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複数のことを同時にやるよりも一つのことに集中する仕事がしたい
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集中力には自信があるから、一点集中して仕事をこなしたい
このように、いわゆる一点集中型と呼ばれる人にピッタリな適職はたくさんあります。本記事では、「一つのことに集中する仕事」を厳選してご紹介!
世の中には、要領良く仕事をさばいて上手く立ち回る人もいれば、一つのことに集中して精度の高い仕事をこなせる人もいます。
「自分は後者だな」と考えている方は、今回ご紹介する一点集中型の人にピッタリな仕事をぜひチェックしてみてくださいね。
一つのことに集中したい人の特徴
はじめに、「一つのことに集中したい」と考えている人にはどのような特徴があるのかを解説します。ご自身がその性質が強いかどうかをチェックしてみましょう。
また、一つのことに集中したい人は、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質だともいわれています。HSPの人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
出典: サワイ健康推進課「心が疲れやすくて生きづらい…それは「HSP」かもしれません」(参照 2023-5-25)・たくさんのタスクをこなさなければならなくなると、混乱してしまう
・些細なことでも、深く考えすぎてしまう
・忙しくなると、一人で静かに過ごせる刺激の少ない場所にこもりたくなる
・他人の気分に振り回されやすく、対人関係に疲れがち
では、具体的に一つのことに集中したい人にはどのような特徴があるのか、長所と短所それぞれの視点で見ていきましょう。
長所
一つのことに集中したい人の長所は、以下の通りです。
- 真面目にコツコツと作業を続けられる
- 一人で物事を続けられる
- 集中力がある
- 専門的な知識やスキルが身につきやすい
- キャリアに一貫性がある
一つのことに集中できる人は、集中力が高く、継続的にコツコツ進められる点が強みです。一つのことをとことん究められるので専門的な知識が身につきやすい傾向にあり、キャリアがブレることなく一貫していて、その道のスペシャリストとして活躍できます。
短所
一方、一つのことに集中したい人の短所は、以下の通りです。
- 融通が利かず、臨機応変な対応が苦手
- チームプレイが苦手
- こだわりが強く、興味がないことは作業が進まない
- ストレス耐性が低い
- マルチタスクが苦手、効率良くできないので時間がかかる
一つのことに集中するあまり、融通が利きにくく、周囲と連携を取ることが得意ではありません。また、こだわりが強いために興味がないことには意識が向かず、マルチタスクができない傾向にあります。そのためマルチタスクが得意な人は複数の業務を同時にこなしていくことで息抜きできる一方で、1点集中型の人は並行する業務が増えるほど負担を感じてしまいがちです。
一つのことに集中したい人に向いている仕事の共通点
続いて、一つのことに集中したいと考えている人に向いている仕事の共通点を解説します。
ポイントをしっかり押さえておけば、求人を探す際の判断基準として見極めやすくなりますよ。
業務内容が具体的である
業務内容が具体的な仕事は、やるべきことが明確なので、何をすべきか考える必要がありません。
逆に考えれば、業務内容が抽象的な仕事は「何をすべきか」「手順はどうすれば良いか」などイチから考えなければならないことが多いため、一つのことに集中しにくいという特徴があります。
業務内容が具体的で、何をすれば良いかハッキリしていて手順を自分で考える必要がない仕事を選べば、一つのことに集中して取り組みやすくなるでしょう。
専門性が高い
専門性が高い仕事は、一つのことをとことん究められる傾向が強いので、一つのことに集中したいという方にピッタリです。
器用になんでもこなせるものの大成しづらい器用貧乏とは反対に、器用になんでもこなせるというわけではありません。しかし、一つの仕事に対して納得いくまで突き詰められるため、限られた範囲の仕事のクオリティを高められます。
そして、特定の知識やスキルが身につけば、専門性の高い業界で重宝されやすくなるという利点もあります。
マルチタスクではない
一つのことに集中するためには、マルチタスクではない仕事の方が向いています。一点集中型の人は、同時に複数の仕事や動作を行うことや臨機応変な対応が苦手な傾向にあるのも特徴です。
マルチタスクは一度に複数の仕事を扱いながら効率良く進めていかなければなりませんから、当然一つのことには集中できません。基本的に一つの作業を繰り返す仕事を選ぶのがポイントとなります。
環境面が整っている
一つのことに集中したい人にとって、環境面が整っていることは非常に重要です。
シングルタスカ―は一つのことにこだわるあまり、納得いくまで仕事を仕上げる傾向にあり、通常よりも時間がかかってしまう可能性があります。
しかし、納期が決められている仕事やスピードが求められる仕事の場合、クオリティよりもスピードを重視しなければならない案件も出てくるでしょう。
そのため、一つの仕事に対してじっくり取り組む時間が持てる環境が用意されていることは、一点集中型の人が仕事を行ううえで大切なポイントといえるのです。
一つのことに集中する仕事とは?
ここまで一つのことに集中したい人の長所短所、そこから見える仕事の共通点を解説してきました。
以上を踏まえた仕事のことに集中する仕事とは、大きく分けて3つに分けられます。
- 突き詰めることが好きな人向けの「一つのことを極める仕事」
- 人との会話が苦手な人向けの「一つのことを黙々とやる仕事」
- イレギュラーが苦手な人向けの「同じ作業を一点集中型でこなす仕事」
一つのことに集中する仕事とはいっても上記のように少し変わってくるので、自分にあった仕事を見つけられるようおさえておきましょう。
一つのことを極める仕事3選
「職人気質と言われる」「あれもこれも知識を広げるより、一つの事を深く突き詰めたい」「一つのことを妥協することなく極めたい」といった人も少なくありません。
そういった人の場合、広く浅くというより狭く深く専門性の高い分野で知識や技術を深めたり、パフォーマンスを求められる仕事がピッタリです。
最後に、一つのことを突き詰めたい・極めたいという人におすすめの仕事を3つご紹介します。
研究員
研究員は担当する専門分野で、新技術や知識を発見するために研究や実験を行います。
例えば病気を治すための新技術など、特定の目標に対して取り組んでいくこととなるため、一つのことを突き詰めたい人にぴったりの仕事といえます。
また、研究の成果は論文などにまとめて発表することとなり、海外誌を中心とした重要な学術誌での掲載数や引用数が研究実績となります。そのため発見時の達成感はもちろん、目に見えた形で実績が出るところも魅力の仕事です。
職人
特定の分野の技術者になり、自身の技能でものづくりや加工を行う仕事です。
代表的なところとして大工が挙げられます。
大工の場合、見習い期間が長く、一人前になるために何度も同じ作業を繰り返しコツをつかみ、技術習得を行います。一つのことを長い時間かけて極めていくため、コツコツ取り組める集中力のある人におすすめな仕事といえます。長い期間かけて作り上げ完成に至る達成感や、自身が手がけた建物が形として残る喜びが味わいたい人に特におすすめです。
料理人
料理人の仕事はお客さんに提供する料理を作る事です。
料理人にも分野が様々あり、見習い時には雑用や洗い物、下ごしらえなど初歩的なことを学び、研鑽を重ね技術を身に着け、実際に作るポジション(シェフ、コック、親方、板前など分野によって呼び方は異なる)に昇り詰めます。
また、一人前になってからも独立し自分の店を出すといった選択肢もあり、生涯探求を重ねていくこともできます。自分の技術を磨き続けたい職人気質な人に最適な仕事といえ
黙々と一つのことに集中する仕事12選
一つのことに集中する仕事をしたいという人の中には、「人と話すのが苦手」「会話や緊急対応によって自分の仕事を邪魔されたくない」という人もいると思います。
このような理由から落ち着いた環境で、「一つのことを黙々とやる仕事」が向いているでしょう。
まずは、コミュニケーションを最小限に抑えて働けるおすすめの仕事を6つご紹介します。
警備員
警備員は、主に商業施設、イベント会場、工事現場などで、様々なトラブルを防ぎ人々の安全を守るのが仕事です。
警備員の仕事内容は、就業場所によって異なります。たとえば、交通警備の場合、駐車場や工事現場で車両や通行人を誘導して、交通整備を行います。
イレギュラーなトラブルが発生しない限り、黙々と交通整備に取り組めるので、一つのことに集中して働きたい人にピッタリです。
また、警備員は学歴や経験の有無を問わない求人が多く、誰でもチャレンジしやすいのも特徴です。
データ入力
データ入力は、パソコンを使って指示されたデータやアンケートの回答などを指定のフォーマットに入力していくのが主な仕事内容です。
扱うデータは、数字や英語、音声、手書きのメモ、契約書の内容、顧客情報、原稿など多岐にわたります。リストや資料を渡されて、その内容にそってデータ入力をしていけば良いだけなので、特別な知識やスキルがなくても始められるのが特徴です。
膨大な量のデータや文字を日々打ち込むことになりますが、他者とのコミュニケーションをせずに作業に集中できるため、黙々と一つのことに取り組めるでしょう。
清掃員
清掃員は、オフィスビルや駅・ホテルなどの施設で担当場所の清掃をするのが主な仕事内容です。床や壁などを拭いて汚れを取ったり、ゴミを回収したりします。
体力は必要ですが、コミュニケーションは最低限で済むので黙々と作業に取り組めます。
ただし、作業時間が決まっていてテキパキ進めたり、作業中の従業員やお客さんの邪魔にならないよう、ある程度の配慮しながらの清掃は必要です。
ライター・校正
ライター・校正は、出版物やWebコンテンツなどの記事の作成やチェック・修正等を行うのが主な仕事内容です。
ライターはクライアントから依頼を受けて、構成や指示に従いながら記事を作成していきます。基本的にパソコンを使って原稿を作成するため、黙々と作業に打ち込めるでしょう。
一方で校正は、原稿に誤りがないかを完成品の元となる原稿を一字一句チェックしていく仕事です。誤りがあった場合は指摘を入れ、正しい表現になるようにライターに伝えていきます。
これらはクリエイティブな仕事ではありますが、専門性を高められるだけでなく黙々と一つのことに集中できる仕事です。
内職
内職は、製造業者から材料を受け取って自宅で組み立てや加工をして仕上げ、納品するのが主な仕事内容です。
自宅にいながら組み立て、検品、梱包といった軽作業を行えるため、副業として働いている人も多い人気の仕事といえるでしょう。扱う商品は箱や部品のほかに、造花やアクセサリー、ガチャガチャのカプセル詰めというように多岐にわたります。
単純作業ばかりですから、簡単で覚えやすいのも特徴です。また、自宅で作業できるため、一人で黙々と集中して仕事に取り組めるのもポイントといえます。
経理
経理は、お金の流れを記録・管理といった会社の会計にかかわる仕事を担います。
時に請求書の確認などで社内外の人とやり取りをすることもありますが、基本的には黙々と仕事をこなしていくこととなります。
というのも一人で進められる業務の範囲が広かったり、ミスがないよう処理していく必要があり高い集中力と注意力が求められるためです。
また、基本的には作業はマニュアル化されているため、ルールに従って進められる業務が多く、イレギュラーが発生しにくい点もおすすめポイントといえます。
ITエンジニア
ITエンジニアは、コンピューターのシステム設計や運用に関わる仕事です。ITエンジニアはシステムエンジニア、プログラマー、サーバーエンジニアなど幅広い職種に分類されており、職種によって業務内容は異なります。
システム設計やプログラミングなど、専門的な技術や知識が求められるので、誰でもすぐに始められるというわけではありません。
しかし、未経験を採用している企業も多く、マニュアルや仕様書にそって仕事を進めていけるため、慣れていけば一人で黙々と仕事に取り組めるでしょう。
また、ITエンジニアは収入も高めなので、高収入を狙いたいという方にもおすすめです。
参考
システムエンジニア…開発物のシステム設計や開発、テストまでの流れに携わります。プログラマーの上位職に当たるためプログラマーより業務の幅が広かったり、人と会話する場面も増えますが、その分、高収入が狙えます。
プログラマー…システムエンジニアの設計に従いプログラミングを行う役割となります。システムエンジニアが指示や進行管理を担っている一方で、プログラマーは指示通りに進めていくため、人と関わる機会も少なく黙々と仕事に専念できます。
Webデザイナー
WebデザイナーはWebサイトやバナーなどWeb上のデザイン制作を行います。Webディレクターが窓口となりクライアントとやり取りを行うことが一般的なため、Webデザイナーが関わるのはWebディレクターに限られることが多いです。関わる相手が少なく黙々とデザインに集中できること、在宅ワークOKな企業も少なくないためおすすめです。
デバッガー
デバッガーは、リリース前の製品やページの不具合確認を多角的に行う仕事です。
基本的な操作に加え想定されないような挙動で操作確認を何度も行い、不具合を見つけていきます。不具合を発見した際は報告のため会話が発生するものの、基本的には黙々と作業を行うため、集中して取り組みたい人におすすめの仕事です。
動画編集
動画編集は、Web媒体に掲載する動画コンテンツや動画広告を編集する仕事です。直近、YouTubeが盛り上がりを見せ、需要が上がっている仕事です。
在宅ワークが主流で、クライアントとのやりとりもオンラインで完結する場合が多いため、黙々と仕事をこなしたい人におすすめです。動画によっては編集が長時間にわたる場合があるため、コツコツと進められる集中力のある人に最適です。
ナイト系ドライバー
ナイト系ドライバーはキャストをお客さんの元やお店、自宅に送り届ける仕事になります。送迎範囲や送迎先もある程度決まっていたり、乗せる相手も限られるため、タクシードライバーほど複雑でなく、未経験でも比較的始めやすい仕事です。
また、乗車・降下時の挨拶は行うものの、あとは決められた場所まで送り届けるため、人を乗せるドライバーの中では、会話は最小限な点もおすすめポイントです。
同じ作業を一点集中型でこなす仕事6選
一つのことに集中したいという人の中には、「いくつもの作業を並行して行うのが苦手」「一つのことに集中できるルーティンワークの仕事がしたい」という人も多いでしょう。
同じ作業を繰り返し行うルーティンワークは、一つのことに集中して取り組める仕事の代表格でもあり、一点集中型の人にピッタリの仕事です。
続いて、同じ作業を繰り返し行いたいという人におすすめの仕事を6種類ご紹介します。
製造・軽作業
製造・軽作業は、工場や倉庫などでベルトコンベアに流れてくる製品の検品や組み立て、加工を行ったり、リストに書かれている商品のピッキングや仕分け、梱包、シール貼りを行ったりするのが主な仕事内容です。
業務内容は多岐にわたりますが、用意されたマニュアルをもとに、チームごとに行う作業が決められた一つの作業を繰り返し行っていくのが一般的です。マニュアル通りに同じ作業をこなしていくことになるためイレギュラーが発生しにくく仕事もすぐに覚えやすいため、慣れてしまえば集中して作業に取り組めます。
食品を扱う工場の場合は作業中の会話が禁止されており、同じ1点集中型の仕事の中でも余計なコミュニケーションを取る必要がないのもポイントです!
コールセンター
コールセンターは、お客さんからの電話への受け答えが主な仕事内容です。
コールセンターへは、自社商品やサービスについての問い合わせや申し込み、質問、意見などあらゆる内容の電話がかかってきます。他の接客業と異なりコールセンターは顧客からの電話応対のみに集中できるので、やることがシンプルで一つのことに集中する仕事を求める人に適職といえます。
基本的にはマニュアルに用意されている内容に沿って案内をすれば問題ありません。対応が難しい問い合わせ内容の場合は、自分で対応せずに担当部署や上司に取次げばOKです。
また、企業によってはお客さんへ自社商品やサービスを売り込む営業電話をかける場合もありますが、同じく研修やマニュアルが用意されているため安心です。
配達員
配達員は、荷物を指定の場所まで送り届けるのが主な仕事内容です。
配達員といっても種類はさまざまで、指定の時間に指定の場所へ荷物を運搬する「郵便配達員」や「宅配配達員」、飲食店に出向いて注文商品を指定場所に届ける「フードデリバリー」、新聞を購読契約している家や企業に届ける「新聞配達員」などがあります。
トラックを運転したり自転車を使用したりと配送方法は異なりますが、宅配便や大きな郵送物を送り届ける場合は車やバイクの運転免許が必要になります。
1日に何件もの荷物を配送するため体力が必要な仕事ではあるものの、配送中は基本的に一人になるので、集中して作業できるのが魅力です。
一般事務職
一般事務職は、オフィス内でパソコンを使ってのデータ入力や必要書類の作成、ファイリング・整理、電話対応などを行うのが主な仕事内容です。
業務内容は多岐にわたりますが、日常的に同じ業務を繰り返すため、慣れてしまえば簡単に業務をこなせるでしょう。また、他者とコミュニケーションを取る機会も多くないので、一人で作業に集中できるのもポイントといえます。
さまざまなデータを扱うため最低限のパソコンスキルは必要ですが、資格がなくても始められることからオフィスワーク未経験の方でもチャレンジしやすいのが特徴です。
検針員
検針員は、担当地域の各家庭やビルを回って水道・電気・ガスなどのメーターの検針や広報資料の配布といった業務を行います。
具体的には、メーターの数値を手持ちの端末機に打ち込んで検針票を作成し、各戸のポストに投函するのが主な仕事です。
基本的に外で行う仕事なので天候・気温に左右されやすい仕事ではありますが、顧客と対面する必要はなくイレギュラーな業務はほぼ発生しません。やり方を覚えてしまえば日々同じ業務を繰り返して取り組める仕事といえます。
倉庫内作業員
倉庫内作業員は、倉庫で資材や荷物の搬入出、検品、開梱、詰め替え、仕分けなどを主に行います。
所定の場所に荷物を運搬して保管したり、入出庫時に伝票と照らし合わせながら品目や数量を確認したり、品物を配送先別にそろえたりというように、指示やマニュアルに沿って業務に取り組めるため、慣れれば誰でも簡単に行えるでしょう。
業務内容は多岐にわたりますが、一度にすべての業務に取り掛かるわけではなく、チームごとに担当が振り分けられる企業が多いです。そのため、一つのことに集中して仕事できるのが特徴です。
【業界別】一つのことに集中できる仕事・職種の年収ランキング
一つのことに集中できる仕事は多種多様にありますが、気になるのがそれぞれの職種の平均年収でしょう。
今回は、6つの業界を「Web・IT」「サービス(事務)」「製造」「物流・運輸」という形に分けて、それぞれ代表的な職種を平均年収が高い順にランキングでまとめました。
一つのことに集中できる仕事の年収が知れるのはもちろんのこと、業界内でどのくらい稼ぎやすい職業なのか立ち位置も分かる内容なので、気になる方はぜひご覧ください。
なお、太字が一つのことに集中できる仕事になります。
Web・IT業界
まずは、Web・IT業界の職種の平均年収ランキングからご紹介します。
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | ITエンジニア | 684.9万円 |
1位 | ITコンサルタント | 684.9万円 |
1位 | プロジェクトマネージャー | 684.9万円 |
4位 | Webマーケター | 645.5万円 |
5位 | システム運用保守 | 558.3万円 |
6位 | デバッガー | 557.6万円 |
7位 | データサイエンティスト | 554.3万円 |
8位 | 動画編集 | 551.4万円 |
9位 | Webデザイナー | 509.3万円 |
10位 | ライター・校正 | 445万円 |
参考:
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag(参照 2024-06-10)
求人ボックス{ライターの仕事の年収・時給・給料}(参照 2024-06-10)
Web・IT業界は、全体的に平均年収が高い職種が多いのが特徴です。
平均年収ランキング1位のITエンジニアは、主にシステム設計やプログラミングなどを行い、一つの作業に集中できる仕事の一つといえます。
サービス(事務)業界
次に、事務職をはじめ様々な職種があるサービス業の平均年収ランキングです。
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 一般事務 | 510.9万円 |
2位 | 営業事務 | 496.3万円 |
3位 | 広報 | 493.4万円 |
4位 | 経理 | 484.6万円 |
5位 | 検針員 | 416.4万円 |
6位 | 警備員 | 350.2~376.1万円 |
7位 | コールセンター | 367万円 |
8位 | 料理人 | 358.9万円 |
9位 | データ入力 | 341.9万円 |
10位 | 清掃員 | 278.4~386.4万円 |
参考:
厚生労働省『職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag』(参照 2024-06-10)
サービス業界は、資格を取得しなくてもすぐ働ける仕事が多く、Web・IT系のように専門的なスキルの習得を求められないことから、平均年収が低くなりがちです。
しかし、サービス業界で一つのことに集中できる仕事を探す場合、デスクワークや体を動かす仕事など働き方の種類が幅広いため、希望の労働スタイルに合った職種が見つかりやすいメリットがあります。
製造業界
次に、人々の生活を支える製造業界の平均年収ランキングです。
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 研究員 | 740.2万円 |
2位 | 生産管理 | 688.2万円 |
3位 | 塗装工 | 462万円 |
4位 | 大工職人 | 457.1万円 |
5位 | フォークリフト | 456.8万円 |
6位 | CADオペレーター | 452万円 |
7位 | 溶接工 | 448.4万円 |
8位 | 玉掛け | 441.6万円 |
9位 | 製造・軽作業 | 340.1万円 |
10位 | 内職 | 45.1万円 |
参考:
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag(参照 2024-06-10)
厚生労働省「令和5年度家内労働等実態調査」(参照 2024-06-10)
製造業において一つの作業に集中しながら高収入を得られる職種として、研究員が挙げられます。
研究員は、基本的に大卒者もしくは院卒者がなれる職業で、誰でも目指せる職業とはいえません。
そのため、目指すハードルが高い職種は、平均年収も高くなる傾向にあります。
物流・運輸業界
最後に、人や物を目的地まで運ぶ物流・運輸業界の平均年収が高い職種ランキングは以下の通りです。
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | パイロット | 1,779万円 |
2位 | 鉄道運転士 | 631.1万円 |
3位 | 長距離トラックドライバー | 485.3万円 |
4位 | 航海士 | 456.8万円 |
4位 | 機関士 | 456.8万円 |
6位 | ナイト系ドライバー | 365~438万円 |
7位 | タクシー運転手 | 419万円 |
8位 | 倉庫内作業員 | 393.6万円 |
8位 | 宅配配達員・フードデリバリー・新聞配達員 | 393.6万円 |
10位 | 郵便配達員 | 343万円 |
参考:
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag(参照 2024-06-10)
求人ボックス{郵便配達の仕事の年収・時給・給料}(参照 2024-06-10)
物流・運輸業界の場合、国家資格の取得が必要な職種が平均年収ランキングの上位を占めています。
ここで紹介している一つのことに集中できる職種は、平均年収ランキングの下位に集中しているものの、特別なスキルがなくても始めやすい職種ばかりなので、気軽にチャレンジできるのが特徴です。
一つのことに集中する仕事のメリット
ここからは一つのことに集中する仕事にはどういった良さがあるのか、仕事上のメリットを解説していきたいと思います。
大きく分けると以下4つになります。
- 人間関係によるストレスが少ない
- 生産性が高まる
- 業務量をコントロールしやすい
- 就職・転職のハードルの低い職業が多い
一つのことに集中する仕事は人間関係によるストレスが少ない
一つ目のメリットは人間関係に悩むことが少ない点です。
職場の人間関係で悩んでいる人は多く、厚労省のデータによると、定年満了による退職を除けば退職理由の1位は男女ともに「職場の人間関係」でした。
一つのことに集中できる仕事のなかでも黙々とできる仕事であれば、必要以上のコミュニケーションを取る必要がない分、ストレスもおさえられます。
参照:厚労省「-令和3年雇用動向調査結果の概況-」(2024-3-27)
一つのことに集中できるから生産性が高まる
一つのことに集中できる仕事は、コミュニケーションを最小限におさえられたり、一つのことに集中できるという点で、生産性も高まる傾向にあります。
大抵の人の脳がシングルタスク向きなことをご存知でしょうか?
基本的に人間の脳は一度に一つの作業にしか能動的に注意を向けることができないようで、複数の作業を行える「スーパー・タスカー」は約40人に1人の割合なのだとか。
このことからも、一つのことに集中できる仕事のほうが無理がなく、パフォーマンスを発揮しやすいことが分かります。
参照: | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト「運転と携帯を同時にこなす人は稀に存在」(2024-3-27)
一つのことに集中できるので業務量をコントロールしやすい
一つのことに集中する仕事は、業務量がコントロールしやすいメリットもあります。
明確に期限が決まった業務が多く、基本的に最小限の会話で済んだり、一つずつ処理できる仕事が多いため、適宜スケジュールを組むことができます。
また、マニュアルがあったり複雑でない場合も多いため、イレギュラーが起こりにくく、安定して仕事を進められるのもポイントです。
一つのことに集中する仕事の注意点
ここまで一つのことに集中できる仕事の魅力をたくさん解説してきましたが、反面注意すべき点もあります。
仕事のミスマッチを防ぐためにも、以下3点を考慮し、仕事探しをするようにしましょう。
- 単純作業や肉体労働も多い
- 収入アップを目指しにくい場合がある
- 人間関係が希薄な場合がある
一つのことに集中できる分、単純作業や肉体労働も多い
一つのことに集中する仕事の場合、期日が明確に決まっていたり、業務がマニュアル化されている傾向にあります。
こういった仕事は、イレギュラーが発生しにくいことから、単純作業や肉体労働も多く含まれます。
単純作業は飽きやすかったり、肉体労働は体力を要したり上下関係や体育会系のような特徴もあり人を選ぶため、苦手な場合は要注意です。
1点集中型だから作業がシンプルで収入アップを目指しにくい場合がある
一つのことに集中する仕事には、単純作業や肉体労働をはじめとした、未経験でも始められる仕事が多く含まれます。
マニュアル通りに進められたり、スキルを必要としなかったりと、就職のハードルが低い分、給与が低めに設定されている場合があります。
なかには、AIに取って代わられる可能性のある仕事も含まれるため、不安を感じる場合は考慮して仕事選びをしましょう。
一つのことに集中できる分、人間関係が希薄な場合がある
一つのことに集中する仕事は前述のとおりマニュアル化されていたり、必要最低限の会話で済む仕事が多く含まれます。
職場の人間関係によるストレスの心配がない一方で、人間関係が希薄になりやすい側面もあります。
基本的に一人で作業し完結する場合が多いため、困った時に聞ける相手がいない、トラブル発生時にいち早く確認を取れる相手がいない、なんて場面もあるため一長一短といえます。
一つのことに集中する仕事の探し方
一つのことに集中できる仕事を「黙々と集中できる仕事」「1点集中型の仕事」「1つのことを突き詰める仕事」の3つに分けて紹介しました。
とはいえ一つ一つの仕事にも違いがあり、適性が異なります。
ここからは実際に転職・就職する際の一つのことに集中する仕事の探し方について解説します。
自分の適性を活かせる仕事に就くための参考にご活用ください。
1.自己分析を行う
自己分析は自分の長所や短所、得意・不得意、価値観などを客観的に分析し明らかにすることです。
自己分析は自分に合った仕事が見つけられるだけでなく、今まで気づかなかった自身の強みや弱みの発見や、転職市場での自身の価値も知ることができるため、客観的な視点でも仕事選びができるとともに、自己PRを作る際にも役立ちます。
自己分析にも様々なやり方があるため、ここではいくつかご紹介したいと思います。
- 自分史を作成
- Will・Can・Mustを作成
- ジョハリの窓を作成
- ライフラインチャートを作成
- 自己分析ツールを活用
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一つのことに集中する仕事にも種類は様々!自己分析を行うことで、自分の適性や適職を見極めたり面接での自己PRや受け答えに役立つのでぜひ試してみてください!
自分史を作成
自己史とは、自分の過去の出来事を時系列に整理しまとめることで、自分の価値観を明確にするフレームワークです。幼少期から今に至るまで印象に残っている事柄を書き出していくことで、共通する行動や思考、価値観などを発見することができ、自分の人生や仕事に対して重要視することを洗い出すことができます。
また、図だと学生時代までになりますが、社会人になってからのこともまとめてみると、より理解が深まります。
Will・Can・Mustを作成
Will・Can・Mustは、Will「やりたいこと」・Can「できること」・Must「すべきこと」をまとめることで、Will・Can・Mustに一致する要素をもとに、自分のキャリアプランや将来設計、実現のために自分に適した仕事が見出せます。
ポイント
Will「やりたいこと」…その仕事に就いて実現したいこと期待すること
Can「できること」…自分の長所やスキルをもとにその仕事で自分が行えること
Must「するべきこと」では入社後、会社から求められること
ジョハリの窓を作成
「開放」「秘密」は自分が思う自分を書き出し、「盲点」は自分をよく知る家族や友人に自分についてヒアリングしてまとめてみましょう。
ジョハリの窓は、「自分から見た自分」と「他人から見た自分」に分けて自分の特徴をまとめることで自己理解を深める分析方法です。
ポイント
「開放」…自分も他者も知っている自分の特徴
「秘密」…自分のみ知っている自分の特徴
「盲点」…自分では盲点だった他者が知る自分の特徴
「未知」…秘密や盲点から導き出せる特徴があれば記載(空欄でもOK)
ライフラインチャートを作成
ライフラインチャートはこれまでの人生での自身の幸福度を1本の曲線で示すことで、自身にとって何が幸せなのか物事の優先順位をつけ価値観を明確にできます。
チャートからは、自分が人生でどういった選択をしてきたのか、その結果どういった成功や失敗をしているのか、自分の選択の傾向や心の動きをつかむことができるため、転職の失敗防止や、自分がモチベーションを持って取り組みやすい仕事探しのヒントとしても役立ちます。
ポイント
横軸…年齢
縦軸…自分の感情の動き(幸福度)
自己分析ツールを活用
ここまで挙げたフレームワークにハードルを感じる場合は、まずは自己分析ツールを活用してみましょう。
自己分析ツールは、自己分析が苦手な人に向けて、さまざまな転職サービスで出ているため、難易度も高くなく、自分に合ったツールで試すことができます。
キャリアタイプ診断…自分の性格や能力傾向、行動基準、向いている仕事のスタイルや起業風土を知ることができます。
COLOR INSIDE YOURSELF…自己分析にくわえ、簡単な自己PR文を作成してくれるツールです。
Qesuti…様々な自己分析ツールがそろっているため、いくつか試したいという人におすすめです。
2.業界研究を行う
自己分析を通して、どういった業界の仕事に就きたいか見えてきたら、次は企業や業界の研究を行いましょう。
自分の就きたい企業や業界への知識を深めることで、自分のやりたいことや希望と乖離がないか再確認できるためミスマッチが防げるとともに、業界や企業への理解が深まるため面接時の志望動機や受け答えにも役立てられます。
- 業界の将来性や動向を知る
- 業界TOPの企業やライバル企業のページを見る
- 関連する・近しい業界についても調べる
- 改めて自分の志望先を振り返る
3.興味のある仕事から探す
自己分析や業界研究を行った後、自分が興味を持っている業界から仕事を探してみましょう。
興味のない業界の仕事に就いてしまうと、モチベーションが上がらないままダラダラ働くことになったり、社内でなかなか良い評価をもらえず同期や後輩が先に昇進したりして、会社を辞めてしまうリスクがあります。
仕事探しにおいて、自分が興味のある業界・職種であるかどうかはかなり重要なポイントです。
自己分析や業界研究を入念に行えば、少なからず気になる業界が出てくるはずなので、その業界の求人をチェックして自分の理想により合う仕事を選ぶようにしましょう。
なお、興味を持てる仕事かどうかの基準は業務内容だけではありません。給与の高さ、福利厚生、ワークライフバランスなど、労働条件の優先順位もはっきりさせておくと、より求人を絞りやすくなります。
4.自分が得意としている仕事を探す
自分の得意なスキルを活かせる仕事を探して転職できれば、自分が理想とする働き方ができる可能性が高いです。
仕事をするうえで、苦手な業務を克服することに時間をかけるより、元々得意な業務のスキルを伸ばしていく方が、早く自分の理想とするキャリア像に近づきます。
たとえば、「無事故無違反でゴールド免許を取得している」といった運転スキルに自信がある方は、仕事中のほとんどを運転業務に集中できる「配送員」「ナイト系ドライバー」が適しています。
もし、自分一人で考えても得意なスキルがわからない場合、家族や友人といった第三者に自分の特徴や印象を聞いて分析していく「他己分析」を行うのがおすすめです。
他己分析をすることで、今まで自分では気づけなかった得意なスキルがわかるのはもちろん、新たな自分の長所を知るきっかけにつながるので、転職活動時の自己PRが作成しやすくなるメリットもあります。
5.就業形態から探す
就業形態の違いから理想の仕事を選択するのも一つの方法です。
就業形態は、主に「正社員」「契約社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」「業務委託」の5種類があります。
それぞれの特徴、メリット・デメリットは以下の通りです。
就業形態 | 特徴 | メリット | デメリット |
正社員 | 雇用期間に制限がない労働契約を結んだ正規雇用者 |
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契約社員 | 雇用期間に制限がある労働契約を結んだ非正規雇用者 |
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派遣社員 | 派遣会社と契約して働く非正規雇用者 |
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アルバイト・パート | 1週間の所定労働時間が正社員よりも短い非正規雇用者 |
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業務委託 | 企業から自社の業務の一部を委託される者(個人事業主) |
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各就業形態のメリット・デメリットを理解したうえで、「自分の生活スタイルに支障が出ない働き方はどれなのか」「どのくらい収入を得たいのか」など自問自答していけば、自分の理想とする仕事を見つけやすくなります。
6.転職サイトやエージェントを利用する
いざ希望する業界が決まったらここからは求人探しとなります。
自分の志望業界に特化した転職サイトやエージェントを見つけて求人探しをしましょう。
自分のペースで転職活動をしたい場合は転職サイトを、アドバイスや提案を受けて進めたい場合はエージェントを活用することをおすすめします。
一つのことに集中する仕事への取り組み方
一つのことに集中できる仕事が分かったところで、ここではその仕事でより評価される人材になるために押さえておきたい仕事への取り組み方のポイントを解説します。
「一つのことに集中したい人の特徴」でご紹介した短所の部分を補える側面もありますから、シングルタスカ―であることを不利に感じている方はぜひ参考にしてみてください。
業務に関係のない雑念はメモをとっておく
一点集中型の人は高い集中力が長所でもありますが、業務中に余計なことを考えてしまったり、追加で発生した業務などに意識が向いてしまったりすると、一つのことに集中できない場合もあるでしょう。
そんなときは、雑念や緊急性の高くないもの、あとで着手しようと思った内容などをメモに残しておき、あとで改めて確認するのがベストです。今の業務に関係のないことは文字にしてアウトプットしておけば、思考があちこちに散らばらず、一つの業務に集中できるようになります。
タスクを細分化・明確化する
一つのことに集中する仕事といっても、作業目的は一つでも過程や締切が細かく分けられているものもあります。その際は「資料作成」のようなざっくりしたタスクを設定するのではなく、「参考資料を探す」「競合他社のサイトを確認する」というように一つのタスクを細分化すると良いでしょう。
シングルタスカ―はマルチタスクが苦手なので、同時に作業を並行して進めるのではなく、自分の中で一つひとつ区切りを設けて作業を細分化すると、やるべきことが明確になって一つのことに集中しやすくなります。
また、大きなタスク設定ではゴールが長いために集中力が途切れやすくなってしまいますが、タスクを細分化することで作業自体へのハードルも下がるというメリットがあります。
タスクに優先順位をつける
タスクを細分化&明確化できたら、次はそれらのタスクの優先順位をつけましょう。
急ぎでやるべきもの、締切に余裕があるものなどタスクを整理し、優先順位をつけて振り分けてみてください。このように、どの作業に集中すべきなのかを自分の中で把握しておくとストレスなく効率的に作業に取り組めるようになります。
また、優先順位をつけておけば今の仕事をどれくらいの時間で遂行しなければならないのか、残りのタスクにどれだけ時間を割けるのかが明確になり、時間の管理もしやすくなりますよ。
タスクを入れない時間を設ける
一つのことに集中して仕事するために、タスクを詰め込んで作業する人も多いでしょう。
しかし、あえてタスクを入れない時間を設けて1日数回、各15分~30分程度の休憩を取るようにすると、適度に集中力を維持しやすくなります。結果的に生産性が上がって効率良く作業を進めることができるのです。
また、作業時間に余裕を持たせておけば、万が一緊急対応や差し込みの案件が降りてきた場合にも対応しやすくなるというメリットがあります。
一つのことに集中する仕事で自分らしく働こう
ここまで、一つのことに集中する仕事の特徴やおすすめの仕事をご紹介しました。改めて、今回解説した内容についておさらいしていきましょう。
- 一つのことに集中したい人は専門的な知識やスキルが身につきやすく、仕事のクオリティが高いという長所がある
- 一つのことに集中したい人に向いている仕事は、業務内容が具体的で専門性が高いという特徴がある
- 一つのことに集中する仕事への取り組み方として、雑念をメモにとる、タスクを細分化して優先順位をつける、タスクを入れない時間を設けるといったポイントがある
以上のポイントを押さえて、自分に合った仕事をぜひ見つけてみてくださいね!
一つのことに集中しながらしっかり稼げる仕事をご紹介
一つのことに集中すると同時にしっかり稼げる仕事をお探しなら、ナイト系送迎ドライバーがおすすめです!
実際にナイト系送迎ドライバーとして働いていた経験があるので、おすすめの理由について私なりにご紹介します。
理由は大きく分けて2つです。
- 一つのことに集中して働ける仕事
- 頑張った分だけ収入アップが目指しやすい
1つは、車でお客様のもとに女性キャストを派遣し、キャストの仕事が終われば迎えに行って、次の現場や待機所へ送り届けるといった仕事で、非常にシンプルな点です。
送迎するエリアも広範囲ではないので、複雑に考える必要がありません。
はじめは道を覚えたり、道が混雑していた場合のルートを検討したり、キャストの前の仕事が押してしまって次の現場まで時間がないというように大変なことはあります。しかし、カーナビがあるので初めての場所でも安心ですし、慣れたら機械的に送迎できるようになります。
そして2つめは、お給料が高めに設定されている場合が多く、スキマ時間でも収入アップが目指しやすい点です。
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一つのことに集中する仕事で高収入も狙いたいというのであれば、ナイト系送迎ドライバーをぜひチェックしてみてください!