るには、体調を崩しにくい基礎体力と、体調管理能力が求められるのです。
実際、「無事故・無遅刻・無欠席」のバス運転手は企業から評価されやすく、昇給や追加手当を得られます

また、長距離バスの運転手は、バス運転手の中でも年収が高い傾向にあるので、長時間勤務ができる人は稼げるチャンスを得やすいです。

一方で、バス運転手は乗車中にほぼ一人であらゆる乗客の対応をしなければならない仕事でもあります。
対人ストレスの耐性がない人、アクシデントや乗客の状況に応じて臨機応変に対応ができない人は、優秀なバス運転手として評価されにくく、稼ぐのは難しいかもしれません。

そして、なんと言ってもバス運転手は1つのミスで乗客の命を左右する責任が大きい職業のため、責任感に欠ける人には務まらない職業という点も軽視できません。

バス運転手で年収・給与を上げるポイント

年収・給与を上げたいバス運転手は、何をすれば良いのでしょうか。
選択肢は、主に以下の4つです。

  • 勤続年数を上げて業務の幅を広げる
  • 給料の高いエリアの企業や大企業へ転職する
  • 夜間運行・長距離運行を担当する
  • 業務委託として独立する

バス運転手は、稼ぎやすいエリアやバスの種類、企業などを選択することで、年収を伸ばせる可能性があります。
各ポイントを詳しく解説していくので、ぜひ実践してみてください。

勤続年数を上げて業務の幅を広げる

バス運転手に限らず、一つの会社に長く勤めて年収アップを狙うのは一般的な方法です。
バス運転手が勤続年数を上げて年収アップをするチャンスは、主に以下が挙げられます。

  • 勤続年数に応じて昇給する
  • 貸し切りバスの運転手にステップアップする
  • 運行管理の責任者や管理職にステップアップする

多くのバス会社には、勤続年数に応じた昇給制度があります。
バス運転手の平均年収は50代でピークを迎えますが、60歳手前までは平均年収である450万円代以上をキープしている人が多いです。

勤続年数を上げて順当に昇給しておけば、年齢を重ねても安定して稼げるでしょう。

しかし、単に長く働けばいいわけではなく、「優良ドライバー」として会社から評価を得ることが重要です。
「遅刻・欠勤・交通事故をゼロにする」という意識で働き続けると、運転手として高く評価され、より効率的に昇給や手当を取得できる可能性が高まります。

また、長く勤めて運転手の経験をしっかり積めば、より高収入を期待できる「貸切バスの運転手」になる選択肢も生まれます。
貸切バスの運転手は、社内基準をクリアして実技試験に合格した人だけがなれるため、社内の中でもベテランの運転手が担当し、給与も高めに設定されているのです。

さらに、規模の大きな企業であれば、評価が徐々に昇進へとつながり、管理職や運行管理の責任者になるといったキャリアアップができたりする場合もあります。

  • 社内に出世コースがある場合は、積極的に重要ポストを目指すのがおすすめです!

給料の高いエリアの企業や大企業へ転職する

バス運転手の給与は、エリアや企業によって振れ幅が大きいため、年収を増やすなら今よりも給与の高い職場へ転職するのも選択肢です。
特に都市部のバス運転手が平均年収が高い傾向にあるのは、「【地域別】バス運転手の平均年収」で触れた通りです。

また、都道府県や市区といった自治体が運営している「都バス」「市バス」といった「公営バス」の運転手は、地方自治体の職員として採用されるため地方公務員の待遇で働けます。

そして、民間企業の場合は、やはり大手企業のほうが給与水準が高いと言えます。
基本給だけでなく手当や福利厚生の制度が充実しているので、転職する際は狙っていきたいところです。

ちなみに、大手の路線バス会社は有名電鉄系が運営元であるケースが多く、都市圏のバス会社の中でも総じて給与・待遇が良いです。

たとえば以下のような鉄道系企業が運営するバス会社は、給与・待遇・働きやすさともに、全国でトップクラスと言われています。

icon参考

・名鉄バス(名古屋鉄道の系列)
・東急バス(東急電鉄の系列)
・小田急バス(小田急電鉄の系列)
・京成バス(京成電鉄の系列)
・京王バス(京王電鉄の系列)

このような大手企業は組織構造もしっかりしており、昇進できるチャンスも多いです。

また、バス運転手の育成にも力を注いでおり、研修制度や資格取得支援などを充実させている企業が多いため、スキルアップをして年収を伸ばせる可能性もあります。

勤務地にこだわりがない方や、年収アップと同時にキャリアアップも図りたい方は、転職についても考えてみてください。

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夜間運行・長距離運行を担当する

バス運転手は基本的に走行距離が長いほど給与が上がる傾向にあります。
具体的には「夜行バス」や「観光バス」といった高速道路を走行する高速バスの運転手は給与が高いので、そうした領域を積極的に担当すると年収アップに期待できます。

夜間や長距離の運行は運転業務の中でも特に集中力を維持する必要があり、運転手にかかる負担は大きいです。

しかし負担が大きいからこそ、夜間運行には「深夜手当」、長距離運行には「走行距離手当」「遠征手当」などが支給されるので、効率的に給与を増やせます。

ただし、都道府県をまたいで走行する高速バスの運転手になるには「路線バス乗務員として3年以上経験を積んだうえで、健康面・評価面で一定の社内基準に合格する」といった基準を満たさなくてはいけません。

高速バスの運転手として稼いでいきたい方は、バス運転手としての勤続年数を上げながら体調管理や社内評価の向上に努めましょう。

また、長距離を走るバスは基本的に大型バスになるので、大型二種免許の取得も必須です。
日中の走行や短距離運行に一生懸命取り組み経験を積めば、次第に夜間・長距離運行を任せてもらえる機会も増え、給与を上げていけます。
 

業務委託として独立する

バス運転手は個人事業主として独立して働くことも可能です。
独立したバス運転手は、バス会社と業務委託契約を結び「運転を請け負う」といった形で働きます。

報酬はバス会社との交渉で決まるため、自身の運転経験やスキル、拘束時間次第で平均以上の年収が得られるケースも珍しくありません。
実力があれば頑張った分だけ収入になるのも業務委託で働くメリットです。

また、独立すると働き方の自由度が高くなるので、休日を最低限にして勤務時間を増やす、複数のバス会社と同時に契約して掛け持ちで働くといった働き方もできます。
希望年収に合わせて柔軟に働きたい方には向いているでしょう。

ただし、業務委託は基本的に固定給が存在せず、勤務ができないと収入が不安定になりやすいというリスクには注意してください。
営業活動や事務手続きなど、運転業務以外の作業も自分でこなす必要があるため、積極性や自己管理能力も求められます。

 

年収の高いバス運転手の求人を探すなら?

ここでは、バス運転手の高収入求人を多く取り扱っている、おすすめサイトを紹介します。

どらなび

好条件の非公開求人から未経験OKの求人まで幅広く掲載しているバス運転手専門の就職・転職支援サイトです。
バス運転手専門のキャリアコーディネーターに、自分に合ったバス会社を紹介してもらうことも可能です。

バスギアターミナル

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職場の雰囲気がわかるバス会社とのタイアップ記事をはじめ、ココだけのコンテンツも満載です。

ドラEVER

長距離ドライバーの求人をメインに高速バス・観光バス・貸切バスの案件も取り扱っている、ドライバー職に特化した求人サイトです。
会員登録をしておくと、企業からスカウトをもらえることもあります。

バス運転手やドライバー職に特化したサービスを利用すると、自分のスキルを活かせる優良企業とマッチしやすくなります。

また、豊富な業界知識を持つエージェントに、自分に合う求人の紹介や書類選考・面接・給与交渉といった転職活動のサポートもしてもらえる点もメリットです。

自力だけでの転職活動は不安な方や、仕事が忙しいので効率的に転職活動をしたいという方は、利用してみてはいかがでしょうか。
 

バス運転手以外だと未経験でも年収1,000万円を目指せるナイト系もおすすめ!

バス運転手が年収を上げるには、「勤続年数を重ねる」「夜間・長距離バスを担当する」「転職する」「独立する」などさまざまな方法がありますが、年単位で時間がかかる手段ばかりです。

できるだけ時間をかけずに収入を増やしたい場合は、ナイト系の求人に応募するのもおすすめです。

ナイト系の仕事は、高校生を除く18歳以上の方であれば年齢や経歴を問わずに応募できます。

初任給が高めに設定されているうえ、実力次第でスピード昇給・昇進しやすいという特徴がある業界なので、未経験からすぐに年収1,000万円クラスを実現するのも不可能ではありません。

ナイト系の中には送迎ドライバーの職種もあり、バス運転手を目指す方ならきっと才能を発揮できるでしょう。

今すぐ高収入を実現したい方は、ぜひ一度ナイト系の求人をチェックしてみてください。
 

バス運転手で稼ぐには夜間・長距離運行の担当や条件の良い企業への転職が重要!

日本全体の平均と比較するとバス運転手の平均年収は決して低くないですが、バス業界は従業員の賃金切り詰めをせざるを得ない背景があり、「年収が低い」と感じる人も多くいます。

バス運転手で稼ぐためには、以下のポイントを押さえて行動しましょう。

  • 勤続年数を上げて業務の幅を広げる
  • 給料の高いエリアの企業や大企業へ転職する
  • 夜間運行・長距離運行を担当する
  • 業務委託として独立する

勤続年数を重ねて経験やスキルを得ることが最も大切です。

とは言え、給与が上がりにくい企業で働いている場合は、勤務エリアの見直しやより待遇の良い企業への転職を検討したほうがいいかもしれません。

また、夜間や長距離運行を担当するのも年収アップの方法なので、チャレンジできる状況であれば、運転するバスの種類を変えるという手もあります。

高いスキルを持っていれば独立する選択肢も生まれ、バス運転手としてさらに年収を伸ばしていけるチャンスもつかめます。
自分にとって無理なく稼げる働き方を模索していきましょう。

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著者情報

シュウジ
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兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。