田舎で儲かるおすすめのビジネス19選!ビジネスをするメリット・デメリットも解説

田舎で儲かるおすすめのビジネス19選!ビジネスをするメリット・デメリットも解説
  • 田舎で儲かるビジネスを始めたい

  • 脱サラして田舎で起業したい

近年の物価上昇に伴い、都心より出費を抑えやすい田舎への移住もしくは地方でビジネスを始めたいと考える方も多いのではないでしょうか。

この記事では、オンライン・オフラインを問わず田舎で儲かるおすすめのビジネスを17職種ご紹介します。

また、田舎でビジネスを始めるメリット・デメリット や最低限押さえてほしい注意点についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次 open

実は田舎に移住して働きたい人は増加している

実は田舎に移住して働きたい人は増加している

近年は、地方に移住して働くことに興味がある人が増えています。

Job総研が20~50代の874人の社会人男女を対象に、地方移住に関する意識調査をおこなったところ、全体の59.8%が「地方移住に興味あり」と回答しました。

コロナ禍によるリモートワークの導入によって、場所や時間に囚われない柔軟な働き方が認められるようになってきたのはもちろん、都会での忙しい生活を離れて田舎ならではののどかな暮らしに対して憧れを抱く人が多いことも考えられます。

都会にいる必要がないと考える人が増えてきた今、地方でのビジネスは今後ますます注目されていくでしょう。

参考:Job総研「2023年 地方移住の意識調査」(参照 2023-10-16)

フリーランスの働き方も田舎でのビジネスを後押し

フリーランスの働き方も田舎でのビジネスを後押し

近年フリーランスの人口が増えており、より一層地方でビジネスを始める後押しになっています。

ランサーズ株式会社の調査によると、フリーランス人口は2019年で1,118万人でしたが、2021年には1,577万人にまで増えています。2021年の人数は日本での全労働人口の22.8%にも及びます。

フリーランスの魅力は、働く場所や時間などをすべて自分自身で決められることです。

多くのフリーランスが「会社に縛られず自由な環境で働きたい」という理由で独立しており、都会より静かでのびのびできそうな田舎に移住する人が急増しています。

ある程度のスキルを持ち、複数の取引先も確保しているのであれば、フリーランスに転身して田舎で暮らしながら収入を得ることは可能です。

参考:ランサーズ「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」(参照 2023-10-16)

田舎でのビジネスで成功した事例

ここからは、見事に田舎でのビジネスに成功した企業3社をご紹介します。

成功事例を読んで分かること
・具体的にどんな取り組みをしたのか
・何をきっかけに事業を立ち上げたのか
・どのような結果を残したのか

  • 田舎でのビジネス・起業がどんなものかイメージしてもらうために、リアルな情報をお伝えします!

田舎で古民家の再生「中村ブレイス株式会社」

中村ブレイス株式会社は、人口約400人の島根県大田市大森町に拠点をもつ義肢装具の製造・販売メーカーです。

同社は、鳥取県や広島県にまで出向いて取引となる病院を開拓、オーダーメイド製品の受注やオリジナル製品の開発・製造に力を入れて売上を伸ばすことで、地方で全国の同業者にも製品を卸すまでの企業に成長しました。

また、同社では、若者の減少によって空き家が増えてゴーストタウン化した町に活気を取り戻すべく、「古民家の再生」に力を入れています。

金融機関からの援助は一切受けず、自費で古民家の買取から再生まで行い、約60軒の建物を修復しています。さらに、「町に文化力を」を第一に考える同社は、古民家を図書館・ゲストハウス・オペラハウス・飲食店・雑貨屋などに改築した結果、地元の方や観光客に利用されるようになりました。

住居として建物を20軒ほど再生し、同社の従業員とその家族など約70人が住んでいます。その結果、社員を中心にUターン・Iターンなどの移住者が増えたため、大森町の人口減少防止にまでつながりました。

【参考】
中村ブレイス株式会社公式HP「古民家再生活動」(参照 2023-10-23)
公立大学法人島根県立大学「鉱山跡の町を再び元気に!故郷への想いとともに歩んだ中村ブレイスの軌跡」(参照 2023-10-23)

手作りのニットを作る「気仙沼ニッティング」

株式会社気仙沼ニッティングは、気仙沼市を拠点とする手編み商品の企画・製造・販売などを手掛ける企業です。

2011年の東日本大震災で多くの被害を受けた気仙沼で「またみんなが、明るく楽しく、誇りをもって取り組める仕事をつくりたい」という理由で立ち上げました。

セーターやカーディガンなどのニットを中心に展開する同社のこだわりは、「気仙沼市で手作りしていること」と「独自の毛糸が使われていること」です。すべてのニット商品は、気仙沼市に在住する職人さんが一つひとつ手で編んでおり、手編みならではのあたたかさが感じられます。

また、羊毛の質や混合比などにこだわった同社オリジナルの毛糸が使われているため、高品質なのも特徴です。

事業の立ち上げにいたる想いに共感した方や、ニットの高いクオリティに魅了された方などから注目された同社は、宮城県内外で複数の店舗で取り扱いがあり、定期的に展示販売会もおこなっています。

【参考】株式会社気仙沼ニッティング公式HP(参照 2023-10-23)

世界一のさつまいも総合企業を目指す「株式会社くしまアオイファーム」

宮崎県串間市に本社を置く「株式会社くしまアオイファーム」は、さつまいもに特化し、自社で生産・加工・販売をおこなう農業法人です。

代表取締役会長・池田誠さんは、元々農業が好きではなかったものの、「農業という仕事を誇れるようになろう」「スピード感を持って有言実行することで、串間市の農業に活力を与えられるのではないか」という想いがありました。

そのため、先代から同社を継いだタイミングでさつまいも栽培の規模拡大に取り組み、「世界一のさつまいも総合企業」を目指し2013年に法人化しました。

国内流通・海外輸出をおこなった結果、同社のさつまいもの海外輸出量が全体の30%以上を占め、「平成28年度輸出に取り組む優良事業者表彰」で農林水産大臣賞を受賞しています。

さらに、同社では熟練の農業従事者を雇用して若手が農業のノウハウを学べる機会を作ったり、契約農家の事業継承を支援する取り組みもおこなっていたりして、農業の活性化にも力を入れています。

【参考】
株式会社くしまアオイフォーム公式HP(参考 2023-10-23)
九州農政局(参考 2023-10-23)

田舎でも儲かるオフラインでできるおすすめの仕事4選

田舎でも儲かるオフラインでできるおすすめの仕事4選

ここからは、田舎で儲かるビジネスについて具体的な職種を挙げながらご紹介していきます。

まずは、オフラインでできるおすすめの4職種から見ていきましょう。

飲食店(ゴーストレストラン)経営

田舎で飲食店の開業を考えているのなら、「ゴーストレストラン」という新しい飲食店形態を検討してみましょう。

ゴーストレストランとは
実店舗を持たないデリバリー専門のレストランのこと。
飲食スペースがなく、デリバリーのみで料理を提供します。

ゴーストレストランは、フードデリバリーの需要に伴って注目され出したビジネスです。

接客業務がなく少人数・小スペースで営業できるため、土地代や設備費用、人件費を抑えられるメリットがあります。

飲食の実店舗が少なくデリバリーサービスが浸透していない傾向がある田舎であれば、ゴーストレストランの立ち上げは大きなビジネスにつながる可能性が高いです。

ただし、山奥や積雪の多い地域ではデリバリーサービスの提供が難しいケースもあるので、事前にサービスが続けられるエリアかどうか確認しましょう。

便利屋

少子高齢化が進む田舎では、便利屋の需要が高い傾向にあります。

便利屋とは、日常生活にまつわるさまざまな業務を代行する業務のことで、「なんでも屋」「万事(よろず)屋」とも呼ばれています。

便利屋の仕事内容は以下の通りです。

便利屋の仕事内容の例
・粗大ごみの撤去
・エアコンの戦場
・草刈り
・外壁塗装
・水回りの修理
・網戸の張り替え
・買い物代行
・病院送迎

地方では、夫婦のみもしくは一人暮らしの高齢者も珍しくなく、自力での日常生活に支障が出るケースも少なくありません。

手助けが必要な人が多く住む田舎だからこそ、頼めばなんでもやってくれる便利屋のニーズが高いのです。

また、便利屋は人との関わりが多い仕事なので、人と話すのが好きな方や誰かの役に立つ仕事をしたい方に向いている仕事と言えます。

宿泊施設経営

田舎ならではの自然に囲まれた土地を活かして、宿泊施設を開業してみるのもおすすめです。

田舎の土地は、賃貸需要が低く更地のままになっている場合も多いため、都会よりも宿泊施設を開業しやすいメリットがあります。素泊まりできる小さな民宿や、外国人観光客を狙ったゲストハウスであれば、小規模で運営しやすいでしょう。

さらに、都会より競合が少ない田舎のほうが連泊率が高めの傾向があるので、1組の利用で大きな売上が見込めます

宿泊施設を営む際は、どの場所に開業するべきか入念な調査が必要です。

「近くに競合はいるのか」「交通のアクセスは整っているか」など、さまざまな観点から集客が期待できる開業場所を探していきましょう。

研究開発職

研究開発職は、製品の開発や改良に必要な技術や知識の研究をして、新製品の開発や既存製品の改良のきっかけにつなげることが主な仕事です。

資格必須ではありませんが、以下の資格・スキルがある方は研修開発に活かせます。

研究開発職で活かせる資格
・危険物取扱者
・TOEIC
・技術士
・弁理士
・QC検定
・知的財産管理技能士

研究開発職に携わる製造・メーカー系の企業は大きな工場を必要とするため、土地の安さや敷地面積から田舎に工場を構える傾向があり、研究開発職の求人は田舎に多数存在します。

物事を追求するのが好きで、田舎で儲かる仕事をしたい方は研究開発職が向いているかもしれません。

田舎でも儲かるオンラインでできるおすすめの仕事15選

田舎でも儲かるオンラインでできるおすすめの仕事15選

オフラインで儲けやすい仕事もあるとは言え、田舎という慣れない環境下で始めることに対して高いハードルを感じる方もいるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、次にオンラインでできるおすすめの仕事を13職種ご紹介します。

Webライター

Webライターは、Web上に掲載される記事を書く仕事です。必須資格はなく、未経験からでも始められます。

執筆作業はもちろん、基本的に依頼の受注や納品作業もすべてオンラインで完結し、パソコンとネット環境さえ整っていれば場所を問わず仕事ができるので、田舎に住んでいてもたくさん稼げるチャンスがあります。

執筆するジャンルは、企業のWebサイトに公開されるコラム記事・検索上位を狙うSEO記事・商品の説明文などさまざまで、報酬は「1文字1円」というように文字単価制である場合が多いです。

経験を積んでスキルが上がれば「1文字10円」といった高単価案件も受注できるようになり、さらなる収入アップにつながります

ブロガー(ブログ運営)

ブロガーとは、自分の考えや興味のある物事の情報を発信するブログを運営する人を指します。

主に、「クリック報酬型広告」と「成功報酬型広告」の2種類の広告をブログに掲載して収入を得る仕組みです。

ブログでまとまった収益を得るためには、広告に興味が持てるようなブログ記事を書くのはもちろん、SNSなどで宣伝しながらアクセス数を増やさなければいけません。

とは言え、ブログ運営の初期費用は「レンタルサーバー代」「独自ドメイン代」くらいなので、場所を問わず低リスク・低コストでビジネスを始められる仕事として人気です。

また、ブロガーとしての知名度を上げられれば、企業から高単価の広告依頼がきたり自分でサービスを販売したりして、さらにビジネスチャンスが広がります

アフィリエイター

商品やサービスの魅力を記事で伝え、アフィリエイト(成果報酬型広告)によって収入を得る人のことを「アフィリエイター」といいます。

アフィリエイト広告を自分のブログやSNSに掲載し、読者がその広告をクリックして商品を購入・利用するたびに報酬が発生する仕組みです。

主に自分自身について発信するブロガーに対して、アフィリエイターは対象の商品やサービスを中心に発信します。

アフィリエイトで報酬を得るためには、読者が何を求めているかを分析して、いかに正しい情報を元に該当商品やサービスの魅力を伝えられるかどうかが成功のカギと言えます。

ライバー(ライブ配信)

ライブ配信とは、専用アプリでリアルタイムに映像を配信したり、ライバー(配信者)とリスナー(視聴者)が交流したりできるサービスです。

リスナーは投げ銭でライバーを応援することができ、この投げ銭がライバーの収入源となります。

投げ銭できる額は数十円~数万円と幅広く、熱狂的なファンが多ければ多いほど収入アップが狙えるのが特徴です。ライバーとして有名になれれば、1件数十万円以上の企業のPR案件が受けられるケースもあります。

インターネットがつながる環境とスマートフォンさえあれば誰でも始められるライブ配信は、副業感覚でおこなっている人も多いです。

ユーチューバー(YouTuber)

撮影した動画をYouTube(ユーチューブ)にアップし、再生数やチャンネル登録者数に応じて広告収入を得ている人のことを「ユーチューバー」といいます。

撮影場所は自由で、動画の編集作業もパソコン一つで完結できるので、田舎でも十分取り組める仕事です。

むしろ田舎での暮らしを発信するコンテンツは、YouTubeウケが良いジャンルとして知られており、田舎暮らしの人にとって大きな強みになるでしょう。

また、YouTubeは数ヶ月前の動画がコンスタントに再生されていたり、数年前の動画の再生数がいきなり伸びたりするなど、投稿し続けることで大きな収入につながるチャンスがつかみやすいのも特徴です。

収益化するためには、「直近12ヶ月での総再生時間が4,000時間以上」「チャンネル登録者数1,000人以上」などの条件をクリアする必要があるものの、再生数や登録者数を伸ばしていけば、月収100万円も夢ではない職業と言えます。

動画編集者(動画クリエイター)

動画編集者は、動画コンテンツや動画広告といった動画編集が主な仕事です。

在宅ワーカーやフリーランスの人気職種の一つで、近年はSNSが普及したことから動画編集の求人案件が増えています。

動画1本あたりの報酬相場は、編集のみの業務で1万~5万円程度、企画・構成なども担えば30~50万円になる場合もあります。

パソコンとクライアントとオンライン上でやりとりできる環境さえあれば、田舎にいながら高収入を得やすいでしょう。

また、年々動画コンテンツの需要が高まっているのも相まって、動画編集が学べるオンラインスクールが充実しており、田舎で暮らしながらスキルを積むことも可能です。

デジタルコンテンツ販売

デジタルコンテンツ販売とは、自分で作ったコンテンツをWebを通じて販売して収益を得るビジネスを指します。

Web上でデジタルコンテンツとして販売されている主な事例は以下の通りです。

デジタルコンテンツ販売の例
・記事:メールマガジン、電子書籍、コラム
・画像:イラスト、写真、LINEスタンプ、Web漫画
・音声:インターネットラジオ、音楽配信、オーディオブック(本を読み上げるサービス)
・オンライン講座:英会話、料理、家庭教師

オンライン上で完結できるコンテンツであればなんでも商品化できるので、特化したスキルを持っている方であれば大きな収益につながりやすい仕事と言えます。

販売方法は、SNSやブログ以外にも、自分でオリジナルのサービスを売買できるクラウドソーシングサイトに登録する方法もあります。

ITエンジニア

ITエンジニアは、IT(情報技術)に関する専門知識・スキルを活かして、ハードウェアやソフトウェアの開発や設計、運用などをおこないます。

ITエンジニアの仕事は、パソコンとネット環境さえあれば取り組めるため、出社する必要がない業務が多いのが特徴です。

IT/WEBエンジニアに特化した転職・就職・学習サイト「paiza」の調査によると、企業および個人でITエンジニアとして働く人のリモートワーク実施率は約9割、そのうち約8割がコロナ収束後も継続予定との結果が出ています。

そのため、首都圏に拠点を置く会社に属していても、リモートワークの利点を活かして地方へ移住するITエンジニアが多いです。

また、ITエンジニアは実力主義の世界のため、性別・年齢関係なくスキル次第で活躍できる幅が広がります

会社員である程度経験を積んだ段階でフリーランスエンジニアとして独立するパターンも珍しくありません。

参考:paiza アンケートから見る「ITエンジニアとリモートワーク」(参照 2023-10-16)

Webデザイナー

Webデザイナーの主な仕事は、企業や個人から依頼を受けて、Webサイトやロゴのデザイン、バナー制作をおこないます。

「完全在宅」「全国どこでも勤務OK」などフルリモートも珍しくない職種であり、Webデザイナーの求人数も増加傾向なのが特徴です。

Webデザイナーは、クライアントの要望どおりのデザインに仕上げるデザインスキルやヒアリング力はもちろん、Adobe系ソフト・CMS・HTML・CSSといったデザインを作るうえでの専門知識の習得が求められます。

一見ハードルが高そうに見られがちな職業ですが、Webデザイナー向けのオンラインスクールも頻繁に開催されており、早ければ3週間ほどで基礎知識を身に付けられます。

近年はスマートフォンの普及やインターネット広告の急増によって、Webデザイナーのニーズが高まっているため、稼ぎやすいかつ将来性のある仕事と言えるでしょう。

イラストレーター

イラストレーターは、クライアントからイラスト制作の依頼を受けて、アイコン・似顔絵・紙媒体・Web媒体で掲載される挿絵・商品パッケージイラストなどを作成するのが仕事です。

クライアントの要望を汲み取りつつ趣旨に合うイラストを制作することが重要なので、ヒアリング力やコミュニケーションが求められます。

また、自分が描いたイラストが多くの人々から注目されれば、自分のイラストをオンライン販売したり個展を開催したりして、さらなる高収入が得られるのも特徴です。

ゆったりとした空気が流れる田舎で過ごすからこそ創造性が育まれるケースも珍しくないため、イラストレーターのようなクリエイティブな職種は田舎でのビジネスに向いていると言えるでしょう。

Webマーケター(Webマーケティング)

Webマーケターは、Webメディアを活用して企業の売上拡大を目指す人を指します。

Webサイト(オンラインショップやブログなど)の閲覧数、ユーザーの流入数・離脱率といった顧客の行動を分析して、商品・サービスが売れる仕組みを整えていきます。最近は、XやInstagramをはじめとしたSNSの普及に伴い、SNSマーケティングの需要が高まっているのも特徴です。

実は、Webマーケターの6割以上が未経験からスタート、リモートで仕事をしている人が約8割という話もあり、未経験からでもリモートで働きやすい職業として知られています。

対象のWebサイトをさまざまな観点から根気強く分析するスキルが求められるものの、数字がすべての世界だからこそ仕事の成果を実感しやすく、頑張った分だけ収入アップにつながりやすい仕事です。

参考:PR TIMES「【Webマーケターの働き方に関する実態調査】6割以上が未経験からキャリアをスタート」(参照 2023-10-16)

コンサルタント

コンサルタントとは、企業や個人が抱える課題を解決すべく、改善策を提案・実行をおこなう仕事です。「新規クライアントを開拓したい」「効率良く業務を進めたい」といった企業の悩みに対して、問題解決のためのシステムを導入したり、アドバイスをしたりします。

業務やクライアントとのやりとりはオンライン上でできることから、コンサルタントの経験がある方であれば、田舎でもしっかり働けるでしょう。

ちなみに、フリーコンサルタントの月収相場は、月額100~150万円ほどと言われており、オンラインで完結できる仕事のなかでも稼ぎやすい職業の一つです。

そのため、スキルと経験を積んだ段階でさらなる高収入を目指すべく、田舎に移住したタイミングでフリーランスに転身する人も多いです。

参考:CAREER Knock「フリーコンサルタントの単価はどれくらい?職種別に解説!」(参照 2023-10-16)

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オンラインアシスタント

オンラインアシスタントの仕事は、インターネット上で企業や個人の業務をサポートすることです。

サポート内容は、書類作成やデータ入力といった一般事務の業務や、秘書・経理といった専門知識を要する業務まで幅広くあります。

業務のやり取りはチャットやビデオ通話でおこなうので、田舎で暮らしながら問題なく働けるでしょう。

近年は、採用コスト削減や業務の効率化の観点からオンラインアシスタントを導入する企業が増えています。そのため、オンラインアシスタントに特化した求人サイトも多数登場しており、バックオフィス業務の経験者であれば始めやすい環境が整っているのも特徴です。

在宅コールセンター

在宅コールセンターとは、お客様からの電話の問い合わせに在宅で対応する業務を指します。

問い合わせ内容は、商品の予約受付やサービスに関する質問などさまざまですが、マニュアルが完備されているため未経験の方でも挑戦しやすいのが特徴です。

今までコールセンターの仕事は出社が基本でしたが、人材不足やコストの関係でリモートワークの一つとして認知されるようになりました。もちろん在宅であれば都会や田舎は関係なく働けるので、地方で暮らしながら収入を得たい方におすすめです。

ハンドメイド作家

自分で作ったアクセサリーや洋服、小物などを販売する人のことを「ハンドメイド作家」と言います。

コロナ禍前後でおうち時間が浸透したことからハンドメイドにチャレンジする人が急増し、ハンドメイド作家という職業にスポットライトが当たるようになりました。

最近は、ハンドメイド作品を販売する通販サイトも充実しており、田舎に住んでいても手軽に商売が始められるのが特徴です。

ハンドメイド作家は始めから大きな売上を出すのは難しい一方で、愛情をこめて仕上げた作品がお金に変わる喜びを実感しやすい職業なので、自分らしく楽しみながら稼ぎやすいのが魅力と言えます。

田舎で儲かる仕事に共通している4つの特徴

田舎で儲かる仕事に共通している4つの特徴

ここまでたくさんの仕事を紹介してきましたが、田舎で儲かるビジネスには共通する4つの特徴があります。

  • 田舎で仕事を選ぶ際の判断基準にもなるため、必ずチェックしておきましょう!

特徴1:インターネットを利用した仕事

田舎で儲かるビジネスのほとんどが、「インターネットを利用した仕事」です。

多くの人は、都会と比べて給与面や集客面が劣りがちな田舎で商売を始めることに躊躇してしまいますが、インターネットを利用した仕事であれば、全国各地・世界中どこにいても顧客を集められます。

田舎で安定した収入を得るためには、インターネットの活用が必要不可欠と言えます。

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特徴2:リモートワークで対応できる仕事

インターネット環境さえ整っていれば場所を選ばず実施できるリモートワークは、田舎で稼げる仕事の働き方として注目されています。

近年は働き方改革に取り組む傾向にあり、リモートワークも働き方の一つとして選択肢に入れる企業が多いです。

東京都が実施したテレワークに関する実態調査によると、都内の企業(従業員30人以上)のうち、テレワークを導入している企業の割合は令和2年度が57.8%・令和3年で65.7%と上昇傾向で、大企業・中小企業を問わずテレワークの導入が進んいます。

また、テレワークを導入している企業のうち、9割以上の企業で「テレワークを継続する」と回答しており、そのうち約3割が非正規社員へも導入しているという結果になりました。

フルリモートワーク制を採用する会社であれば、田舎で暮らしながら働くことが可能です。

参考:東京都「テレワークに関する実態調査の結果」(参照 2023-10-16)

特徴3:起業や開業ができる仕事

田舎で儲けたいのであれば、起業や開業ができる仕事がおすすめです。

都会に比べて田舎は土地代が安いため、オフィスや店舗を構える初期費用を抑えやすいメリットがあります。

さらに、競合が少なく住民同士の関わりが密なのも相まって、自社の商品・サービスが口コミで広まりやすいのも特徴です。

人口が少ない(顧客が少ない)田舎は、求人数も少なく転職先の候補が限られがちなので、起業や開業を目標とすることをおすすめします、

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特徴4:一人でできる&リスクが少ない仕事

田舎でのビジネスが成功する共通点は、少ないリスクで一人で出来る仕事であるところです。

従業員を雇わないと成立しない事業や、ハコモノビジネス(ホテルや飲食店などお客様の受け皿がある事業)は、最初から人件費や固定費が発生します。

インターネットを利用すれば全国各地から顧客は集められるものの、都会に比べると人の目に触れる機会が少なく軌道に乗るまでに時間がかかるため、最初はある程度の赤字経営を覚悟しなければいけません。

資金の確保や人手不足に陥るリスクを踏まえて、最初のうちは一人で完結できる低リスクのビジネスから始めるのが田舎での起業を成功させる近道と言えます。

田舎でビジネスを始めるメリット

田舎でビジネスを始めるメリット

今までは、ビジネスを成功させるために都会へ進出する人が多くいましたが、現在は逆に田舎でビジネスを始める人が増えてきています。

ここからは、田舎でビジネスを始める3つのメリットをご紹介します。

メリット1:固定費が安い

田舎でビジネスを始めるメリットの一つとして、家賃・水道光熱費など一部の固定費が安いことが挙げられます。

とくに家賃は、都会と田舎でかなりの差が出ます。

実際にどのくらいの価格差があるのか、住みたい田舎ランキングで上位の都道府県と東京都の家賃を比べてみましょう。

都道府県 家賃相場 東京都との差
東京都 7.21万円
鳥取県 3.90万円 3.31万円
秋田県 4.12万円 3.09万円
大分県 4.46万円 2.75万円
北海道 4.68万円 2.53万円
愛媛県 4.95万円 2.26万円
長野県 5.08万円 2.13万円

さらに、田舎は広い土地を安価で購入もしくは借りられるため、開業費用を抑えつつ理想の物件を手に入れやすいのも魅力と言えます。

【参考】
PT TIMES「【2023年版 第11回「住みたい田舎」ベストランキング発表】」(参照 2023-10-16)
ふどサーチ「地方の家賃は安い?東京都との比較や安い地域など気になる情報をお届け!」(参照 2023-10-16)

メリット2:仕事に集中しやすい環境が整っている

都会と比べて静かで落ち着いた雰囲気がある田舎は、仕事に集中しやすい環境が整っているのも特徴です。

のどかな風情を感じながら散歩したり、川のせせらぎや鳥のさえずりなどの自然音を聞いたりするだけで、田舎ならではの大自然を満喫するだけでリフレッシュにつながります。

実際に「植物を置く」「自然音を聞く」ことは、集中力を高める方法として効果的であるというデータも出ています。

都会と比べて仕事に集中しやすい環境が整った田舎であれば、ビジネスを成功させる後押しになることでしょう。

参考:Schoo for Business「集中力を維持するには?社員が集中できる職場環境の作り方や高める方法を解説」(参照 2023-10-16)

メリット3:起業する際の支援が手厚い

田舎で起業する場合、補助金をはじめ新しいビジネスへの支援が手厚いのが魅力です。

国は、人口急減や高齢化社会といった地方が抱える課題の解決策として、「起業・移住に関する支援」に力を入れています。

地方公共団体では、「地方へ移住後社会的事業を起業した場合、起業支援金+移住支援金で最大300万円が受け取れる」という内容の支援をはじめ、ほかにもさまざまな支援をしています。

充実した支援を受けつつ低コストで起業できる点は、田舎で商売を始めやすい要素と言えるでしょう。

参考:内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生「地方へ移住しよう 地方で起業しよう」(参照 2023-10-16)

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田舎でビジネスを始めるデメリット

田舎でビジネスを始めるデメリット

田舎でのビジネスは、もちろん良いことばかりではありません。田舎であるが故に起きがちなデメリットも存在します。

ビジネスを始める前にデメリットを理解したうえで、対策も考えておきましょう。

デメリット1:都会と比べてマーケットが小さい

飲食店や宿泊施設など対面でのビジネスの場合、田舎は都会と比べて集客力が弱いので、市場規模が小さくなってしまいます。

「都会で需要があるなら田舎でも儲けられるはず!」と考えていざ開業したとしても、客入りが悪く事業に苦戦する可能性が高いです。

そのため、まずは実店舗を持たないオンラインショップからスタートして、事業が軌道に乗り市場規模が大きくなり出したタイミングで、オフラインでのビジネスも展開していくといいでしょう。

デメリット2:交通の便が悪い

交通の便の悪さは、田舎でのビジネスで儲けるうえで最大のデメリットと言っても過言ではありません。

田舎で運行する公共交通機関の本数は、都会と比べてかなり少なく、30分~1時間に1本しか運行しない地域も多いです。

そのため、目立った観光名所がないかぎり人が訪れにくく、地元民以外の集客が見込めないデメリットがあります。

また、公共交通の衰退が目立つ田舎では、車が主な移動手段となります。

一家に一台どころか一人に一台車が必要であると考えてもよいほどの車社会なので、移住する際は車が必要不可欠と言えるでしょう

デメリット3:人間関係に気を遣わなければいけないケースもある

田舎は都会よりも親密な人付き合いを求められる傾向があるため、地域によっては人間関係に気を遣わなければいけないケースもあります。

たとえば、頻繁に開催される町内会や地域イベントへ参加せざるを得なかったり、仕事関係での付き合いがプライベートに発展したりするなど、人と深くかかわることが避けられない場面が多いです。

田舎に移住した人のなかには、田舎の人間関係に煩わしさを感じ、都会に出戻りするパターンも珍しくありません。

田舎特有の仲間意識の強さに戸惑うことも多いかもしれませんが、その分人間関係の輪を広げるチャンスがあふれているとも言えます。
田舎での起業を考えているのであれば、なおさら人脈づくりは大切です。

人付き合いが苦手な方は、事前に移住するエリアの地域特性やどんなコミュニティがあるのかなどをリサーチして、地元の人と仲良くなれそうな話題を考えておきましょう。

田舎で儲かるビジネスに挑戦する注意点

田舎で儲かるビジネスに挑戦する注意点

田舎でのビジネスを成功させるには、注意すべき点も把握しておく必要があります。

注意点に目を向けず見切り発車でビジネスを始めてしまうと、事業が行き詰まる要因にもなるためしっかり確認しておきましょう。

注意点1:事前にITやWebのスキルを身に付ける

田舎で儲かるビジネスの多くは、インターネットを利用した仕事です。

仕事によっては、集客・取引・販売などほぼすべての業務でインターネットが必要になるため、ITやWebの知識・スキルを身に付けているかどうかがビジネスを成功させるカギとなります。

ITやWebのスキルを身に付けるためには、移住前にオンラインスクールへの受講やビジネス本の熟読がおすすめです。

また、SNSや掲示板などからネットビジネスをおこなっている人向けのコミュニティに参加して、成功させるために必要な情報を集めるのもいいでしょう。
コミュニティに参加する際は、安易に個人情報や誹謗中傷を書き込まないのが鉄則です。
たとえ自分に悪気がなかったとしても、のちにビジネスに悪影響を及ぼす大炎上につながりかねません。

近年は、信ぴょう性に欠ける情報が出回っていたり、コンピュータウィルスへの感染被害が多発していたり、インターネットが必ずしも安全な環境とは言い切れなくなりました。
そのため、ITやWebの知識やスキル習得と同じくらい、インターネットリテラシーを身に付けておくことも重要です。

注意点2:成功例だけでなく失敗例にも目を向ける

地方移住に向けて情報収集をする際には、成功例だけでなく失敗例にも目を向けましょう。

今は成功者として活躍している人も、過去には失敗を繰り返している場合が多いです。

先駆者の失敗例を知れば、同じ失敗を避ける方法や準備すべき物事などを学べます。

また、自分自身が失敗してしまったときは、原因をとことん追求して改善策を考えることが重要です。

今後同じ失敗を繰り返しにくくなるのはもちろん、その失敗が今後のビジネスの資産として活かされます。

失敗に対して決してネガティブに捉えず、むしろ「新たな情報を学べて良かった」「次のステップに進むための材料が得られた」といったポジティブな考えでいることが大切です。

注意点3:スモールビジネスから始める

田舎で起業する場合、スモールビジネスから始めるのが成功率を上げるコツです。

スモールビジネスとは
小規模かつ少ない資金で始められる事業のこと

ビジネスを始める際、いきなり従業員を雇ったり大金を費やしたりするのは、コスト面でリスクが大きすぎます。

低リスクで起業できるスモールビジネスであれば、万が一上手くいかなかったとしても自身にかかる負担を最小限に抑えられるでしょう。

スモールビジネスに向いている職業は、「ユーチューバー」「デジタルコンテンツ販売」といったオンラインで完結できる仕事や、「コンサルタント」「バックオフィス」など第三者をサポートする仕事があります。

スモールビジネスは、自身のスキルや経営力次第で事業拡大につなげられるので、たとえ小規模からのスタートだったとしても大きな利益が得られるチャンスが広がっています。

注意点4:地域のコミュニティには積極的に参加する

田舎に軸を置いて起業・開業を検討している場合、その地域のコミュニティには積極的に参加し、地域住民と交流しましょう。

地域コミュニティの例
・町内会や自治会
・夏祭りや餅つき大会などのイベント
・地区自治協議会
・清掃活動

田舎は住民同士が深く交流するため、県外から引っ越してきた人は良くも悪くも注目の的と言えます。

田舎でビジネスを始めたい人にとって、地域のコミュニティは地元住民との信頼関係を構築する絶好のチャンスであり、自身が手がける商売のアピールの場でもあります。

また、地元の人が求めている物事や価値観などを知ることで、その地域に合ったビジネスや効率的な集客方法のヒントを得られるのも魅力です。

田舎でのビジネスを成功させるためにも、勇気を出してコミュニティには積極的に参加しましょう。

注意点5:家族からの理解を得てから計画を立てる

田舎での起業や地方移住は、事前に入念な計画を立てたうえで決断しましょう。

田舎で起業するための資金調達や資材の確保はもちろん、地方移住にあたって地域の特性や行政支援など事前の情報取集は必要不可欠です。

また、田舎での起業は以下のようなリスクを伴っていることも頭に入れておいてください。

田舎での起業に伴うリスクの例

  • 収入が一時的に減る
  • 起業したばかりのときは休日返上で働くこともある
  • 地方移住によって子育ての環境が大きく変わる
  • 共働きの場合、配偶者が現在の仕事を続けられなくなる可能性がある

とくに家族持ちの方は、身内の理解や協力が得られないと、家庭環境にマイナスな影響を及ぼし仕事どころではなくなってしまいます。

田舎でビジネスを始める理由・熱意・将来のビジョンなどをきちんと家族に伝えて、同意を得てから計画を立てることが大切です。

田舎で儲かるビジネスに挑戦してみるのもおすすめ!

自分に合う田舎でのビジネスアイデアを見つけることができましたか?
最後に、この記事の要点をおさらいしましょう。

田舎で儲かるビジネスに関するまとめ

  • 田舎で儲かるビジネスの特徴は「インターネットを利用した仕事」「リモートワークで対応できる仕事」「起業・開業ができる仕事」「一人でできる&リスクが小さい仕事」の3点
  • 田舎でビジネスを始めるメリットは「固定費が安い」「仕事に集中しやすい環境が整っている」「移住や起業する際の支援が手厚い」の3点
  • 田舎でビジネスに挑戦する際の注意点は「事前にITやWebのスキルを身に付ける」「成功例だけでなく失敗例にも目を向ける」「スモールビジネスから始める」「地域のコミュニティには積極的に参加する」「家族からの理解を得てから計画を立てる」の5点

田舎移住を考えている方や新しいビジネスチャンスを狙っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!

著者情報

シュウジ
シュウジ twitter

兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。