放射線技師の年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

放射線技師の年収まとめ!稼げる人と稼げない人の特徴と年収アップのコツ

医療技術職として人々の健康に大きく貢献している診療放射線技師は、医療現場において欠かせない存在です。

診療放射線技師とは、医療技術者の分野の一つであり、医師または歯科医師の指示に基づいて放射線による画像診断や検査、治療を行います。

この記事では、診療放射線技師の年収を「年齢別」「性別」「地域別」含めてご紹介するほか、さらに稼ぐ方法や給与が高い求人の紹介など、収入に直結する情報を解説していきます。

診療放射線技師として収入を上げたい方はぜひご一読ください。

診療放射線技師の平均年収は約537万円

診療放射線技師の全国平均年収は約537万円です。
※「令和5年賃金構造基本統計調査」に記載されている診療放射線技師の月給36.7万円、年間賞与96.1万円をもとに算出しています。

大学卒業後に22歳で診療放射線技師として就職し、定年の60歳まで同一企業で38年間勤務し続けた場合、生涯年収は約2億406万円という計算になります。

また、診療放射線技師が年収のピークを迎えるのは55〜59歳で、平均年収は749.29万円です。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本の平均年収は458万円なので、診療放射線技師は全職種の平均よりも高収入を狙いやすい職種であることがわかります。

ただし、診療放射線技師は職場の規模や保有している資格、役職によって年収が大きく変わる点は理解しておきましょう。

ちなみに、診療放射線技師の就職先は国立・公立病院、大学病院、民間病院、クリニック、診療センター、医療機器メーカーなどがあり、職場の区分によっても年収相場は変わってきます。

参考:
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「診療放射線技師」(参照 2024-09-02)
国税庁「民間給与実態統計調査」(参照 2024-09-02)

診療放射線技師の収入内訳

診療放射線技師の収入内訳は、「基本給+賞与+諸手当」が一般的です。

諸手当には時間外手当、通勤手当・住宅手当・夜勤手当・役職手当、職場によってはオンコール手当などが含まれます。

【オンコールとは】
勤務時間外でも緊急時に駆けつけられるよう、自宅等で待機する勤務形態のことです。
待機中の従業員は、オンコールの連絡を受けたらすぐに対応できるように準備をしておく必要があります。
オンコール待機中は給与が発生しない代わりに、「オンコール手当」がつきます。

また、診療放射線技師の勤務時間は勤務先によって異なりますが、24時間体制の病院では夜間勤務があるため、夜勤手当が発生することも多いです。

大規模な大学病院や総合病院などに勤める診療放射線技師も、一般的な会社と同様に、役職が上がれば昇給します。

多くの病院では経験や個人の実績に応じて「主任」「係長」そして診療放射線技師として最も高い役職である「技師長」と昇進していくことになるでしょう。

【年齢別】診療放射線技師の平均年収

診療放射線技師の平均年収を年齢別でまとめると、以下の通りです。

年齢平均年収
20~24歳360.29万円
25~29歳410.84万円
30~34歳479.57万円
35~39歳533.33万円
40~44歳578.38万円
45~49歳601.75万円
50~54歳698.31万円
55~59歳749.29万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「診療放射線技師」(参照 2024-09-02)

診療放射線技師は経験を積んでいくにつれて昇給を見込める職業で、年収が大幅に減少するケースは少ない傾向にあります。

病院は基本的に年功序列で給与が高くなっていくので、実務経験と勤続年数を重ねていけば着実に昇給していく職場が多いです。

実際、20代後半から30代前半の5年間では年収が約70万円アップし、40代後半から50代前半の5年間では約100万円アップしていることがわかります。

そして、55〜59歳で平均年収は約750万円となり、定年まで安定した収入を得られる可能性が高いです。

定期昇給以外の年収が上がる主な理由としては、20代後半〜30代前半は「資格取得」や「高収入を狙える大手病院への転職」、40代後半から50代前半は「技師長への昇進」などが考えられます。

【性別】診療放射線技師の平均年収

診療放射線技師の平均年収を男女別で比較すると、以下の通りです。

なお、平均年収は「令和5年賃金構造基本統計調査」をもとに、「(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他特別給与額」の式で算出しています。

性別平均年収(千円)きまって支給する現金給与額
(千円)
年間賞与その他特別給与額
(千円)
男女計5,718.4377.81184.8
5,986.2394.11257.0
4,894.9327.7962.5

参考:e-State政府統計の総合窓口「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(参照 2024-09-02)

男性の平均年収が約598万円であるのに対し、女性の平均年収は約489万円となっていて、男女の収入差は約109万円です。

一見すると男女間での賃金格差が大きいように感じますが、国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本における男性の平均年収は563万円、女性の平均年収は314万円であり、日本における男女の平均収入差は約249万円にもなります。

上記を踏まえると、技術職である診療放射線技師は、性別に関係なく実力や経験が評価される職業と言えるでしょう。

それでも女性の平均年収が低い理由としては、結婚・出産・子育てといったライフスタイルの変化が関わっています。

これは産休・育休の取得や時短勤務により収入が減少したり、昇進の機会が制限されたりする場合があるためです。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査」(参照 2024-09-02)

【地域別】診療放射線技師の平均年収

診療放射線技師の平均年収は、地域によってかなりバラつきがあります。

東京と政令指定都市のある道府県で比較してみると、以下の通りです。

都道府県平均年収
北海道530.2万円
宮城県577.2万円
東京都524.3万円
埼玉県564万円
千葉県604.8万円
神奈川県519万円
新潟県459.7万円
静岡県502.6万円
愛知県501.2万円
京都府613.7万円
大阪府582.4万円
兵庫県604.5万円
岡山県670.3万円
広島県485.7万円
福岡県615万円
熊本県413.3万円

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「診療放射線技師」(参照 2024-09-18)

平均年収が最も高い岡山県は約670万円で、次いで福岡県が約615万円、京都府が約613万円と続いていきます。最も平均年収が低い熊本県は約413万円で、岡山県との収入差は約257万円です。

東京をはじめとした首都圏よりも地方の平均年収が高い理由は、「医療のニーズに対して人材が集まりにくい地方では、給与を高く設定して人材を確保している」という点が考えられます。

診療放射線技師として高収入を狙いたいのであれば、勤務エリアの選択は重要な要素となります。

診療放射線技師の平均年収が高いと言われる理由

診療放射線技師の平均年収が高い理由として、以下が挙げられます。

  • 専門性の高い高度なスキルを求められるから
  • 人の命にかかわる責任重大な仕事だから
  • 夜勤やオンコールありの職場は手当の支給額が大きいから

診療放射線技師は、放射線を使用するCT装置やX線装置など、非常に専門的な医療機器を扱います。

放射線を発する医療機器を取り扱えるのは、日本では医師、歯科医師、診療放射線技師のみとなっていて、適切な診断・治療を行うための専門的な知識やスキルが必要です。

医療放射線技師になるには、大学や専門学校で特定の学科を専攻したあとに、国家資格の「診療放射線技師」に合格する必要があります。

また、患者の健康と安全に直接関わる責任の重い仕事でもあることから、特殊な知識やスキル、業務内容に見合った高い報酬が支払われているのです。

さらに、診療放射線技師を含む医療技術者は手当の支給額が大きい点も、平均年収が高い一因です。

特に夜勤のある病院では、基本給に夜勤手当やオンコール手当が上乗せされるため、結果として年収が高くなります。

  • 以上の理由から、診療放射線技師の平均年収は全国平均より100万円ほど高くなっていると考えられます。

診療放射線技師で年収の高い求人ランキング

医療系の求人情報サイト「マイナビコメディカル」と「放射線技師人材バンク」が公表している診療放射線技師の給与ランキングをもとに、年収が高い診療放射線技師の求人を紹介します。

なお、今回の年収の高い求人ランキングは2024年9月時点の情報を参考に作成しています。順位や求人情報などは常に変動するため、最新情報を知りたい方は各参考サイトからご確認ください。

順位企業名平均年収
1シーメンスヘルスケア株式会社500万円~800万円
2特定医療法人桃仁会病院 桃仁会病院350万円~700万円
3医療法人IRO 三重膠原病リウマチ痛風クリニック430万円~686万円

参考:
マイナビコメディカル「診療放射線技師 人気求人&給料ランキング 全国版」(参照 2024-09-18)
放射線技師人材バンク「全国ランキングページ」(参照 2024-09-18)

ランキング上位の企業は、資格手当や職務手当、皆勤手当、精勤手当など、基本給に上乗せで支払われる手当が充実している傾向があります。

また、病院もあれば、医療機器を取り扱う企業もあるので、診療放射線技師で高収入を狙うのであれば、幅広い職場の中から自分に合う職場を探してみるのがおすすめです。

診療放射線技師で稼げる人・稼げない人

診療放射線技師として高収入を狙うなら、以下のような性質・スキルが必要不可欠です。

  • 知的好奇心
  • コミュニケーション能力
  • 体力
  • 集中力

上記も踏まえて、診療放射線技師で稼げる人・稼げない人の特徴をまとめると以下となります。

診療放射線技師で稼げる人診療放射線技師で稼げない人
知的好奇心が旺盛な人機械の操作が苦手な人
体力がある人注意力・集中力がない人
人当たりの柔らかい人地図が読めない人

診療放射線技師として活躍するには、放射線の専門知識だけでなく、生理学や解剖学、コンピューターに関する幅広い知識の習得を求められます。

放射線機器はコンピューターのシステムによって制御されていますが、コンピューター技術の発展スピードはとても速く、数年前に最新鋭の機器だったものがすぐに旧式になってしまいます。

そのため、知的好奇心が強く常に最新の知識や技術を学べる人ほど、診療放射線技師として活躍しやすいです。

また、診療放射線技師は患者や同僚など多くの人と日常的に接するので、チームワークが大切です。チーム内での情報共有を円滑に行えて、さらに患者さんへ安心感を与えられるような人当たりが良い人は、診療放射線技師に向いているでしょう。

さらに、診療放射線技師の仕事は立ちっぱなしで検査が続き、検査室や院内を歩き回ったり、身体の不自由な患者さんを検査台やベッドに移動させたりする場面も日常茶飯事です。

病院の検査は予約制のため、体調不良での休みが頻発する人は周りに迷惑がかかってしまうので、体力も必須と言えます。

一方で、精密機器の操作が苦手な人や、集中力が長く続かない人は診療放射線技師として活躍するのは難しいです。診療放射線技師はミスなく複雑な医療機器を使用する業務や、血管造影や読影作業といった集中力が求められる業務が多々あります。

ちなみに、血管造影は複雑な血管の道筋をたどって異常を見つけるという作業で、地図を見ながらドライブをする感覚とたとえられることがよくあるため、地図を読むのが苦手な人だと苦労しやすい業務です。

診療放射線技師の業務の適性が低いと重大なミスにつながってしまう可能性があります。職場内での評価も下がってしまうので、収入にも大きく影響してしまうでしょう。

診療放射線技師で年収・給与を上げるポイント

診療放射線技師で年収・給与を上げるためのポイントは、以下の通りです。

  • 資格を取得して仕事の幅を広げる
  • 経験を積んで技師長を目指す
  • 大学病院に転職する
  • 医療機器メーカーに転職する

診療放射線技師としての経験を積んで実績を残したり、資格を取得したりすることで、結果として収入アップにつながります。

また、職場内での昇進以外にも、転職で年収を上げるのも選択肢です。
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

資格を取得して仕事の幅を広げる

前提として、診療放射線技師として働くには、国家資格である「診療放射線技師免許」を取得する必要がありますが、さらに他の資格も取得することで対応できる業務の幅が広がり、年収アップにつながります。

資格は、自身のスキルを示すための客観的な指標となります。
特定の資格を取得すると、より専門的な知識を必要とするポジションに就けるようになるほか、資格手当が支給されたり、認定資格保有者限定の求人に応募できたりと、受けられるメリットが多いです。

診療放射線技師におすすめの資格例は下記です。

  • X線CT認定技師
  • 医療画像情報精度管理士
  • 放射線管理士
  • 救急撮影認定技師
  • 放射線治療専門放射線技師
  • 放射線取扱主任者
  • 磁気共鳴(MR)専門技術者
  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師

いずれも認定資格で、関連する学会や団体が定めている必要な教育を受けた上で、試験に合格すると取得できます。

特に最近はマンモグラフィや胃透視といった分野のニーズが高く、転職の際にこれらの知識や資格を持っていると好待遇の職場を選びやすくなります。

昇給・昇格をするには高度なスキルの習得は欠かせないので、キャリアアップのためにまずは資格取得から始めてみるのがおすすめです。

経験を積んで技師長を目指す

診療放射線技師として最も高い役職である「技師長」になれば、職場によっては年収1,000万円以上も夢ではありません。

【技師長とは】
診療放射線技師の最高責任者の役職を指し、専門的な業務に加えて、チーム全体の管理・統括を担当します。

技師長になるためには、まず主任や係長を目指すのが一般的な流れです。そして、診療放射線技師としての知識・スキルを磨いて長年の経験が評価されると、技師長のポジションに就くことができます。

ちなみに、技師長の平均年齢は40代後半から50代前半です。若手からいきなりの出世は難しいですが、技師長に就くと基本給が上がるだけでなく、役職手当も支給されるようになり、年収が大幅にアップします。

昇進には技術力や勤続年数だけでなく、「リーダーシップを発揮できるか」「部下の指導ができるか」といったマネジメントスキルも重要な評価ポイントです。

昇進を目指すのであれば、チームリーダーを積極的に引き受けたり、後進の指導を行ったり、定期的に業務進捗や成果を上司に報告したりと、キャリアアップにつなげるためのアピールもしていきましょう。

大学病院に転職する

診療放射線技師としての経験を積んだあとに、大学病院に転職して年収アップを狙うのも手です。
健康保険組合連合会が実施した医療経済実態調査によると、医療機関ごとの診療放射線技師を含む医療技術者の平均年収は以下の通りです。

病院規模平均年収
国立病院557万円
公立病院536万円
医療法人病院411万円
一般診療所(個人)464万円

参考: 健康保険組合連合会「第24回医療経済実態調査結果報告に関する分析」(参照 2024-09-18)

病院の規模が大きいほど給与が高くなる傾向にあり、企業規模1,000人以上の大学病院は特に給与が高めに設定されています。

ちなみに、大学病院は病床数も職員数も多いため、仕事が細分化されていて担当する分野が固定的になる傾向が強いです。

ただし、大学病院では実務以外にも、学会発表に向けての研究や発表準備といった学術的な活動も求められるため、そういった意味では業務が多岐にわたります。

通常の業務時間内では仕事が終わらず、長時間の残業が発生する可能性もあるので、「忙しくてもとにかく給与が高い病院で働きたい」という方は、大学病院での勤務を視野に入れてみると良いでしょう。

医療メーカーに転職する

医療機関ではなく、医療メーカーに転職して年収をアップさせる方法もあります。

放射線治療装置や画像診断装置といった医療機器を製造しているメーカーでは、診療放射線技師の知識・経験を存分に活かしながら活躍できます。

特に外資系企業は同業種の日系企業と比較して給与が高い傾向にあり、高収入を目指しやすいです。

実力主義で結果を重視する世界でもあるため、高いパフォーマンスを発揮できればそれに見合った報酬が得られます。

ただし、医療機関から医療メーカーに転職する場合、病院勤務とは働き方が変わる可能性がある点には注意が必要です。

医療メーカーでは、診療放射線技師の経験がある人は、「アプリケーションスペシャリスト」という職種で、画像診断装置や放射線治療装置、超音波検査装置などの医療機器を医療現場に提案・導入するサポート業務を担う人が多いです。

製品の開発や販売、顧客サポートなど、これまでの業務とは異なる仕事をするので、病院で働く際とは別のスキルを求められることもあります。

  • また、企業によっては出張が発生するケースもあるため、自分のキャリアパスやライフスタイルに合った働き方ができるかどうかも考えて転職するのがおすすめです。

年収の高い診療放射線技師の求人を探すなら?

年収の高い診療放射線技師の求人を探すのにおすすめの転職サイト・転職エージェントをご紹介します。

レバウェル医療技師診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士を専門とする転職エージェントです。専門のアドバイザーが応募〜就職、給与交渉までサポートしてくれます。LINEでアドバイザーと連絡が取れるので便利です。
診療放射線技師JOB診療放射線技師に特化した求人サイトです。具体的な業務内容や職場環境といった豊富な情報量が魅力です。求人情報だけでなく、診療放射線技師に関する業界ニュースやキャリアアップに役立つ情報も提供しています。
コメディカルドットコム医療・福祉業界の転職サイトです。AIが自分に合う仕事を探してくれたり、就業応援制度があったり、ユニークな機能がたくさんあります。

診療放射線技師に特化した求人サイトを活用すると、より理想に近い求人を見つけやすいです。

転職エージェントを使えば、履歴書の添削や面接対策、年収・入社日の交渉を代わりにしてくれるといったサービスも無料で受けられるので、一人で転職活動を進めるのが不安な方は、転職エージェントを活用しましょう。

あわせてCHECK!

転職の年収交渉・相場はいくら?給与を希望通りアップさせるコツと交渉タイミング

診療放射線技師以外だと未経験でも年収1,000万円を目指せるナイト系もおすすめ!

診療放射線技師が年収を上げるためには、経験を積んで昇進したり、専門分野の勉強をして資格取得したりと、どうしても時間がかかってしまいます。

  • 今すぐにでもお金を稼ぎたい

  • もっと簡単に年収をアップさせたい

という方には、ナイト系の仕事がおすすめです。

ナイト系では未経験でも給与水準が高い会社が多く、昇進するのに年齢・経験は一切関係ないため、頑張り次第では入社1年以内で年収1,000万円以上も夢ではありません。

また、店舗スタッフ・送迎ドライバー・Web運営スタッフ・カメラマンなど職種が幅広いのも特徴です。

ナイト系は高校生を除く18歳以上であれば誰でも応募することができるので、少しでも興味のある方は一度求人情報をチェックしてみてください。

診療放射線技師で稼ぐには昇進や資格の取得、転職が重要!

診療放射線技師の平均年収は約537万円で、日本全体の平均年収よりも高いです。

診療放射線技師としてさらに稼ぐには、本記事でお伝えした以下のポイントを実践しましょう。

  • 資格を取得して仕事の幅を広げる
  • 経験を積んで技師長を目指す
  • 大学病院に転職する
  • 医療機器メーカーに転職する

好奇心旺盛で学習意欲の高い人は診療放射線技師として活躍できる下地があります。

稼げる診療放射線技師になるために、知識・スキルを磨き続け、経験を積んで仕事の幅を広げることが大切です。

知識やスキルを磨きながら、資格取得・昇進・転職など、自分に合った方法で高収入を目指していきましょう。

著者情報

シュウジ
シュウジ twitter

兵庫県生まれ。都内の私立大学卒業後、パチンコにハマって単位を落とすも、一浪して大学を卒業。派遣社員として工場で働きながら、副業としてナイト系ドライバーやせどりを始める。
本業に嫌気がさし、転職を決意し資格取得に励む。奇跡的に大手人材会社に入社し、給料が倍になり人生が変わる。人材業界でさまざまな職業や経歴を持つ人々との交流を通じて知識を蓄え、2023年にブログ「仕事図鑑」を開設。