「髪色自由」で働ける仕事一覧!派手髪OKの職場と探し方を徹底解説

「髪色自由」で働ける仕事一覧!派手髪OKの職場と探し方を徹底解説
髪色自由で働ける仕事を正社員・バイト別に一覧でご紹介します。髪色自由の基準、髪色自由・派手髪OKの傾向がある業種・職種、求人の探し方のポイントも解説するので、自分に合った髪色や派手髪でも働ける仕事を見つけたい方はぜひ参考にしてみてください。

「仕事のために髪色を戻したくない」

「髪色自由で派手髪でもOKの仕事に就きたい」

働き方が多様化した今、髪色も自由に働きたいという方も多いでしょう。

しかし、業種や職種によっては髪色の指定があり、ヘアスタイルを自由に楽しめない職場も少なくありません。つまり、入社前に派手髪でも働ける仕事かどうかを事前に確認することは重要です。

そこで本記事では、髪型自由で働ける仕事を正社員・バイト別に一覧でご紹介します!

髪色自由の仕事の探し方や応募時の注意点もあわせて解説するので、仕事選びから内定を勝ち取るまでに必要なポイントを理解しやすい記事です。

自由な髪色で仕事を始めたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

髪色自由はどこまでOK?派手髪がダメな理由は?

髪色自由はどこまでOK?派手髪がダメな理由は?

「髪色自由」といっても、人によって自由の基準は違うので、実際どこまでOKなのか判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

求人票に「髪型自由」と書かれている場合、企業ごとにその基準は異なります。一般的には、「常識の範囲内」で明るい髪色がOKの場合に「髪色自由」と記載している企業が多いようです。

ただし、「髪色自由」となっていても、実際は落ち着いたブラウンまでというケースも少なくありません。髪色自由だからといってどんな色でもOKというわけではない可能性もあるので、どこまでOKなのかは面接時にしっかり確認しておきましょう。

正社員よりもバイトのほうが髪色自由な仕事は多い

業種や職種によって髪色自由かどうかは異なりますが、若い世代をターゲットとしている業種や職種は髪色のルールが厳しくないケースが多いです。

たとえば、若い世代向けのアパレルショップ、カフェ、メイド喫茶など、バイトで働ける業種・職種のほうが髪色自由な仕事は充実している傾向にあります。

仕事をするうえで、「人からどのように思われるか」というイメージは非常に重要です。派手髪や髪を染めていることに対してあまり良くない印象を抱いている人もいるので、自社のイメージを損なわないためにも、仕事内容やターゲット層などを踏まえて一定の基準を設けている業種・職種も少なくありません。

特に、以下のような業種・職種は髪色に関して厳しいルールが設けられている場合が多いですから、応募する際は注意しましょう。

  • 清潔感を重要視する接客業
  • 幅広い年齢層をターゲットとした企業・お店
  • 食品を扱う業種・職種
  • 大手企業
  • ブランドイメージを大切にする企業
  • 警察、航空業界、鉄道関係、官公庁といった公共機関
  • 私が飲食店でバイトをしたときは、髪色が明るすぎて怒られた経験があります。後日、泣く泣く髪色を黒に戻しました…

髪色自由・派手髪OKな仕事を選ぶ際の注意点

先述したように、「髪色自由」の基準は企業によって異なります。髪色自由の仕事を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • 染髪の限度カラーが企業の就業規則で規定されている場合がある
  • 企業の就業規則に髪色が明記されている場合、従わないと懲戒処分になる可能性がある
  • 前職が髪色自由だからといって同業種へ転職しても髪色自由とは限らない

企業側は服務規律(従業員が遵守すべきルール)として、身だしなみに関する内容を独自に定めることができます。服務規律は就業規則内で規定されている場合が多く、染髪の限度カラーや服装・髪型を含めた身だしなみについての規則が設けられている企業も多いです。

就業規則内で規定されている場合、従業員はそのルールに従う必要があり、規則に従わないと、業務命令違反として場合によっては懲戒処分になる可能性もあります。職を失わないためにも、必ず企業の就業規則を必ず確認するようにしましょう。

また、前職が髪色自由の職場だからといって、同業種へ転職しても髪色自由とは限りません。同じ業種・職種でも企業によって髪色のルールは異なりますから、業種・職種だけで決めてしまうのではなく、企業ごとに髪色自由かどうかを確認することが大切です。

【バイト】髪色自由・派手髪OKの仕事おすすめ12選

ここからは、バイトで働ける髪色自由・派手髪OKの仕事を12種類ご紹介します。

  • 一般事務スタッフ
  • WEBライター・データ入力
  • フードデリバリースタッフ
  • アパレル店員
  • コールセンター・テレアポ
  • 工場・製造業
  • 土木作業員
  • 引っ越しスタッフ
  • イベントスタッフ・コンサートスタッフ
  • 居酒屋スタッフ・ホールスタッフ
  • 交通量調査員
  • ナイト系送迎ドライバー

企業によって必ずしも髪色自由とは限りませんが、髪色に関してゆるいルールで働ける傾向にある仕事です。ぜひバイト選びの参考にしてみてください。

一般事務スタッフ

一般事務スタッフはパソコンを使ってのオフィスワークがメインで、業務内容は社内外用の書類作成、データ入力、ファイリング、郵送物の仕分け・発送、電話対応など、多岐にわたります。

最低限のパソコンスキルが求められますが、特別な資格やスキルがなくても始めやすいでしょう。

バイトだけでなく派遣スタッフの募集も多いのが特徴。自分に合った雇用形態で働きやすいのが魅力の仕事です。

WEBライター・データ入力

WEBライターは、Webサイトに掲載する記事やネット広告の文章などを作成するのが主な仕事内容です。一方、データ入力は、依頼された文字や数字などのデータを指定のフォーマットに入力することが仕事内容となっています。

いずれもリモートワークが普及して、需要が高まった仕事の一つといえるでしょう。

バイト以外にも業務委託の場合もあり、未経験からでも始めやすいです。

フードデリバリースタッフ

フードデリバリースタッフは、飲食店のメニューを注文したお客さんのもとへ、できあがった料理を自転車や原付バイクなどで配達するのが主な仕事内容です。リモートワークが普及したことで一般的になってきているバイトといえるでしょう。

バイトとして雇用されるケースと、個人事業主として業務委託で働くケースがあり、自分に合った働き方がしやすいのが特徴といえます。

アパレル販売員

アパレル販売員の主な仕事内容は、来店したお客さんに接客を行い、洋服の販売やコーディネートの提案をすることです。特別な資格やスキルは必要なく、ファッションが好きな人やトレンドに敏感な人に向いている仕事といえるでしょう。

また、髪色もファッションの一つなので、業界的に髪色の自由度が高いです。ただし、ブランドによって髪色のルールが異なるので、入社する前に髪色のルールは確認しておいた方が無難です。

コールセンター・テレアポ

コールセンターの主な仕事内容は、顧客からの問い合わせ、クレーム、相談などの電話に対応することです。また、コールセンターの仕事の一つとして、営業先に商品の紹介や商談のアポを取る業務がメインのテレアポもあります。

業界的に髪色の自由度が高いだけでなく、お客さんと対面しないため服装自由で働ける職場が多いのも特徴です。電話が苦手でない人には向いているバイトといえるでしょう。

工場・製造業

工場・製造業の主な仕事内容は、ベルトコンベアで流れてくる製品の組み立てや加工、検査、仕分けなどです。業務はマニュアル化されているため、未経験でも働きやすい仕事の一つといえるでしょう。

工場・倉庫内での仕事がメインで社外の人と会う機会が少ないので、業界的に髪色の自由度は高い傾向にあります。

土木作業員

土木作業員の主な仕事内容は、建設現場や河川工事、道路工事などの工事現場で資材の運搬、掘削、アスファルト整備といった業務を行うことです。業務内容は多岐にわたり、作業によっては資格や免許が必要な場合もあります。

力仕事なので、体力に自信がある人に向いているといえるでしょう。幅広い年齢層が働いており、年齢を問わず始めやすい仕事の一つです。

引っ越しスタッフ

引っ越しスタッフの主な仕事内容は、お客さんの荷物や家具を梱包したり、家から運び出してトラックへ積み込んだり、新居へと運搬することです。春休みや年末などの引っ越しシーズンは特に需要が高い仕事といえます。

大きい荷物を運んだり、何度もトラックと家とを行き来したりするため、体力に自信がある人に向いています。また、大学生からミドル世代まで幅広い年齢層が働いており、業界的に髪色の自由度は高いです。

イベントスタッフ・コンサートスタッフ

イベントスタッフの主な仕事内容は、コンサートやライブ、フェスなどのイベントでグッズ販売、チケットもぎり、会場の案内・設営といったサポートを行うことです。イベントの期間のみ働く仕事のため、単発バイトとして人気があります。

仕事中は帽子をかぶる場合が多いので、髪色が自由で働きやすいのが特徴です。業務によっては体力が必要な場合もありますが、幅広い年齢層が働いており、未経験からでも始めやすい仕事です。

居酒屋スタッフ・ホールスタッフ

居酒屋スタッフ・ホールスタッフの主な仕事内容は、来店したお客さんに対する席の案内や注文、配膳、会計、食器類の片付けです。夜の時間帯がメインなので、本業終わりに働く学生も多く、若いスタッフが活躍している傾向にあります。

業界的に髪色自由で働きやすく、業務はマニュアルが用意されているため、未経験からでもスタートしやすいのが特徴といえるでしょう。

交通量調査員

交通量調査員の主な仕事内容は、計測用カウンターを使って、車や歩行者の交通量を数えることです。車の車種別に計測したり、世代・性別などの属性ごとに人の数を計測したり、調査の種類は複数あります。

基本的に屋外で行う仕事であり勤務時間も長いため、忍耐力が必要といえるでしょう。ただし、業界的に髪色の自由度は高く、夜の時間帯や単発で働くこともできるので、柔軟に働きたい人にピッタリのバイトです。

ナイト系送迎ドライバー

ナイト系送迎ドライバーの主な仕事内容は、お客さんが指定した場所へキャストを車で送迎することです。安全運転が求められる仕事なので、真面目に仕事に取り組める人なら業界未経験でも始めやすいです。

勤務はどちらかといえば夜の時間帯がメインのため、本業終わりに働けるのも特徴。短時間・短期間から働ける場合が多く、副業にもピッタリのバイトといえます。

【正社員】髪色自由・派手髪OKの仕事おすすめ10選

続いて、正社員で働ける髪色自由・派手髪OKの仕事をご紹介します。

  • 調理スタッフ
  • 美容師
  • WEBデザイナー・WEBエンジニア
  • 営業事務職
  • 現場作業員
  • 自動車整備士
  • 生活支援員
  • 通販サイト配送ドライバー
  • ビル清掃・ハウスクリーニングスタッフ
  • ナイト系店舗スタッフ

必ずしも髪色自由とは限りませんが、業界的に髪色の自由度が高い仕事ばかりです。正社員として働ける仕事をお探しなら、ぜひ参考にしてみてください。

調理スタッフ

調理スタッフの主な仕事内容は、飲食店での食材の仕込み、調理、盛り付け、片付けなどです。大手チェーン店では分業制やマニュアルが用意されていることも多く、未経験からでも始めやすいでしょう。

また、店長候補にも比較的なりやすく求人も豊富なので、自分に合った職種で仕事をスタートしやすいのも特徴です。将来的に独立開業も目指せる仕事といえます。

美容師

美容師の主な仕事内容は、美容室に来たお客さんに対して、カット、セット、カラーリング、パーマなどの髪の毛への施術を行うことです。業界的に髪型・髪色・服装の自由度が高いので、自分のこだわりのスタイルで働きやすいでしょう。

ただし、美容師になるには美容師養成施設に入学し、美容師国家試験に合格しなければなりません。これから美容師を目指す人は、美容師免許の取得までに長期間かかる点を念頭において、準備を進めることをおすすめします。

WEBデザイナー・WEBエンジニア

WEBデザイナーの主な仕事内容は、WEBサイトのデザインを行うことです。一方、WEBエンジニアはコンピュータやITシステムを動かすためのシステム設計が主な仕事内容です。いずれも正社員になるにはWEBに関する知識や一定のスキル・経験が必要となります。

実力主義の業界なので、スキルや実績があれば独立も目指せます。

業界的に髪型や服装は自由な傾向がありますが、客先常駐の場合はルールがあることも珍しくはないので、入社前に確認しておくと安心です。

営業事務職

営業事務職の主な仕事内容は、社内外で必要な書類の作成、データ入力などの事務業務を通して営業部門・営業職をサポートすることです。社内の幅広い部門と関わって業務を行う一般事務と違って、営業事務職は営業部門と深く関わって業務を行うのが特徴といえます。

経理スキルがあれば仕事の幅は広がりますが、未経験歓迎の求人も多く、特別なスキルや経験がなくても始めやすい仕事の一つです。

現場作業員

現場作業員は、建築や土木などの現場で作業に必要な足場を組んだり、鉄骨を組み立てたりするほか、重量物の運搬、材料の仕入れ・加工、壁や床の塗装など、業務内容が多岐にわたります。

力仕事なので、体力に自信がある人にピッタリの仕事といえるでしょう。幅広い年代が働いているため、セカンドキャリアとして始めやすい仕事でもあります。

自動車整備士

自動車整備士の主な仕事内容は、自動車の点検整備、分解整備、鉄筋塗装などです。自動車の車体の傷やへこみを直す鉄筋塗装は無資格でも従事できますが、点検整備と分解整備は国家資格がないと従事できません。

資格取得のための国家試験は難易度が高いので、相当な勉強時間が必要です。車に関する知識も重要ですから、車が好きな人や車関係の仕事に就きたい人にはピッタリの仕事といえるでしょう。

生活支援員

生活支援員の主な仕事内容は、障がい者施設において食事や入浴などの身体介護、調理や掃除などの家事支援といった、施設利用者の日常生活での自立支援を目的としたサポートです。

コミュニケーションスキルや体力が必要といえます。しかし、特別な資格は必要なく、求人の募集も多いため、未経験からでも始めやすいでしょう。

通販サイト配送ドライバー

通販サイト配送ドライバーの主な仕事内容は、個人宅や企業などに通販サイトで注文があった商品を配送することです。ネットショッピングの普及に伴い、需要が高まっている業種といえるでしょう。

ただし、車所有者限定や業務委託での募集の場合も多いため、応募する際は応募条件を必ず確認するようにしてください。

ビル清掃・ハウスクリーニングスタッフ

ビル清掃は、オフィスビルや商業施設などでフロアやトイレの清掃、ゴミの回収、窓ガラス拭きといった幅広い業務を担います。そして、ハウスクリーニングスタッフの主な仕事内容は、一般家庭を対象に、エアコンのフィルター掃除、フロアのワックスがけ、浴槽のカビ取り、トイレクリーニングなどを行うことです。

どちらも特別なスキルや資格は必要なく、求人の募集も多いため、未経験からでも気軽に始めやすいでしょう。同じ業務の繰り返しですから、ルーティンワークが得意な人におすすめといえます。

ナイト系店舗スタッフ

ナイト系店舗スタッフの仕事内容は、来店したお客さんの予約確認、プレイルームの案内、料金精算などの受付業務にくわえて、サイトの更新、備品の管理、キャストの対応に至るまで多岐にわたります。

学歴・経験に関係なく実力次第で出世が目指せるので、一般職より稼げる場合もあります。

店舗スタッフの場合はスーツ着用のお店が多く、ある程度の身だしなみが求められるケースがほとんどです。しかし、中には髪型自由な店舗もあるため、求人を探す際は応募条件を確認するようにしましょう。

髪色自由な仕事の探し方と応募時のポイント

髪色自由な仕事の探し方と応募時のポイント

髪色自由な仕事を探す際のポイントとして、「希望職種+髪色自由」で検索すると条件にマッチした求人を見つけやすくなります。また、求人サイトによっては「髪型・髪色自由」の条件で絞って求人を検索できる場合もあるため、こだわり条件検索機能を活用するとスムーズに求人を見つけられるでしょう。

ただし、髪色自由だからといって、応募段階から「どんな髪色でも良い」というわけではありません。求人票に「髪色自由」と書かれていても、履歴書に貼る写真を撮影する際や面接時は少し髪色を暗くするなどして第一印象を意識することが大切です。

髪色は自分の印象に大きく影響する要素の一つです。髪色自由な仕事に就くためにも、以下のポイントに注意しましょう。

  • 就職活動なら黒髪、またはやや茶髪程度なら問題ない
  • 転職活動の際はダークカラーが基本なので、派手髪の場合は髪色を染め直すようにする

また、就職活動や転職活動は、それぞれの年齢や立場に合った髪色がふさわしいとされています。少しでも第一印象を良く見せて就職・転職を有利に進めたいのであれば、最初は相手に真面目で清潔な印象を与える髪色で望むのが無難です。

髪色自由な仕事は意外に多い!自分に合った職種を選ぼう!

ここまで髪色自由で働ける仕事について解説してきました。今回ご紹介した内容についておさらいしていきましょう。

  • 「髪色自由」の基準は企業によって異なり、一般的には明るい髪色までOKの企業が多い
  • 人と接する仕事やブランドイメージを大切にする企業は髪色のルールが厳しい場合が多い
  • 就業規則に髪色の規定がされているケースもあるので、規則が設けられている場合は従わないと懲戒処分になる可能性がある
  • 仕事を探す際は「希望職種+髪色自由」で検索すると条件にマッチした求人を見つけやすい

以上のポイントを押さえれば、髪色における企業とのミスマッチを防ぎやすくなります。ぜひ本記事を参考に、自分に合った髪色自由で働ける業種・職種を探してみてくださいね!

著者情報

シュウジ
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兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。